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「今この瞬間を頑張れない人が、他で頑張れるのか?」
自問自答を繰り返し最年少マネージャーへ

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PROFILE

伊藤 康太(いとう こうた)
所属:リストインターナショナルリアルティ株式会社 武蔵小杉支店 課長代理
入社:2020年 新卒入社
※2025年4月 取材当時

新卒時よりリストインターナショナルリアルティ株式会社へ配属、不動産売買仲介を担当。
2022年度「売上第1位」、2023年度「売上第3位」、2024年に「課長代理(チームリーダー)」へ昇格。
現在は最年少でのマネージャーを務めながら、プレイヤーとしても大活躍をしている。

「選択肢のある人生」を歩みたい

まずは伊藤さんがどのような学生生活を送っていたか教えてください。

高校時代に陸上部に所属していたことから、日々記録更新を目指すためのトレーニングを自分で考えておりました。今でも続けており、2022年からはトライアスロンに出場しています。また家からすぐ近くにあるUNIQLOでバイトをしておりました。ただこれは家から近いからという理由だけで選んだわけではなくて。バイトを通してビジネスマナーを学ぶことができ、接客業で対応力を身につけたいと考え選びました。

当時から社会人生活を意識されていたのですね。では、就職活動はどのように進めたのでしょうか?

バイト選びでもそうですが、人と話すことが好きだったので営業職に絞って就職活動をしていました。また営業職は成果を正当に評価してもらえたり、自分の頑張り次第で成長スピードや年収が変化するイメージがありました。せっかくやるなら人の役に立ちながら自分も成長し、色々経験しながら稼げる方が楽しそうだなと。
 
営業といっても具体的な業務のイメージがなく、まずは説明会やインターンに参加して業界を知ることから始めました。ただ、就活を進める中で、厳しい現実を突きつけられたような感じがして…。

何かあったんですか?

新卒だと学歴や経歴などで入社難易度が高い企業が多いなと感じたんですよね。そこで将来は「選ばれる立場」から「選択肢のある人生」を歩みたいと思いました。そのためには若いうちから人よりも多く努力し、30歳までに自分自身の市場価値を高めることが重要だと感じたんです。そこで自分なりに考え、「不動産」と「保険」を中心に選考に進みました。

なぜ、「不動産」と「保険」を選んだのでしょうか?

そうですね。就職活動を通して直接お客様と接するBtoC営業が一番難易度が高く、その分成長もできると感じたんですよね。中でも、「不動産」は一生に一度かつ人生で一番高額なお買い物に携わること、「保険」は同じく高額で無形商材を扱うことから営業力を高められるため非常に興味を持ちました。

成長スピード感が重要

そこからどのように就職活動の終わりを迎えたのですか?

最終的には不動産業界に進むことに決め、リストと大手ハウスメーカー、2社で迷う形となりました。保険業界も魅力的ではありましたが、仕事を続ける上では目に見える形で貢献できた方が楽しいと思い辞退しました。また、住宅であれば1つとして同じものはなく、お客様に寄り添った提案ができると感じました。ただ2社に絞ってからの選択は少し迷いましたね(笑)。

迷った末の意思決定の鍵はあるのでしょうか?

色々考えましたが、最終的には成長のスピード感で選びました。「選択肢のある人生」にするためにはより早い成長が不可欠で、その成長には「経験」や「場数」が重要だと考えています。30歳になったときに大手企業の一般社員でいるよりも、中小やベンチャー企業で役職を持っていたり、マネージャーを務めることができていたら理想的だと感じました。そのためにも若手から活躍している人がいるか、仕事を任せてもらえるかどうかを重視していましたね。

確かに「なりたい自分」を叶えられるかは重要ですよね。

はい、リストでは早ければ3年目に主任になることができ、年次関係なく実力次第で1人で営業活動ができます。私自身、20代で求めていることは自らの市場価値を高めることができる環境でした。決して楽な道ではないかもしれないけど、リストであれば自分の求める成長ができると思い入社を決めました。

悔しさが残る入社1年目

実際に入社をしてみてギャップはありましたか?

ギャップというよりは、思う通りにいかないなと感じることが多かったです。同期の中での初契約は一番早かったのですが、そのあとが続かず新人賞を取ることができませんでした。また、同じ店舗の同期が宅建に合格している中、私は落ちてしまいとても悔しかったです。

悔しさの残る1年目だったのですね。2年目はどのように過ごされましたか?

実は2年目になるタイミングで志願して横浜支店へ異動をしました。私自身、入社より主にお客様の売却を担当する「資産コンサルティング課」に所属しています。これは私が入社する約10年前に横浜支店で設立された部署で、横浜支店には営業のノウハウや様々な歴史が詰め込まれていました。それら全てを学びたく、新天地で2年目を迎えました。

自ら志願されていたのですね!異動が活躍のきっかけとなったのですか?

いえ、そんなことなく、異動してすぐに結果が出たわけではありませんでした。もちろん、徐々に独り立ちをしていたため日々成長はしていたと思います。ただ、入社当時に自分自身で掲げていた「選択肢のある人生」という理想には程遠く、どこか悔しさがずっと心の中にありました。

「今この瞬間を頑張れない人が、他で頑張れるのか?」

伊藤さんは2年目の10月から急成長を遂げています。何かきっかけはあったのですか?

毎年10月に宅建の試験があり、それがきっかけですね。元々、2年目になるタイミングで「今年宅建が取れない」かつ「不動産業界における1人当たりの平均売上以下」であれば辞めようと思っていました。不動産業界にいて宅建がない中お客様に接客することに私自身納得できず、売上も作りながら絶対合格すると決めていました。

宅建がなぜ売上向上と繋がるのでしょうか?

結局は気持ちの問題だと思います。若干体育会系のように聞こえるかもしれないですが(笑)。当時は売上も伸び悩んでいたので、仕事を手放しにして宅建に専念できる状況ではありませんでした。だからこそ、この10月が「不動産営業を続けられるかどうか?」のターニングポイントになると感じていました。その中で、「今この瞬間を頑張れない人が、他で頑張れるのか?」と疑問があったんですよね。せっかくなら全力を出し切り、それでも無理だったら潔く辞めようと決め、宅建・営業どちらも本気で取り組みました。

実際にはどのような取り組みをしたのですか?

営業活動では、とにかく行動量を増やしました。架電数・アポイント数・お客様対応数など、質ではなく量を増やすることでチャンスの幅を広げたんです。また、1つ1つの商談を不完全燃焼で終わらせず、目の前のお客様にとって最善だと思う提案を当時の上司と相談しながら必ずしていました。
 
宅建については勤務時間外で取り組んでいました。1年目では勤務時間内に勉強できていましたが、そんな余裕はなく...。ですので、仕事終わりに支店に残ったり、休みの日に自宅近くの図書館で1日中勉強していました。

そんなストイックやられていたのですね。

もちろん途中心が折れそうになるときもありましたが、そんな時は自分自身に問いを投げかけ鼓舞していました。その結果、宅建合格、売上においても第四四半期(10~12月)の成績で1位を取ることもできました。辛かったですが諦めずに頑張って良かったと心から感じています。

人としての成長が結果に繋がる

まさに努力が実を結んだ瞬間ですね。

本当に私のこれまでの社会人生活で一番思い出に残る出来事ですね。10月以降の2ヶ月間もペースを落とすことなく成果を残すことができ、2年目に立てた目標を達成できたのが大きな自信となりました。ただ、実はここまで頑張ることができたのも当時の上司が見捨てないでいてくれたおかげなんです。

そうだったのですね。詳しく聞かせてください!

入社してから「成果を残したい」という気持ちがあるものの、私自身プライドが高く、できないことをできると言ったり、分からないことも理解しているふりをしていました。ただそんな自分に向き合ってくれ「変なプライドは捨てろ、できないことは恥ずかしいことではない」と声をかけてくれました。そんな上司がいたからこそ、私自身変わることができ目の前の壁を乗り越えることができたんです。

「2022年度売上第1位」の背景には人としての成長がありそうですね。

そうですね、素直に人の教えを聞くようになったことは影響として大きいと思います。上司に「常に短期的な目標を作り、達成することを意識しよう」と言われて素直に実行したことが結果につながったと思います。

年初の3年目の目標は、営業成績でTOP10入りすることでした。ただ、漠然した目標だけでは達成の道筋が見えないため、上司と一緒に掲げた目標を毎月、毎週と細分化することを習慣にしていました。積み重ねの結果として、有難いことに「年間売上1位」という功績を挙げることできたと実感しています。

その翌年(2023年)には「年間売上第3位」という実績を残され、2024年からはチームリーダーを任されています。現在はどのような業務をされているか教えていただけますか?

支店ごとにいくつかのチームに分かれているのですが、その中の1チームのマネジメントを行っています。
主には、課員が担当するお客様との商談への同席やフィードバック、契約書類のチェック、月1回の面談をしております。これまではとにかく自分の業務や売上に集中をしていましたが、今はチームメンバーとコミュニケーションを取りながら目標に向かって日々過ごしています。営業活動をしながらのマネジメントになるため最初は難しさもありましたが、今では自分自身の成長に加え課員の成長がやりがいですね。

立場が変わることで仕事観に変化あったのですね。

「チームリーダー」という立場を任されたからこそ感じることや経験できることがたくさんありますし、数字では測ることのできない「責任」がある仕事だと感じています。というもの、受けた相談をどのように返すかで目の前の結果が変わり、収入や生活までも違ってきます。さらには、営業としての考え方や知識が日々蓄積されていきますので、影響力は計り知れないですね。そのため、任された課員の人生を預かるつもりで仕事に向き合っています。

入社はスタート地点、一番重要なのは社会人になってどう働くか

リストの好きなところはありますか?

色々あるのですが、1番は先輩・上司に相談しやすいところですかね。支店にいる人の多くは20代で年齢が近く、支店長なども分け隔てなく接してくれるので仕事がしやすいです。また困ったときにはチームや支店関係なく、助けてくれる人が多いんですよね。私生活でも趣味が同じだったりすると休みの日に会うこともあるので、仲の良さも魅力的な部分だと思います。

最後に学生の皆さんへメッセージをお願いします!

私もでしたが、就職活動では選択肢が多く迷うことがたくさんあると思います。そういう時こそ「将来どうなりたいか」や「夢や目標」に立ち返ることが大切だと思います。あくまで入社はスタート地点であり、一番重要なのは社会人になってどう働くか。「ここで頑張りたい」「この人たち働きたい」理由は人それぞれだと思いますが、明るい未来を想像して自分自身の意思で選んでほしいなと思います。

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