社長、今日も語ります
トーコの取材ノート

【アンサー回】“それっぽいけど、自分ごとにならない” コラムとの距離感

〜番外編|トーコ、社長に聞いてみたシリーズ〜
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PROFILE

こんにちは。バックオフィスで働くトーコです。
先週は雪が降りましたね*
大阪は久しぶりの雪だったので積もるのか...と期待してましたが積もりませんでした(笑)
十数年ぶりに雪だるまを作りたかったトーコです♡


✦ Column written by Re/CTO✦ 2026/02/13

前回のコラムのアンサー回

今回は前回のコラム『それっぽいけど、自分ごとにならない” コラムとの距離感』のアンサー回。
実際に社長(以下 本田)に聞いた内容をコラム形式でまとめてみました٩(ˊᗜˋ*)و゚・

「いいな、とは思う。でも自分の会社に落とし込めない」

今回のきっかけは、いつもコラムを読んでくれている医療系企業の営業(以下 甲斐さん)からの一言でした。

ーー コラム見て、あ~いいなぁとは思うんです。でも、うちの会社で何をしたらいいのかが全然わからないんですよね...

これ、甲斐さんだけじゃないと思います。
この話を本田にしたところ、こんなことを言っていました。

ーー それ、むしろ“普通”やと思う。たぶん世の中の99%の人はそうやで。

その理由はシンプルで、そしてとても人間っぽい話でした。

行動を変える、って「筋肉痛」が出る行為

本田いわく

ーー 行動を変えることを「行動変容」って言うんやけど、この行動変容には必ず“ 筋肉痛 ”が出るねん。

今までのやり方を変えるということは、

☑︎ 考え方を変える
☑︎ 体の動かし方を変える
☑︎ 手順や段取りを変える

…つまり、“ 慣れたラクな線路 ”から一度外れること。
ダイエットの例がわかりやすいかもしれません。

▼△▼△▼△▼△▼
痩せたい → 生活習慣を変えないといけない。でも、本気で変えられる人は少ない。
▼△▼△▼△▼△▼

だからこそ、
☑︎ 飲むだけで痩せる サプリ
☑︎ 通うだけで痩せる ジム

みたいなサービスがずっと無くならないし、それでもなお、痩せられない人がたくさんいるわけです。

それくらい『行動を変える』はしんどい。

DXやシステム導入も、実はまったく同じで、

◆―――――――
このボタン押したら、10分の作業が1分になるのに、なんでみんな使ってくれないんやろ?
―――――――◆

とエンジニア側が首をかしげる裏側には、

◆―――――――
・覚えるのめんどくさい
・慣れたやり方のほうがラク

―――――――◆

という、ものすごく正直な“人間の本音”があるんですよね。

☆★☆☆★☆☆★
それっぽいけど、自分ごとにならない” コラムとの距離感
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☆★☆☆★☆☆★

それでも人が「本気で変わる」3つの条件

じゃあ、行動変容なんて無理ゲーなのか?というと本田は「ちゃんと変わるケースもある」と言っていました。
そこには、だいたい共通する条件があるそうです。
条件というのはこんな感じです。

① 変わらないと“本当にヤバい”とき

・このままだと会社が潰れる
・このままだと自分のクビが飛ぶ
・このままだとお客さんに大迷惑がかかる

病院で「この生活やめないと命に関わりますよ」と言われて本気でお酒をやめる人がいるように、 命綱レベルの危機感 があると人は変わります。

② 変わったときのメリットが、バカみたいに大きいとき

・これをやれば、売上の桁が変わる
・この仕組みに変えると、給料が確実に上がる
・自分の負担が目に見えて減る

「しんどさ」を上回る、“ ごほうび ”がハッキリ見えているとき。

▼△▼△▼△▼△▼
行動するしんどさ < もらえるメリット
▼△▼△▼△▼△▼

の公式ができた時に、人は動きます。

③ 行動を変えないといけない人が“ ごく一部 ”のとき

・100人のうち、2~3人だけが新しいやり方を覚えればいい
・その数人が変われば、他の人たちも自然に恩恵を受ける

このパターンは、組織としては成功しやすいです。
『お願い、あなただけは新しいやり方を覚えて!その代わり、みんなでサポートするから』

「ゼロからイチをつくってくれたら、あとは自分たちで」は本当?

甲斐さんが言っていたこと。

ーー ゼロからイチにしてくれたら、1から100までは自分たちの仕事やと思うんです。

これはすごく前向きな言葉なんですが、本田はちょっと首をかしげていました。

ーー ゼロ→イチを作ってもらっても、結局“ 明日からの行動を変える ”のは自分らやからね。そこが一番しんどいんよ。

行動変容の話ですね...
仕組みを入れてくれる人(システム会社)がゼロ→イチを作ることはできます。
でも、

◆―――――――
・明日から違う画面を開く
・今まで電話してたところを、チャットに変える
・紙に書いていたものを、システムに打つ

―――――――◆

この「手の動き」を変えるところが、一番つらい。
だからこそ、『 イチを作ってもらえれば、あとは何とかなるでしょ。 』と考えるのは、ちょっとだけ危険なのかもしれません。

じゃあ、甲斐さんは何をしたらいいのか?

ここからが、本田からの“アンサー”です

『行動変容って大変なんですよ〜』だけで終わったら、ただのきれいごとコラムで終わってしまうので(笑)
甲斐さんとの会話をもとに、『もし本気で会社を変えたいなら、何から始めるといいか?』を本田なりに整理してみたポイントも、ここに置いておきます。


① トップにちゃんと「直談判」する

なんとなく現場だけで頑張るのではなく、

☑︎ いま困っていること
☑︎ このままだとまずいと思っていること
☑︎ どう変えたいと思っているか

を、社長や事業のトップにちゃんと伝えること。
トップの言葉には、やっぱり重みがあります。
上からの「これを本気でやろう」がないと、現場はどうしても腰が重くなってしまうからです。

② ひとりで抱え込まず、一緒に動ける“仲間”をつくる

DXやIT導入は、ひとりで背負うには重すぎます。

☑︎ 判断できるトップ層(社長・役員など)
☑︎ ベテランの現場担当
☑︎ 日々のオペレーションを握っているリーダー(係長・課長など)

この3人で「まずはどこから変えるか?」を考え始めるイメージです。

③ 「変えた先のメリット」を、みんなの言葉で決める

よくあるのが、

☑︎ 生産性が20%上がります!
☑︎ 残業が減ります!

と、システム側の言葉だけで語ってしまうパターン。
でも本当に現場がほしいのは...

☑︎ 月末のあの地獄の残業が1日分なくなる
☑︎ この入力を半分の時間で終わらせられる
☑︎ お客様対応にもっと時間を回せる

といった、自分たちの生活や仕事の実感に近いメリットです。
ここを、トップと仲間と一緒に『こうなったら嬉しいよね』と言葉にしておくと、行動変容のハードルが少しだけ下がります。


▼「変えられない自分」を責めなくていい

本田は、こんなことも言っていました。

ーー コラムを読んで“いいな”とは思う。でも、まだ自社では何もできていない。

それはそれで、悪いことではありません。
この状態って、決して「やる気がない」わけでも、「センスがない」わけでもありません。

◆―――――――
・業界の文化が古い
・社内にそういう話をする空気がない
・誰かが“最初の一歩”を言い出すだけで、すごく勇気がいる
―――――――◆

そんな中で、「なんとかしたいなぁ」とモヤモヤを抱えていること自体が、すでに一歩だと、本田は言っていました。

❁今日のまとめ❁



「いい話やけど、自分ごとにならない」のは、あなただけじゃない



☑︎ 行動を変えるのは“筋肉痛”が出るくらいしんどい
☑︎ それでも変われるのは「危機」「超メリット」「少人数で済む」など条件がそろったとき
☑︎ 本気で変えたいなら、トップ+仲間+メリット言語化の3点セットがカギ

コラムを読んで、『うちでも、ほんまは何か変えたいねんけどなぁ…』と、どこかでもやっとしている誰かの“背中”に、そっと指先が触れたらいいなと思っています。

次回は、本田が話していた「行動変容をなるべく伴わせないDX方法」や「実際の実例」の話にも触れていきます◡̈


/// 同じように悩む方の少しでも何かのヒントになれば.... ///

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