前回のコラムのアンサー回
今回は前回のコラム『それっぽいけど、自分ごとにならない” コラムとの距離感』のアンサー回。
実際に社長(以下 本田)に聞いた内容をコラム形式でまとめてみました٩(ˊᗜˋ*)و゚・
「いいな、とは思う。でも自分の会社に落とし込めない」
今回のきっかけは、いつもコラムを読んでくれている医療系企業の営業(以下 甲斐さん)からの一言でした。
ーー コラム見て、あ~いいなぁとは思うんです。でも、うちの会社で何をしたらいいのかが全然わからないんですよね...これ、甲斐さんだけじゃないと思います。
この話を本田にしたところ、こんなことを言っていました。
ーー それ、むしろ“普通”やと思う。たぶん世の中の99%の人はそうやで。その理由はシンプルで、そしてとても人間っぽい話でした。
行動を変える、って「筋肉痛」が出る行為
本田いわく
ーー 行動を変えることを「行動変容」って言うんやけど、この行動変容には必ず“ 筋肉痛 ”が出るねん。
今までのやり方を変えるということは、
☑︎ 考え方を変える
☑︎ 体の動かし方を変える
☑︎ 手順や段取りを変える
…つまり、“ 慣れたラクな線路 ”から一度外れること。
ダイエットの例がわかりやすいかもしれません。
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痩せたい → 生活習慣を変えないといけない。でも、本気で変えられる人は少ない。
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だからこそ、
☑︎ 飲むだけで痩せる サプリ
☑︎ 通うだけで痩せる ジム
みたいなサービスがずっと無くならないし、それでもなお、痩せられない人がたくさんいるわけです。
それくらい『行動を変える』はしんどい。
DXやシステム導入も、実はまったく同じで、
◆―――――――
このボタン押したら、10分の作業が1分になるのに、なんでみんな使ってくれないんやろ?
―――――――◆
とエンジニア側が首をかしげる裏側には、
◆―――――――
・覚えるのめんどくさい
・慣れたやり方のほうがラク
―――――――◆
という、ものすごく正直な“人間の本音”があるんですよね。
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それっぽいけど、自分ごとにならない” コラムとの距離感
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AI・IoT事業部
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それでも人が「本気で変わる」3つの条件
じゃあ、行動変容なんて無理ゲーなのか?というと本田は「ちゃんと変わるケースもある」と言っていました。
そこには、だいたい共通する条件があるそうです。
条件というのはこんな感じです。
① 変わらないと“本当にヤバい”とき
・このままだと会社が潰れる
・このままだと自分のクビが飛ぶ
・このままだとお客さんに大迷惑がかかる
病院で「この生活やめないと命に関わりますよ」と言われて本気でお酒をやめる人がいるように、
命綱レベルの危機感 があると人は変わります。
② 変わったときのメリットが、バカみたいに大きいとき
・これをやれば、売上の桁が変わる
・この仕組みに変えると、給料が確実に上がる
・自分の負担が目に見えて減る
「しんどさ」を上回る、“
ごほうび ”がハッキリ見えているとき。
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行動するしんどさ < もらえるメリット▼△▼△▼△▼△▼
の公式ができた時に、人は動きます。
③ 行動を変えないといけない人が“ ごく一部 ”のとき
・100人のうち、2~3人だけが新しいやり方を覚えればいい
・その数人が変われば、他の人たちも自然に恩恵を受ける
このパターンは、組織としては成功しやすいです。
『お願い、あなただけは新しいやり方を覚えて!その代わり、みんなでサポートするから』
「ゼロからイチをつくってくれたら、あとは自分たちで」は本当?
甲斐さんが言っていたこと。
ーー ゼロからイチにしてくれたら、1から100までは自分たちの仕事やと思うんです。
これはすごく前向きな言葉なんですが、本田はちょっと首をかしげていました。
ーー ゼロ→イチを作ってもらっても、結局“ 明日からの行動を変える ”のは自分らやからね。そこが一番しんどいんよ。
行動変容の話ですね...
仕組みを入れてくれる人(システム会社)がゼロ→イチを作ることはできます。
でも、
◆―――――――
・明日から違う画面を開く
・今まで電話してたところを、チャットに変える
・紙に書いていたものを、システムに打つ
―――――――◆
この「手の動き」を変えるところが、一番つらい。
だからこそ、『 イチを作ってもらえれば、あとは何とかなるでしょ。 』と考えるのは、ちょっとだけ危険なのかもしれません。
じゃあ、甲斐さんは何をしたらいいのか?
ここからが、本田からの“アンサー”です
『行動変容って大変なんですよ〜』だけで終わったら、ただのきれいごとコラムで終わってしまうので(笑)
甲斐さんとの会話をもとに、『もし本気で会社を変えたいなら、何から始めるといいか?』を本田なりに整理してみたポイントも、ここに置いておきます。
① トップにちゃんと「直談判」する
なんとなく現場だけで頑張るのではなく、
☑︎ いま困っていること
☑︎ このままだとまずいと思っていること
☑︎ どう変えたいと思っているか
を、
社長や事業のトップにちゃんと伝えること。トップの言葉には、やっぱり重みがあります。
上からの「これを本気でやろう」がないと、現場はどうしても腰が重くなってしまうからです。
② ひとりで抱え込まず、一緒に動ける“仲間”をつくる
DXやIT導入は、ひとりで背負うには重すぎます。
☑︎ 判断できるトップ層(社長・役員など)
☑︎ ベテランの現場担当
☑︎ 日々のオペレーションを握っているリーダー(係長・課長など)
この3人で「まずはどこから変えるか?」を考え始めるイメージです。
③ 「変えた先のメリット」を、みんなの言葉で決める
よくあるのが、
☑︎ 生産性が20%上がります!
☑︎ 残業が減ります!
と、システム側の言葉だけで語ってしまうパターン。
でも本当に現場がほしいのは...
☑︎ 月末のあの地獄の残業が1日分なくなる
☑︎ この入力を半分の時間で終わらせられる
☑︎ お客様対応にもっと時間を回せる
といった、
自分たちの生活や仕事の実感に近いメリットです。
ここを、トップと仲間と一緒に『
こうなったら嬉しいよね』と言葉にしておくと、行動変容のハードルが少しだけ下がります。
▼「変えられない自分」を責めなくていい
本田は、こんなことも言っていました。
ーー コラムを読んで“いいな”とは思う。でも、まだ自社では何もできていない。それはそれで、悪いことではありません。
この状態って、決して「やる気がない」わけでも、「センスがない」わけでもありません。
◆―――――――
・業界の文化が古い・社内にそういう話をする空気がない・誰かが“最初の一歩”を言い出すだけで、すごく勇気がいる―――――――◆
そんな中で、
「なんとかしたいなぁ」とモヤモヤを抱えていること自体が、すでに一歩だと、本田は言っていました。
❁今日のまとめ❁
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「いい話やけど、自分ごとにならない」のは、あなただけじゃない\
☑︎ 行動を変えるのは“筋肉痛”が出るくらいしんどい
☑︎ それでも変われるのは「危機」「超メリット」「少人数で済む」など条件がそろったとき
☑︎ 本気で変えたいなら、トップ+仲間+メリット言語化の3点セットがカギ
コラムを読んで、『うちでも、ほんまは何か変えたいねんけどなぁ…』と、どこかでもやっとしている誰かの“背中”に、そっと指先が触れたらいいなと思っています。
次回は、本田が話していた「行動変容をなるべく伴わせないDX方法」や「実際の実例」の話にも触れていきます◡̈
/// 同じように悩む方の少しでも何かのヒントになれば.... ///