宮本 渉(みやもと わたる)
所属:リストインターナショナルリアルティ株式会社
ウェルスマネジメント事業部 係長
入社:2008年 新卒入社
「誰よりも自分の方が営業スキルが高いと思っていた。」
1年目から自信家で生意気な宮本であったが、そんな自信とは裏腹に入社2年目の時に営業を外されることとなる。
入社してすぐに挫折を味わうことになった宮本だが、そこから驚異の快進撃が始まる。
16年という長い年月の中で、たくさんの経験をしてきた宮本がざっくばらんに語ってくれた。
リストを知ることになったきっかけは合同説明会です。
合説に来ていた当時の人事が可愛くて、ふと足を止めました(笑)。
当時の就活軸は「若い時からバリバリお金を稼げる」でしたが、なぜか不動産業界を見ていなくて。
旅行代理店、ブライダル、広告代理店、金融を主に見ていました。
そんな中でリストの話を聞いてみたら「不動産もお金稼げるじゃん」という事に気づいて、そこから不動産業界も見るようになりました。当時の自分は「何をやりたいか」というより「とにかくお金を稼ぎたい」としか考えていなかったので、業界は全く決めていませんでした。
「30歳になったら独立する」という夢があったので、その時までに必要なお金を蓄えられたらなと思っていました。
当時、最終面接に6社進めたので、各社の最終面接で必ず「30歳で独立します。」ということを話すようにしていました。
たまたま最後の最終面接がリストだったのですが、同じように独立することを面接官に話したら、「お前面白いから内定でいいよ。」と言われました。何か聞きたいことはないかと尋ねられた時に、給与の話を聞きました。
普段他の企業では給与の話を聞くといつもはぐらかされるのに、リストの人だけはしっかり話を聞き入れてくれたことに感銘を受けて、自分もその場で承諾を伝えました。
入社して1年目は新築マンションの販売部署に営業として配属されましたが、早々に2年目で営業を外されることになりました。
そこから5年目までは当時あった契約ローン課という営業をサポートするバックオフィスで仕事をし、あるきっかけで6年目から営業に戻る形になりました。
そこからは、営業一筋の社会人人生を歩んでおります。
9年目で新規店舗に配属されたり、12年目で尊敬する上司に誘われて東京の広尾支店に異動したものの、翌年に神奈川の店舗に戻ったりと、社内でもなかなかいないようなキャリアを歩んでいる気がします。
今は、様々な想いから東京オフィスの富裕層ビジネスに携わっています。
単純にめちゃくちゃ生意気だったからだと思いますね。
当時は自分でも言えるくらいめちゃくちゃ生意気で、上司の言うことやアドバイスは一切聞かず、全て自己流で営業活動をしていました。
というのも、当時は「成績残せばいいんでしょ」とか「先輩や上司の言うことより自分の考えの方が絶対に正しい」と思っていたので、誰かに頼らず自分の力でなんとかなると考えていました。
結果的には思うように成績が伸びず、上司からも見放されて営業を外されることになりました。
たくさんの先輩、上司が営業について教えてくれ、助けてくれたことだと思います。
特に8年目に異動した際の横浜支店の上司と9年目に異動した際の武蔵小杉支店の上司の存在は大きかったです。
横浜支店時代の上司には、仲介の基礎や営業のイロハを徹底的に教え込んでもらいました。
そのおかげもあり、成果を作り出すためのノウハウや成果を作り出すことの楽しさを知ることができたのはすごく大きかった。
そんな中で武蔵小杉支店の立ち上げメンバーとして異動しましたが、当時の武蔵小杉支店の上司に突然「なあ宮本。宮本が想像する営業成果は今が限界なのか?俺は違うと思うな。」と言われました。
その時の自分は月1件契約出来て満足していたので、そんな自分を見兼ねて言ってくれたんだと思います。
そこからは、数字を数多く作る方法や、要領よく営業活動をこなすコツを叩き込まれました。
今思えば、あの時の2年間は自分の営業人生においてとても貴重な時間だったなと思ってます。
横浜支店時代の上司に「数字の作り方」を教えてもらい、武蔵小杉支店時代の上司に「数字の増やし方」を教えてもらったからこそ、そこから成果を上げられたと思っています。
当時、東京オフィスで既に活躍してた後輩社員とたまたま飲みに行く機会がありました。
そこでいきなりその後輩から「宮本さん今の仕事楽しいんですか?」って聞かれたときにふと考えてしまったんです。
その頃は神奈川エリアでの営業に慣れてきていて、わりと毎日が作業化されてきた部分もあったので、後輩からの質問に自信を持って「楽しいよ!」と答えられませんでした。
逆にその後輩に「お前は楽しいの?」って聞いてみたら、即答で「めちゃくちゃ楽しいです!」って言われ、その姿がめちゃくちゃ輝いてたんですよね。
そこから、自分もこんな感じで自信を持って「楽しい」って言えるように、チャレンジしていこうと決意して東京オフィスへの希望を出しました。
正直、、、めちゃくちゃ楽しいです。
今までやってきた営業経験とはまったく違い、1から10まで全て自分の裁量で活動できることに楽しさを感じてます。
「リスト」のネームバリューがあるからこそ、神奈川エリアでの営業時代は自然とお客様からご相談をいただけましたし、お客様からの信頼も得やすかったと感じています。ところが東京オフィスでの富裕層ビジネスでは、幅広いエリアや顧客層に対し、「そもそも我々はどんなお客様がターゲットになり得るのだろうか」「どうやったらお客様が興味を持ってくれるだろうか」と今まででは考えたこともないことを、これまでに蓄えた知識や経験を生かして形にしていく毎日です。
それに、何億~何十億といった高級不動産を、芸能人や富裕層の方に販売していくといった、なかなか出来ない体験を毎日のように体感できることに、大きな責任感と楽しさを感じています。
弊社が「サザビーズインターナショナルリアルティ(R)」ブランドを取得しているからこそできる世界観かなと思っています。
やっぱり「人」だと思います。
この「人」って部分にも2種類あって、1つ目は「人の良さ」だと思います。
先ほどお話しした通り、若手時代の私はすごく生意気で。
リストにいる人の良さを知ろうともせず、完全に無視し続けて痛い目に遭いました。
そんな自分に対しても、再挑戦した際には、本当に親身になって指導してくれたことには感謝してもしきれないぐらいです。
本当に当時の先輩上司の存在が、今の自分を創り上げてくれていると思ってます。
1年目からしっかりと周りの上司先輩のアドバイスを聞いて成長できていたら、今はもっとすごい営業マンになれてた気が.することが唯一の後悔ですね...笑
2つ目は、「個々のスペックの高さ」だと思います。
東京オフィスに来てより感じているのですが、本当に1人1人のスペックが高く、特に行動力がみんなやばいですね。
先日ある女性社員が急に1人で沖縄出張に行って、自ら沖縄で未開拓の業者や物件を開拓して売り上げを作って帰ってくる姿を見て、本当にすごいなと思いました。
普通は誰もやらないようなことにどんどんチャレンジしていく社員に囲まれているので、この歳・年次になっても勉強の日々を送らせてもらってます。
改めて、色んな面で尊敬できる社員と一緒に仕事を出来る環境に“楽しさ”と“幸せ”を感じながら16年目になっても日々精進しています。
新しいことにチャレンジすることが大好きな方はぜひ一緒に働きましょう!