■N.A(エンジニア)
人間の知的活動の多くの領域でAIが導入されるなど、ITの発展はめざましい。その中で、ITエンジニアが活躍するフィールドも、大きく拡大している。悟空テクノロジーズは、その社会的ニーズを満たすため、未経験からITエンジニアを目指す若い世代を採用。IT知識を習得できる環境を提供して、ITを扱う現場で活躍できるようにサポートしている。今回は、異業種から同社に転職したN.Aを取材。悟空テクノロジーズでITエンジニアとして働く魅力について、語ってもらった。
地震の被災者の生活インフラを支えました
大手通信会社の現場で、ヘルプデスクの仕事に携わっています。私の役目は、全国各地にある通信基地局に不具合が発生した際に、修理のための作業スタッフを手配すること。さらに、現地に向かった作業スタッフと連絡を取りながら、「テラターム」というツールを使い、遠隔地にある基地局のどこに不具合の原因があったのか、突き止める業務を担当しています。
24時間体制で不具合発生を監視している現場。私自身は、月の前半は日勤、月の後半は夜勤のシフトで働いています。不具合発生のアラートが鳴るのを、緊張しながら待機する時間が長いですね。
2024年元旦に発生した、能登半島地震による基地局の不具合対応に携わったことです。地震による甚大な被害が生じたため、不具合を把握するだけでも大変でした。私が担当した基地局の不具合の原因を特定するまでに、地震発生から10時間以上も掛かりました。というのも、機器内部の故障だけでなく、そこから伸びているケーブルが浸水してしまったことによる不具合もありましたから。
結局、地震による故障があまりにも多く、「すぐに復旧するのは難しい」という判断から、移動アンテナ車を派遣することに。その手配作業を私が担当しました。とても大変な日々でしたが、「被災地の通信インフラを復旧したい」という使命感に突き動かされていました。自分が携わっている業務の社会的重要性を実感でき、大きなやりがいを感じました。
コロナ禍で「テレワークができる職種」に注目
私は、大学こそ理系の学部でコンピュータのハードウェアについて学んでいましたが、就職先はITとは無関係の会社。ですから、全くの異業種からの転職で、エンジニアになりました。社会人のスタートは建設関連の卸売会社。リフォーム会社向けの営業に携わっていました。退職後、古着屋でアルバイト店員を務めながら、再就職先を探していたのですが、コロナの影響を受けて古着屋の経営が悪化してしまって。その時、「リモートワークができる仕事を探さないと、この先、収入が安定しない」と。エンジニアの仕事に目を向けたのです。
エンジニアであれば、大学で勉強したことが少しは役立つかもしれないし、営業や接客の経験を活かせば顧客企業と信頼関係が築ける。そう考えて、未経験からエンジニアを採用している企業を探した中で、悟空テクノロジーズの求人を見つけたのです。決め手は、社長の野田さんが面接の時の言葉。「人とのつながりを大切に考え、メンバーと一緒に成長していきたい」。とても共感しました。自分も「成長したい」という気持ちは同じでしたから。
研修で得たITインフラの知識が役立った
現在、携わっている現場で、不具合の特定が難しい仕事を任されるようになったことです。具体的には、専用基地局の不具合を見つける業務。専用基地局というのは、高層ビルやホテルなどの大型施設内に設置して、その施設内で通信できるようにするもの。かなり特殊な構造なので、仕組みに精通していなければ不具合への対処ができません。今まで身につけてきた知識と、積み上げてきた経験が評価されたからこそ、任せてもらえた。成長した証だと思っています。
2つあります。1つは、悟空テクノロジーズの研修。特にインフラについて学べたこと。国内の大学で、ITインフラについての詳しい授業があるところは少ないのではないでしょうか。私も理系の学部でしたが、インフラ系の授業はなかった。悟空テクノロジーズの研修で初めて、ネットワークの基礎を教えてもらえたことが、今の業務に大きく役立っていますね。
もう1つは、悟空テクノロジーズに“気心の知れた仲間がいる”という安心感があったこと。私はいつも、現場での業務を終えた後、東京・虎ノ門にある悟空テクノロジーズのオフィスに立ち寄るようにしています。そこには、同じ様に現場での終業後に集まってきた仲間がいる。現場の人間関係の悩みなど、同じ現場のメンバーには相談しにくいことでも、悟空テクノロジーズの仲間には話せる。そうした場があったおかげで、仕事へのモチベーションを保つことができたように思いますね。
マネジメントができるエンジニアになりたいです。人の成長に関わる仕事に取り組み、会社の成長に貢献したいと思っているので。また、エンジニアとしては、プログラミングができるようになりたい。今後はJavaなどの資格取得にも挑戦したいと考えています。
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