【女性エンジニア座談会】
性別に関係なく活躍できる会社で、ITエンジニアの仕事に挑戦中

ITの現場では女性の活躍が期待されています

──まず、自己紹介を兼ねて、それぞれ携わっている業務内容を教えて下さい。

Yさん　私は金融系のシステム開発プロジェクトに携わっています。プロジェクトの進捗を管理する事務局「PMO」に所属していて、進捗を確認する会議について、参加者の日程調整や会議室の確保、議事録を作成などが主な仕事です。複数のプロジェクトが同時進行していて、中には数百万人ものユーザーが使うシステムの導入プロジェクトも。それぞれを予定通りに完遂できるように調整しなければならないのが大変ですが、やりがいにもなっていますね。
 
Fさん　私が携わっているのは、大手通信会社のプロジェクト。Wi-Fi アクセスポイントの設置から撤去までの工事について、日程を調整するのが仕事です。カフェに設置する小規模なものから、空港に設置する大規模なものまで、工事規模は様々。当初は、工事後に施工会社さんから提出される報告書の確認業務だけだったのですが、最近では工事の日程調整まで任せてもらえるようになったので、自己成長を実感しています。
 
Yさん　私の場合、「SAP」という経営支援システムを使っている企業の現場で、システムのユーザーと管理者の橋渡し役を務めています。例えば、ユーザー側から「システムがうまく動かない」という連絡があれば、管理者側にそれを伝え、システム改修が必要であれば、そのスケジュールを調整。改修作業が終わったら、その報告書を作成してユーザー側に提出します。最近、ユーザー側の担当の方から、「Yさんが機転を働かせて、我々の知りたいことを報告してくれるので、非常に助かる」と評価していただけて。とてもうれしかったですね。
 
Aさん　私は、大手メーカーさんの現場で、テスターという業務に携わっています。具体的には、製品のソフトウェアをアップデートする時に使うシステムが正常に動作するかどうか、検証する仕事。最近は、だいぶ業務に慣れてきて、大きな不具合だけではなく、見落としがちな小さな不具合まで発見できるようになりました。そうしたきめ細かな仕事は、女性向きかもしれません。というのも、私のいる現場では「女性テスター大歓迎」という方針。つい最近、女性テスターの数が男性を上回りましたから。

異業種からの転職でも大丈夫

──皆さん、ITを扱う最前線で活躍しているのですね。しかし、まだまだ女性のITエンジニアは少ないのが実情だと思います。その中で、皆さんはなぜ、エンジニアを目指したのでしょうか。

Yさん　私の場合、「ITエンジニアの世界は性別や年齢に関係なく、専門知識さえ身につければフェアに評価してもらえる」と思ったことが大きかったですね。それに、IT業界に将来性もある。それで美容部員の仕事から転職しました。悟空テクノロジーズに興味を持ったのは、未経験からエンジニアに挑戦できるところです。
 
それに、面接の時、社長の野田さんが「創業したばかりの会社なので、一緒に成長していきましょう」と。前職では百貨店で化粧品を販売していたのですが、女性ばかりの職場。人間関係で難しさを感じて、「しがらみがない職場を選びたい」と思っていたから、これから組織を作っていく環境に魅力を感じましたね。
 
Fさん　私の場合は、体力的にラクなデスクワークであり、将来的に結婚や出産を迎えた後もテレワークで働けることが、ITエンジニアを選んだ理由です。前職は、パティシエだったのですが、予想以上に重労働で。「長く続けるのは厳しい」と感じて、転職活動を始めました。
 
その中で「悟空テクノロジーズで働きたい！」と思った決め手は、面接の時、社長の野田さんから「顧客企業の課題解決に努め、社会インフラを支えている」と聞いたこと。「ここなら社会や人のために役立つ仕事ができる」と思って決めました。

Yさん　私はモノづくりがやりたくて、ITエンジニアを選択しました。もともとは金属工芸に関心があって。“鍛金”という技術を学ぼうと、高校卒業後の3年間、美大への入学にチャレンジ。でも、合格できなくて。それで、同じモノづくりの世界で、新しいことに挑戦できるIT業界を目指すことに決めたのです。
 
就職先を探す中で、悟空テクノロジーズに決めたのは、面接の時に「資格取得に対する支援制度がある」と聞いたこと。スキルアップ支援が充実しているから、「この会社なら、未経験からでも意欲さえあれば、エンジニアになれる！」と思いました。
 
Aさん　私は「仕事の効率を高める仕事」に興味を持ったことが、ITエンジニアの道を志すきっかけになりました。前職では、化粧品メーカーで生産管理に携わっていて。でも単調な業務の繰り返しに、「長く続けても成長できない」と感じるようになったのです。ちょうどその頃、「DX」という言葉が話題になっていて。「ITによって業務効率を高めれば、もっと発展的な仕事ができる」という考え方が魅力的で、自分もエンジニアを目指そうと思ったのです。
 
その後、未経験からでもITエンジニアに挑戦できる転職先を探す中で、悟空テクノロジーズと出会いました。決め手は、将来性や発展性を感じたことと、同世代の女性のメンバーも多かったこと。仲間と切磋琢磨しながら技術スキルを高め合えることが、魅力的でしたね。

金髪やネイルもOKな職場です！

──女性にとって、ITエンジニアの仕事が魅力的であることが、よくわかりました。では入社後、女性が働く場としての悟空テクノロジーズの企業カルチャーについて、感じていることをシェアして下さい。

Yさん　ネイルすることや髪を染めることがOKなのは、ありがたいですね。金髪の女性エンジニアもいますよ。ドレスコードは、それぞれの現場によって違いますが、オフィスカジュアルであれば全く問題ないです。
 
Fさん　確かに。私はパティシエ時代、ユニホーム着用が義務だったから、服装が自由なのは凄く嬉しい。それに、ピアスや指輪などのアクセサリーを身につけるのも自由。他には、同世代の女性メンバーが多いので、日常会話が楽しいですね。お互い、ニックネームで呼び合っています。
 
Aさん　YさんもFさんもオシャレだから、私はコーデを参考にさせてもらっています。とはいえ、現場によってはリモートワークの場合もあるから、オシャレを競い合うこともないですね。それから、特徴的な企業カルチャーといえば、クラブ活動が盛んなこと。趣味が同じメンバー同士が集まって、ワイワイ楽しんでいます。
 
Yさん　クラブ活動は、入退部も掛け持ちも自由で、気楽に参加できます。違う現場のメンバーと、部活を通じて交流できるのがいいですよね。それに、部活だけでなく、メンバー同士の飲み会も多い。女子会もやっていますよ。そうだ、今回の座談会のメンバーで女子会やりましょうか？
 
Yさん Fさん Aさん　いいねー。企画して！

──盛り上がりそうですね！ 最後に、それぞれの今後の目標を聞かせて下さい。

Yさん　私は、悟空テクノロジーズの女性エンジニアのロールモデルになりたいと思っています。例えば、自分が何かライフイベントを迎えた時、産休・育休や時短勤務などを活用した実績を作りたいですね。
 
Fさん　私も同じく、女性エンジニアが長く働ける職場環境を整えていくことに、貢献したい。そのためにもリモートワークでもしっかり成果を出せる技術スキルを身につけたい。そうすれば、結婚・出産後も働き続けられますから。
 
Yさん　前職が保育士だったメンバーもいるから、女性エンジニアの活躍を支援する環境整備は色々とできそうですね。私もそうしたことに貢献したい。また、個人としては、LPICやJavaの資格を取得して、技術スキルをアップしたいと思っています。
 
Aさん　私は、ITの基礎知識を学び、取り組める業務の幅を広げていきたい。そのために、まずはITパスポートの資格取得を目指しています。将来的には、ワークライフバランスが図れるエンジニアになりたい。K-POPアイドルが好きなので、終業後にライブへ行きたいからです！