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人を知る

「失敗できる環境のおかげで今がある」
リストの”人”に支えられ成長し続ける
 

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PROFILE

荒木 駿 (あらき しゅん)
所属:リストインターナショナルリアルティ株式会社
   港北ニュータウン支店 係長 
入社:2022年 新卒入社 ※2025年2月取材時

2024年度、過去最高売上を達成したリストインターナショナルリアルティ株式会社。
会社の歴史を更新する立役者となったのが、荒木駿だ。
入社3年目にして歴代売上レコードを塗り替え、2024年度”売上第1位”を獲得した。
入社2年目の終わりに主任に昇進し、4年目になる現在は係長を務め、これまで最短のキャリアを歩んでいる。
一見、順風満帆な社会人生活を過ごしているようにも見えるが、彼自身、入社当初は思い描く理想とはかけ離れ、失敗の連続だったという。そんな失敗から成功を掴んだ荒木本人にこれまでのすべてを語ってもらった。

「入社2年目の先輩に憧れた」

まずは荒木さんの就職活動について教えていただけますか?

父親が営業職の仕事をしていたので営業がいいかなとなんとなく考えていましたが、私自身学歴が良くなかったので就職活動自体上手くいくか正直不安でした。そんな中、大学の1つ上の先輩が内定を早期にもらった話を聞いたのでその先輩に相談をしました。それでリストグループを紹介してもらいました。
 
最初不動産って聞いたときは全然興味もなく、むしろ「きつそうだな」とかマイナスイメージも少しありました(笑)。ただ、せっかく先輩の紹介で人事面談をしていただいたので、ご案内いただいたインターンに参加してみることにしました。
「とりあえず行ってみよう」という軽い気持ちでインターンに参加をしてみたのですが、とにかく楽しかったです。インターンを通して成長ができるし、周りの学生のレベルが高くリストにはこういう人が集まるんだなと思いリストに興味を持ち始めました。
そこからリストを知っていくうちに不動産業界に対してのイメージも変わっていきました。
「騙して家を売る仕事」や「年功序列で残業が多い業界」から「人に寄り添い人生を変える仕事」や「実力主義で頑張ればその分評価される業界」へと自分の考えも変わっていき、違う不動産会社も知ってみようと動き始めました。

最終的な決め手は何でしたか?

入社2年目の社員の方との面談が決め手でした。
当時東戸塚支店にいた社員の方と話してみて、「社会人2年目になった自分はこんな堂々と人前で話せるだろうか?」や「不動産の営業ってこんなにお金をもらうことができるのか!」と考え、憧れました。
その方から「自分よりもかっこよくて稼いでいる人がたくさんいるよ」と聞いて、単純に「かっこいい!」「こうなりたい!」と心を奪われました。
他にも選考を進めている会社はありましたが、自分の気持ちは固まっていたので内定をもらってからはすぐに承諾をしました。就職活動を終えてからは宅建の勉強やリストグループでアルバイトをして入社までの準備をしました。

「失敗してもいいからとりあえずやってみよう」

入社前から多くの準備をされた荒木さん。 入社後直ぐに成果を出せていたのではないですか?

 全然そんなことないです。入社を早く決めていましたけど、
「家を売るって本当に自分にできるのだろうか」や「実力主義の会社で周りについていけるか」と不安でしたしめちゃくちゃ怖かったです。
実際入社して思い描く理想通りじゃないことばかりでしたね。失敗ばかりしていました。

具体的にどのようなところに苦戦されましたか?

お客様との商談やご案内のアポイントを取得することが難しいなと思いました。
これはこの仕事の中でも一番重要なことで、今でも変わらずこだわりを持っている部分です。業務として行っていたことは、SUUMOなどのネット媒体を通してリストに問い合わせや資料請求をしたお客様へ電話やメールでコンタクトを取り、アポイントを取得することです。
その際、アポイントを切り出すタイミングやどういう話をすれば自分と会ってもらえるかというところに苦戦しました。
アポイントを取ろう、取ろうと意識をすればその気持ちは相手に伝わってしまい営業感が出てしまいますし、顔も表情も分からない方とのコミュニケーションが非常に難しいと感じました。さらに、会社がお金をかけて取得したお問い合わせなので、簡単に失敗できないというプレッシャーもありました。不動産営業は特定の自社商品を販売する仕事ではなく、基本的に販売されている物件はどの会社からも購入することができる仕組みのため、リストに最初にお問い合わせしたけど他の会社で契約を進めてるなんてこともありました。
その時は「他の先輩が対応していたら無事お客様と契約できていたのかな」みたいなことも考えたりもしました。

今となっては想像つきませんが、何か活躍のきっかけはあったのですか?

2023年(入社2年目)の3月に初めて1人で契約できたことがきっかけです。
基本的にアポイントが取得できると先輩や上司に接客をお願いしていたのですが、
お客様との約束の日時にどの方も行くことができないということがありました。
そこで当時の上司から「せっかくだし1人でやってみれば?」と言われ、そこで初めて1人でお客様と商談をしました。そのお客様は土地を購入し、そこに注文住宅を建てたいという方だったのですが、予算や販売されていた土地を考えると難しいなと感じていました。ただお客様の要望ということもあり様々なエリアの土地やハウスメーカーを調べたりと話を進めていたのですが、どれも反応は良くなく話が前に進みませんでした。何度もお客様とお会いしていたのでそろそろ何か新しい提案をしなければと考えていたところ、以前先輩の接客に一緒に同行した際似たような状況のお客様がいたことを思い出しました。その先輩は建売住宅を提案していたので自分も真似をしてやってみたところ興味を持っていただけました。ただ建売住宅となると間取りやデザインを選ぶことができないため、少しでもお客様の要望が通る、これから建築を始める未完成の物件を進めてみました。その提案であれば予算だけでなく間取りやデザインもお客様が注文住宅で叶えたいポイントとかなり近いものが実現できることとなりとても気に入っていただけました。ここにたどり着くまで初めてお客様とお会いしてから1か月以上かかってしまいましたが、お客様から「荒木さんのおかげで本当に素敵な家に巡り合うことができました、ありがとうございます」と言葉をいただき、感動しました。

素敵なエピソードですね!

この契約が1人でできたのも「失敗してもいいからまずはやってみよう」と常に背中を押し続け、何度もチャンスをくれた上司のおかげです。また、これまで先輩の接客に何度も同行させてもらい、先輩の知識を活かすことができたからです。この契約をきっかけにとにかく先輩の真似をすることを日頃から意識しました。そうすることで苦戦していたアポイントの取得も徐々にできるようなりました。また、お会いしたお客様にも良い提案ができるようになり、結果的に売上も上がるようになっていきました。

「自分が1位だとは思っていない」

入社3年目で年間売上第1位・歴代レコード更新という偉業を成し遂げましたがその要因は何だったのでしょうか。

同じチームの先輩の存在が大きかったです。3年目に入るタイミングで、湘南支店から港北ニュータウン支店に異動することになり担当エリアが変わりました。
エリアが変わってまた一からのスタートになるので、昨年の営業成績より低くならなければいいかなと当時は考えていました。異動して働いてみると同じチームに私より1つ役職が上の係長の先輩がいました。ところがその方がすごすぎて、このままだと先輩だけのチームって周りから見られてしまうなと危機感を感じました。
営業力や不動産に関する知識が豊富なのはもちろんですが、仕事に対する熱量っていうんですかね、仕事に向き合う姿勢がすごかったです。どのお客様にも全力で、何が最善の提案なのかっていうのを全てのお客様に本気で考えていたんです。
そんな先輩だからこそ勝ちたいと思ったんです。自分も昨年は会社内で上位になる実績を出したため、このまま存在感が薄れることに危機感がありました。なにより、周囲から見て、自分の所属するチームはその先輩だけのチームだと周りから見られることが悔しかったんです。ただ、全く話さないとかではなく、分からないことは教えてもらい、お客様のことで迷ったりすれば相談にも乗ってもらったりとその先輩から色々吸収しながら成長できました。
特に意識していたのは単純に売上で勝つというより、「今週のアポイントは俺の方が多いな」「今月は先に契約できたな」など小さなことでも勝てる何かを探し続けることです。そうすると売上が自然に前より上がるようになりました。正直1位になりたいとかは考えていなかったのですが、最終的に先輩と一緒に社内TOP2を獲ることができ嬉しかったです。
たまたま昨年は1位でしたけど自分がリストで1位だとは全く思っていません。リストには自分より知識、営業力や仕事への熱量が高い先輩がたくさんいますし、中にはマネージャーをしながら営業をして常に上位にいる人もいるので。自分の負けず嫌いな性格に火をつけてくれた先輩に感謝しています。

先輩も良きライバルとなるなんて良い関係性ですね。 ただ、実績を残すとなるとかなり労働時間も多かったのではないですか?

全然そんなことないですよ。個人的な考えですが多く働けばその分結果が出るのは当たり前だと思いますし、なにより長く働くのがあまり向いている方ではなかったです(笑)。毎日支店で一番早く帰ることを目標にいかに業務を効率よくこなしていくかを意識していました。
年間を通して基本的に自分が多分一番早く帰っていたと思いますし、なにより結婚を機に自宅も購入し愛犬もいるので家で過ごす時間を大切していました。
 

25歳で結婚、マイホーム購入、愛犬…プライベートも充実されていたのですね! ただどれも費用がかかりますが、迷いはなかったのですか?

そうですね、迷いはなかったです。友人の多くが結婚していますし、その友人の住宅購入もお手伝いさせてもらったので、結婚や住宅購入が自分にとって身近なものになっていました。
でも迷わなかった要因としては収入面が一番大きいと思います。不動産業界って一般的な仕事と比べると給与水準が高いですし、リストの評価基準は明確なので「どのくらいの収入になるか」や「来期は昇進できるか」のキャリアイメージがしやすいんです。なので、「この収入なら結婚をして、住宅を購入しても生活していけるな」と踏み切ることができました。
また、自宅の購入には日々携わっていることなので、業務をしながら自分の物件を探したりできるのは良いですね(笑)。そこでちょうどぴったりな物件に巡り会えました。
この経験を通してやっぱりなんだかんだはお金って重要なんだなと思いました。こういう言い方をすると良くない聞こえ方にもなりそうですが、例えば自宅を購入するにも年収で購入できる予算の上限は決まり、選択肢は絞られてしまうんです。ただ自宅購入以外のことでもお金って今後人生の選択の上で欠かせないものになっていると思うので、そこをしっかりと確保できる仕事・会社につくことは大事だなと実感しています。自分もそうでしたけど不動産営業って一般的なイメージはまだ良くないですし簡単な仕事ではないですが、やってみるとやりがいがたくさんあります。なにより自分自身も成長しながら成果に対して明確な報酬をもらうことができるすごく良い仕事だと思います。

不動産営業を通して成長し続けているのですね!最後に今後の目標をお聞かせください!

20代で支店長になりたいですね。これまでリストで20代で支店長になったのは多分1人なので、そこは目指していきたいです。あとは、自分自身上司や先輩のおかげで今があると思っているので、自分がしてもらったことはもちろんですがそれ以上のことができるような人になっていきたいと思います。

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