前の法人では、特別養護老人ホーム、グループホーム、認知症対応型デイサービスで働いてきました。そんな私に声をかけてくださいったのが、現:グループホーム統括部長(当時:横浜はつらつ 所長)でした。正直、前職に不満があったわけではなく、通勤も遠くなる、それでも活人会で働いてみたいと思える理由がありました。
それは「介護職の在り方」に共感できたから。私たちの職場にいる利用者さんは認知症の方々。20年以上介護という仕事に携わってきたなかで、当初の社会には認知症に対しての偏見が多く見受けられました。
認知症があっても利用者さんの「心」は生きており、ひとりの人として尊厳を保ち続けることができる。社会にも偏見をなくすことを発信している。そんな、私の理想を、現実に実践していたのが活人会でした。
私たちの施設にいる認知症の利用者さんの中には、自分の要望を言葉などで伝えることが困難な方も多くいます。なぜ「そわそわ」しているのかな、なぜ「イライラ」しているのかな、「今日はステキな表情をされているな」など、いつもと違う「気付き」に向き合っていくことは、私たちの仕事では本当に大切です。
そして、対応するときに心がけているのは「喜怒哀楽」を分かち合うこと。「自分が笑顔になれば、相手も笑顔になる。相手が笑顔になれば、自分も笑顔になる。」という合わせ鏡を意識しています。
介護の本質は「人」とのつながり。介護職としてのやりがいを私は「人」とのつながりに感じています。
当法人は理事長を筆頭に、医療・介護・福祉の連携を強め、地域に貢献していこうという思いが一貫しています。利用者さんのことを一番に考え、職員のスキルアップにも余念がありません。介護職として必要な知識や技術、認知症介護に関する研修などに職員を積極的に参加させてくれます。
一方で「職員が幸せでないと、利用者さんを幸せにできない」という職員を大切にしてくれる法人です。そのひとつにクラブ活動があります。私はワンダーフォーゲル部に入っています。職場の仲間と、神奈川県では丹沢周辺を中心に出かけることも多く、とても楽しめています。
個人的に、将来仕事で実現できたら良いなと思い描いているのは垣根のない社会。
いまは認知症の利用者さんを専門とした施設ですが、認知症に限らず高齢者が利用できたり、障がいのある方や子どもも利用できたり、親や子どもに自分の働いている施設を利用していただきながら、自らも介護職などとして働けるといった「共に生きる」社会を小さいところから実現できればと考えています。
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