大室暁斗(おおむろあきと)
所属:リストインターナショナルリアルティ株式会社 湘南支店
入社:2024年 新卒入社
※2025年3月 取材当時
現在人気急上昇中の湘南エリアにて開発を進めるリストグループ。この湘南エリアで大活躍をしているのが、大室暁斗だ。彼自身、一時は他の企業に進むことを考えていたという。そこからなぜリストグループへ入社を決意したのか。リストグループを選び、現在どのような成長を遂げているのか。今回は入社2年目若手社員のリアルな声に迫った。
就職活動を始めたのは大学3年生の7月からです。
当時は「年功序列ではなく、自分が頑張った分評価されたい」と思い就職活動をしていました。これは高校まで続けていた野球の経験がとても大きいなと感じています。上級生だからという理由でレギュラーで試合に出るというのはあまりよく思わないタイプでして。
もちろん自分がレギュラーを取られてしまう可能性もありますが、チームが勝つにはより野球の上手い人、実力のある人が試合出るべきだと考えています。そのため、社会人になってからも自分次第で結果が変わる実力主義の会社で頑張りたいと思いました。
はい。その後は、「周りもみんなそうだし、入るならやっぱり大手がいいよなぁ」となんとなく考えながら、まずは合同説明会へ参加したり、インターンシップへ参加しました。
ただ、進めていくうちに実力主義の大手企業って全然ないなと悩んだ時期もあります。
説明会やインターンを通して、大手企業は年功序列の要素が強い会社が多く、自分の努力と評価が必ずしも直結しないことに気づきました。
また、育成や研修に時間をかける点も、自分には合わないと感じました。ベンチャー企業であれば「入社3年目で主任へ昇格」や「20代で1,000万円」など若手からバリバリ働いて稼ぐことができて、こっちの方が自分には合っていると感じました。実際にそういった方の話を聞くととてもかっこよくて魅力的でした。
リストを知ったきっかけは合同説明会でした。その際ほとんどの会社が「是非選考に進んでください」と熱心に勧誘をしている感じでした。ただリストは「不動産業界はきついこともあるから無理に選考進んでほしいとは思わない、うちは選考も厳しいよ」「ただ頑張る人は全力でサポートする」と話していたんです。そこで学生に向き合ってくれそうだな、熱量高い会社だなと思い選考に進みました。
様々な企業の話を聞いてみたところ、実力主義という観点で自分に一番合っていると感じた不動産業界へ進むことへ決めました。多くの企業が若手から即戦力として働くことを求め、売上に応じて評価が決まるところが魅力的でした。そして最終的には、ハウスメーカー、リスト、大手スポーツメーカーの3社から内定をいただきました。
実はそうなんです(笑)。ただ、スポーツメーカーは現場社員の方のお話を伺い、やはり実力主義でないことから辞退しました。自分の好きな野球に関わることを諦めきれていなかったんですよね。「好き」を仕事にできたらいいなとは思っていましたが、それ以上に働き方や社風が自分に合っている方が重要だと感じました。
就活も終盤に差し掛かり、大手ハウスメーカーとリストの二択ですごく悩みました。とはいえ、最終的にはハウスメーカーで決めることになるんじゃないかなと自分自身感じていました。ハウスメーカーの企業は自分が探していた数少ない「大手企業ながらも実力主義の会社」だったからです。
でも、リストはやっぱり「人」が魅力的で。私が悩んでいる時に、リストの人事の方はとにかく親身に話を聞いてくださったんです。白紙のワードを2つ用意して「リストについて」「その会社について」自分に様々な質問をしながら一緒に考えをまとめてくれました。
私がより良い選択ができるよう向き合ってくれたことを感じ、「自分も全力で人に向き合えるようになりたい」「こんないい会社ないな」と思い、一転してリストへの入社を決意しました。
主に力を入れていたことは、日々の営業活動と宅建取得です。
営業活動では、過去にリストにお問い合わせをいただいたお客様へ電話をかけていました。当時上司と「ここから2件契約する!」と一緒に目標を立て、達成に向けて毎日業務をこなしていきました。宅建取得に関しては、絶対に合格したかったので退勤後支店に残って勉強をしていました。
はい、営業活動ではありがたいことに5月、6月と契約をさせていただき当初の目標は2ヶ月で達成することができました。とはいえ、接客時はほとんど先輩の力を借りていた部分もあり、どこかもどかしさも感じていました。そんな時に、ふとしたチャンスが訪れました。過去に何度か電話で話していたお客様から「実は自宅の売却を本格的に検討しようとしていて、一度話を聞かせてもらえないか」とご相談をいただいたのです。思い入れのあるお客様でしたので、「今回は全て自分一人の力でやってみたい」と上司に相談をしました。
不動産のプロとして、一人で本当にお客様の力になれるレベルまで成長することを条件に許可をいただきました。商談は1週間後だったので、上司と一緒にお客様にとって最善の提案はなにか必死で考えました。それに並行して同期や先輩にお客様役をお願いし、提案を分かりやすく伝える練習も積み重ねていきました。ただ一人でやれるレベルまでの壁は高く、かなり苦戦をしてしまい…。
いえ、なんとかギリギリ(笑)。商談が15時からだったのですが、当日の12時に上司からの許可をいただき、胸を張ってお客様の元へ向かいました。準備してきたことをきちんとお伝えすることができ、見事ご自宅売却のご契約をいただくことができたんです!お客様から「大室さんに任せてよかった」というお言葉をいただいた時は本当に感動しました。
ありがとうございます!自分も1年目からまさかこんな経験ができるとは思ってもいませんでしたが、頑張ったかいがあったなと感じます。ただ、もう一つの目標であった宅建はあと1点で落ちてしまいました。
宅建は医者で言う医師免許と同じようなものなので、この資格を持っていないのはとても致命的なんです。合格している同期も多数いる中で、劣等感を感じとても悔しかったです。
人によって印象が大きく分かれる言葉かと思いますが、「プライドを持たないこと」です。ありがたいことに就職活動では、選考に進んだ全ての企業から内定をいただきました。ですので、正直「自分なら不動産営業で結果を残せる」と思っていました。
ただ、いざ入社してみるとできないことや分からないことばかりでした。特に不動産に関する専門的な言葉やルールはとても難しいです。1年経験してみても分からないことは未だにたくさんあります。
だからこそプライドを持たず分からないことは聞き、常に謙虚で周りから応援されるように意識しています。
1年目の11月頃の経験が印象的です。
横浜市内の駅直結のタワーマンションのご売却をお手伝いさせていただいたのですが、
その所有者様が大手有名企業の元部長の方でした。
その方とお会いした第一声で「あなたは今何年目?」と聞かれた時には、「あ、これは絶対に自分を選んでもらえないだろうな。」と思いました。
商談が始まってからも1時間近くアメリカの大統領選挙の話をされ、「君はどう思う?」と聞かれました。その時良く思われるためごまかすこともできましたが、「今1年目です!」「勉強中です!分かりません!」とお客様に正直に伝えました。
本当にそうなんですよ(笑)。ただ、自分自身が真っ直ぐ向き合うことで、お客様も少しずつ話に耳を傾けてくれるようになったのです。そこからは年次関係なく自分にできることを精一杯行った結果、「大室さんは一生懸命やってくれそうで期待できる」と他の会社の話は聞かずその場でご売却をお任せいただくことができました。
もちろん他の会社には経験や実績のある営業マンはたくさんいると思います。
ただそんな状況でもお任せいただけたのは、普段からプライドを持たず、謙虚で素直でいることを意識していたからだと思います。
たくさんあります!ただ話きれないので2つに絞って話しますね(笑)。
1つ目は、若手でも活躍し、様々な経験ができることです。
社会人になってから大学や高校時代の友人と仕事の話をしたとき、やはり年功序列だと
「挑戦したくてもできない、仕事を任せてもらえない」企業が多いなと感じました。
ただリストには挑戦できる環境と頑張る人を応援する文化があります。頑張って成果を残せばその分評価され、自分の給与として報酬を得ることができます。自分の行動次第で結果が大きく変わる環境で、まさに学生時代に求めていたことが実現できています。
2つ目は入社の決め手にもなった「人の良さ」ですね。リストにはリストが好きな人が集まっているなと入社してみて感じました。部活動や飲み会など仕事以外の交流も多く、プライベートでも良い関係を築くことができます。社会人って職場だけの関係なのかなと思っていたので、様々な方と交流ができとても楽しいです。また、仕事の話になると真剣に向き合ってくれますし、チームや支店関係なく色んな方がアドバイスをくれたり助けてくれたりします。
何をするかも大事ですが、「誰とするか」がとても重要だと実感しています。
任される人になりたいと思っています。お客様や会社から「大室に任せれば大丈夫」と思ってもらいたいです。そのためにもまずは主任、係長と最速のキャリアを歩めるよう頑張りたいと思っています。これらも全て自分次第で叶えられると思いますので、全力で挑戦します。また、これまで自分が先輩にしてもらったことを後輩にも同じようにできるように成長していきたいと思っています。