大国自動車交通株式会社
細野谷 稔 / 宮﨑 敏晴 / 岡﨑 洋輔
タクシー業界について、「年功序列で上下関係が厳しい、古い体質」というイメージを抱いている人も多いかもしれない。しかし実際は、年齢や入社歴に関係なく、フランクにつきあえる“ゆるい”社風の会社が少なくない。東京・三鷹市の大国自動車交通もそんなカルチャーをもつタクシー会社。今回は、いずれも大国自動車交通に入社して1年未満のドライバー、岡﨑 洋輔、細野谷 稔、宮﨑 敏晴の3名に、社風について語りあってもらった。
※『HIKOMAナビドライバー』では、イキイキと働くドライバーさん達のインタビュー記事を制作&掲載しています。この企業の雰囲気や他のドライバーさんたちの様子は、採用サイトよりご覧ください。
入社1年目ですが、攻めています
岡崎 それでは、自己紹介から始めましょうか。まず、私は1年ほど前に、未経験で大国自動車交通に入社しました。「まだ新人だ」という感覚が強いので、とにかくタクシーを走らせています。特定の駅で待つのではなく、乗車していただけそうなお客さまを自ら探しに行くんです。いま、攻めているエリアは、新宿と世田谷ですね。
細野谷 私も、岡崎さんと同じくタクシードライバーをはじめて、1年ほどです。私も基本的にはタクシーを走らせることでお客さまを探しに行っています。攻めているエリアは、六本木周辺を中心にして、新宿、渋谷、銀座――。そのあたりを回っています。
宮﨑 私は入社半年ほどです。私もやはり、どこかに停車して待つのではなく、世田谷を拠点として、環八通りに向かって走っています。自分なりの動き方を模索しているところです。
転職して月給が20万円近く上がった
岡﨑 お互いの入社までの経歴についても話しておきましょうか。私は前職では、牛乳の配達員をしていました。毎朝、軽トラックに乗り、100軒ほどのお宅を回っていました。でも、勤務先の経営がかたむいてしまって。そこで転職活動を開始。クルマを運転する仕事を続けたかったので、タクシー業界専門の転職エージェントにお世話になりました。その担当者の方から、「日本交通グループがいいですよ」とアドバイスしてもらったのをきっかけに、大国自動車交通に興味をもち、入社しました。
転職後は、前職に比べて月給が10万~20万円ほどアップしました。毎月、定額をもらっていた前職時代に比べて、月によって収入が上下する面はありますが、自分のガンバりしだいで収入を上げられる。長く続けたい仕事ですね。
細野谷 私はコンビニエンスストアのマネジメントをしていました。学校の建物のなかにあるお店で、いち販売員として働きながら、店舗経営をしていたんです。でも、ほかのチェーンのコンビニとのコンペで負けてしまい、その学校から出ていかなければならなくなって。それを機に、転職することにしました。
タクシー業界を選んだのは、クルマの運転が好きだったから。とくに、人を乗せて運転するのが好きだったんです。インターネットで求人情報を検索するなかで、大国自動車交通を見つけて。その際、介護タクシーの存在を知ったんです。これまで生きてきて50年弱。「他人のためになにかをしたおぼえがないな」と思いましてね。まずタクシー業界に飛び込み、いずれは介護タクシーのドライバーになって、人の役に立ちたいと思いました。
宮崎 私は家電量販店で、パソコン用のウイルス対策ソフトの販売員として働いていました。東京都内の店舗を転々と異動していたのですが、通勤時間が長い店舗への配属になると、キツかった。毎日4時間もの時間が、通勤で削られるんです。それがもったいないと思うようになったんです。
そこで、「そろそろ別の業界に行こう」と。大国自動車交通を選んだきっかけは、転職サイトからスカウトメールが来たこと。タクシー会社からのオファーは多かったんですが、そのなかで、業界最大手の日本交通グループであることが決め手になって、入社したんです。
「共に売り上げを伸ばしていこう」という社風です
岡崎 おふたりは、転職前の「タクシー業界」のイメージって、どんな感じでしたか? 私は正直、あまりいいものではなかったんですよ。
細野谷 ええ、私も。先輩ドライバーから「オマエ、やるのか? やらないのか? やるんだな。やるからには覚悟をしておけよ!」なんていわれるんじゃないかと、勝手に想像をふくらませて、おびえていたんですよ(笑)。先輩にはさからえない、パワハラがはびこっている古い体質なんだろうな、と。いまでこそ、笑い話ですけどね。入社後、イメージとは180度違う実情を知りました。入社歴も年齢も関係なく、ドライバー仲間どうし、稼げるポイントやお客さま対応のノウハウなんかを共有する、とてもフランクな風土がありますよね。
宮崎 確かに、転職前は「男くさくて年配者が多い業界」というイメージがありました。でも、私の場合、そのイメージがくつがえったのは、大国自動車交通の採用面接を受けたとき。面接担当を務めてくれた人事・採用担当の小林さんが、とても気さくで、ていねいに仕事のことを教えてくれた。「こういう人が幹部になる会社なら、大丈夫だろうな」と。「ここなら長く働けそうだ」と確信しましたね。
細野谷 いい意味で「ゆるい」んじゃないでしょうか。上下関係がキツくない。先輩ドライバーに気軽に話しかけられるし、アドバイスをもらえます。
岡﨑 そうですよね。私はタバコを吸わないのですが、喫煙室に行くんです。先輩ドライバーに話を聞きたいから(笑)。「朝方、どこに行ったらいいですかね」と聞くと、「世田谷と杉並を流してみたらどうだろう」とアドバイスをくれたり。
細野谷 お客さまを奪いあうライバルというより、「みんなで協力しあって売上を上げていこう」という社風ですよね。
お客さまの人生にかかわる仕事です
岡﨑 最後に、今後の目標を話しましょう。私は、日本交通グループのEDS(エキスパート・ドライバー・サービス)ドライバーになりたいです。お子さま、お身体が不自由な方、観光で日本に来られた海外の方――。さまざまな方の人生のひとコマにかかわることができれば、最高だと思っています。
細野谷 私もEDSに興味がありますね。そうなるためにも、接客力を高めたい。どんなお客さまであっても、タクシーにまつわるイヤな思い出をつくってほしくないですから。
宮﨑 まず無事故・無違反。これに徹します。この業界で長く生きていくには、安全が第一です。徹底した安全運転のもと、新たな夢を探していきます。
事業所概要
|所在地
東京都三鷹市深大寺2-21-15
|転載元サイト
https://hikoma.jp/ookuni-kotsu
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