■石塚 遥(入社1年目/つつじが丘認定こども園 保育士/3歳児クラス)
■荻窪 和実(入社3年目/つつじが丘認定こども園 保育士/フリー/プレ保育園、子育て支援センターも担当)
■田中 麻結(入社6年目/つつじが丘認定こども園 保育士/フリー)
埼玉県上尾市エリアの幼稚園として長年、地域に根ざした幼児教育を実践。平成29年度からは幼保連携型認定こども園となった「つつじが丘認定こども園」。豊かな緑をともなう広い園庭と、最新の設備をそなえた園舎。子育て支援センターの機能をもち、地域のお母さんたちに開かれているのが特徴だ。今回は入職1年目の先生、そのチューターを務める先輩の先生、そして幼稚園時代から同園で活躍する先生と、立場も経験も異なる3名が集合。日々の仕事内容、職場風土、そしてそれぞれの将来のことまで、存分に語りあってもらった。
子どもたちの人なつっこさに理想の姿をみた
田中 この3人のなかで、石塚先生は、認定こども園に変わってからの入職ですよね。「つつじが丘認定こども園」に決めた理由はなんだったのですか?
石塚 就活のとき、保育士向けの合同説明会に参加したのがきっかけです。就活ではかなり迷っていました。「人の役に立ちたい、子どもの成長の役に立ちたい」という軸はあったのですが、「それをかなえるための場所はどこがよいのかな」と。そんなふうに迷いながら参加した説明会で、永寿荘の採用担当者に再会したんです。過去に参加した説明会で、少しだけお話ししたことがあって。そうしたら、「前も来てたよね?」と声をかけてもらって。おぼえていてくれたことが、すごくうれしかったんです。それで詳しくお話を聞いたら、「子どものため、地域の方のため、保護者のため」という想いが強い園だと感じられて、「ここで人のために働ける先生になりたい」と思って入職を決めました!
荻窪 私も合同説明会に参加したのがきっかけでした。うちの採用担当者がとてもあたたかく迎えてくれたんですよね。後日、見学の案内ハガキが来て、行ってみたら、先生たちがみんなあたたかく迎えてくれて。そして、子どもたちが段違いに人なつっこいのも印象的だった。私のほうは黒づくめのリクルートスーツだったのに(笑)。子どもたちのほうから人見知りせずに「ねえ、なにしに来たの?」と目をキラキラさせて話しかけてくれて。その後、実習でもここに来させてもらったとき、先生全員が積極的に話しかけてきてくれて、もうここで働いているイメージが浮かんじゃったんですよ。「ここしかない! ほかは考えられない!」という状態になっていました(笑)。
田中 そうなんですね〜。私も見学で来たことが決め手だった。私の場合、専門学校2年の夏の終わりごろまで実習があったから、就活を始めたのは遅かったんです。いろいろな園を見に行ってたんですけど、夏休みで子どもが少ないから、あまりイメージがわかなくて。そんなとき、同じ保育の道をめざしていた友だちから教えてもらったのが「つつじが丘認定こども園」だったんです。見学に来たとき、ちょうど園の畑で育てたお米の収穫の日で、自然のなかでイキイキと活動していたのが印象的でした。近くの土手にお散歩にも行って。その雰囲気に惹かれて「ここで働きたいな」と思いました。
石塚 私も見学したのがちょうどイモ掘りの日でした! 子どもたちと一緒にイモ掘りをさせてもらって、すごく楽しかったのをおぼえています。
人間関係のグチ…、なにも思いつかない!
石塚 私はまだ1年目なので、先輩にも、保護者のみなさんにも、地域の方々にも、助けてもらってばかりの毎日です。ひとりで“いっぱいいっぱい”になっていると、必ず先輩たちが「大丈夫?」と声をかけてくれて。そうやって、ひと声かけてもらえるだけで「落ちつこう」と思える。悩みや疑問点は、本当にひんぱんに相談させてもらっています。
荻窪 1年目って、いちばんプレッシャーがありますよね。私も1年目のときは、本当に先輩たちに助けられました。「次はこれだから、これをやっておいたほうがいいよ」と前もって準備させてくれたり、「わからないのは当たり前だから! なんでも聞いて」と声をかけてくれたり。毎日、先輩たちのすごい姿を見てあせっていたら、「がんばりすぎだから、もっと頼ってね!」なんていってくれて。それから「ビシッとやるときはやって、でも終わったらパーッと打ち上げしよう!」という空気があるのも好きですね。私はお酒が好きなので(笑)。
田中 うちの先生たちはプライベートでも仲いいですよね。私も同期入職の3人で旅行に行ったり、テーマパークに行ったりしています。仕事の話もできるし、「お互いがんばってるな」と思えて、一緒に高めあえてる気がしますね。
荻窪 あと、うちは研修も充実していますよね。園に配属される前に永寿荘全体の宿泊研修があって。社会人の基礎を身につけられるし。そこで同期の仲がよくなるし。入った後もキャリアアップ、マネジメント、幼児教育の研修などなど、次々に受けていますよね。
田中 自分の興味がある分野については、自主研修にも行けますしね。
荻窪 私は今年、子育て支援センターも担当しているので、子育て支援センターのキャリアアップ外部研修にも行かせてもらいました。他園の情報がたくさん入ってきて、すごく自分の成長のためになったなと思います。
石塚 「永寿荘ならでは」ということでは、法人内に複数の園があるので、結婚や出産後に、選択肢がたくさんあるのもいいですよね。もともと「つつじが丘認定こども園」にいた先生が、お子さんを事業所内保育園にあずけるために、「おうぎの森保育園」に異動されて。とても親身に相談に乗っていただいた先輩なので、永寿荘に残ってくれて、うれしいです!
田中 「つつじが丘認定こども園」だけでなく、永寿荘の保育園は、どこも本当に職員間の仲がいいですよね。ほかのところが運営している園の先生たちも参加する外部研修に行くと、けっこう人間関係のグチを聞くんですけど…。私、そういうとき、なにもいいたいことが思いつかないですもん(笑)。
荻窪 本当に。先生たちの仲のよさは自慢したいくらいのレベル(笑)。
自然のなかで“どろんこ”になれる
田中 「つつじが丘認定こども園」ならではの特徴といえば、自然とのかかわりを大切にしているところですよね。自然を意識した季節行事が多いし、畑もあって。土手へお散歩に行ったり、園庭でどろんこ遊びをしたり、外でもたくさん活動できるのは、うちならではかな、と思う。
荻窪 うんうん。でも、それにもかかわらず園舎内がきれいなのも特徴ですかね。先生たちが朝、自発的に掃除しているから。自然にそういう空気になりましたよね。主任の先生が率先して動いてくれているのを見ると、「私もサボらないぞ!」と燃えちゃうんです(笑)。みんなで掃除すれば、短時間でキレイにできるしね。一人ひとりが園全体のことを思って動けている気がします!
石塚 先生たちが掃除する様子を子どもたちが見ているから、子どもたちが「汚れてるよ!」と気づいて教えてくれて、子どもたちと一緒に掃除することもあります。外でどろんこにもなれるし、自分たちの部屋をキレイにもできる。そういう環境だと、子どもたちもメリハリある生活習慣を身につけられますよね。
「先生が担任でよかった」といわれたい。
石塚 最後に、それぞれの目標を話していきましょうか。私はまだまだ、学びの毎日。「自分のなかでのやりたい保育」がしっかり見えてくるようになることが、まず目標です。そのうえでもっと先輩の役に立ちたいし、保護者の方々に「先生が担任でよかった」といってもらえるようがんばりたいです!
荻窪 私は性格的にあせっちゃうタイプなので、それをなくせるようにしたいのと、より計画的に保育を進められるようになることが目標ですね。子どもにはずっとかかわっていたいです。
田中 私は6年目になって、いまは後輩の指導に燃えています。これまでの5年間、壁にぶつかることもあったから、その経験を伝えてあげたくて。「こうしたほうがいいよ」だけじゃなくて、「こうしないほうがいいよ」もちゃんといってあげたい。厳しい役目と優しい役目、両方を担えたらと思っています。
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