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【若手社員対談/SDG'sへの取り組み】
若手のアイデアと推進力で、持続可能なエネルギー社会の実現に貢献

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PROFILE

[参加者]
■M.F(経営企画部 企画グループ)
■K.T(経営企画部 企画グループ)
※本記事は2023年7月時点での情報です。

持続可能な未来を創造するため、国際社会の共通の開発目標として掲げられたSDG’s。17ある目標の7番目は「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」だ。エネルギー商社・日新商事は、SDG’sの達成に貢献するべく、約3,000世帯分の電力を供給可能な長野県のメガソーラー発電所、東南アジアでの農業廃棄物を用いたバイオマス燃料開発、都市部におけるシェアサイクル事業など、様々なプロジェクトを推進している。今回は、日新商事の経営企画部で活躍中の若手、M.FとK.Tの2人を取材。同社のSDG’sへの取り組みを、若手ならではの視点で解説してもらった。

経営陣が先頭に立ってSDG’sに取り組んでいます

──最初に、自己紹介を兼ねて、お二人が経営企画部でどのような業務に就いているのか、教えて下さい。

F 私の主な役割はIRです。上場企業として、経営や財務の状況を発信し、株主・投資家の皆さんにご理解していただく業務を担っています。例えば、2023年6月に公表した事業報告書には、最近の事業トピックとして、「2022年12月から、日新商事が運営するサービスステーションで、電気自動車向けの急速充電器の運用を開始した」という情報を掲載しました。SDG’sに関連したトピックは、株主・投資家の方々の関心が非常に高いですから。
 
T 私もFさんと一緒にIRに携わっています。また、並行して社内研修も担当していて、SDG’sに関連した日新商事の取り組みについて、社員の皆さんに向けて説明することもあります。最近では、日新商事が運営するサービスステーションで、給油の際にガソリンが気化してできる気体を回収する装置の導入を進めていることを取り上げました。
 
この気体には健康に影響のある成分もありますので、回収はSDG’sへの貢献にもなります。その上、特有の臭気を防ぎ、引火する危険を回避できる。燃料のムダも解消されるなど、良いことづくめ。特にサービスステーションの運営に携わっている方々は、とても興味深く話を聞いてくれていましたね。

F はい。SDG’sの7番目の目標にもなっている「エネルギー」を扱う会社として、「経営の最重要課題の1つとして取り組んでいくべきだ」という考え方から、経営企画部が推進役を務めています。2022年には、経営企画部が取りまとめ役となって、サステナビリティをテーマに、日新商事が優先して取り組むべき重要課題を策定。取締役会での決議を経て、対外的に発表しています。

F はい。SDG’sの7番目の目標にもなっている「エネルギー」を扱う会社として、「経営の最重要課題の1つとして取り組んでいくべきだ」という考え方から、経営企画部が推進役を務めています。2022年には、経営企画部が取りまとめ役となって、サステナビリティをテーマに、日新商事が優先して取り組むべき重要課題を策定。取締役会での決議を経て、対外的に発表しています。

──どのような取り組みをしているのか、具体例をシェアして下さい。

F 例えば、マレーシアで展開しているバイオマス燃料開発プロジェクト。マレーシアではパームヤシの実から採れるパーム油を大量に生産していますが、油を採った後、ヤシ殻が農業廃棄物として残ってしまう。そのヤシ殻を発電燃料として日本に輸出するのです。農業廃棄物の処理と、カーボンニュートラルな燃料による電力供給に貢献する一石二鳥になるプロジェクト。
 
ヤシ殻から、石や砂を取り除いて使いやすくしています。また、現地拠点や現地企業とコラボしてヤシ殻を回収し、集積所に集めて出荷しています。さらに、当社はヤシ殻を販売するにあたり、持続可能性を証明するGGL(Green Gold Label)認証を取得しており、安心して利用できる再生可能エネルギーを安定的に届けることができます。
 
T ソーラーやバイオマスなど、化石燃料を使わないエネルギーを拡大することにも尽力しています。しかし長年、石油製品を扱ってきた商社として、できるだけ環境への負荷が少ない形で化石燃料を利用することにも注力。例えば、ガソリンやエンジンオイル、潤滑油などで、ENEOSさんが開発した環境負荷の少ないタイプの製品を販売することについては、ENEOSさんの特約店の中でトップクラスの実績があります。
 
環境配慮型製品は、一般的な製品と比べ値段が高いケースが多い。販売する社員が、お客様にその意義やメリットをしっかりご説明し、ご納得いただかなければ買っていただけない。この点で、日新商事は、社員一人ひとりがSDG’sについて理解し、説明できるのが強みになっています。

若手社員の粘りがメガソーラーを実現させた

──経営トップから最前線の社員まで、全社一丸となってSDG’sに取り組んでいるのですね。では、SDG’s関連のプロジェクトでは、どのような人材が活躍しているのか、教えて下さい。

F 若手が活躍していますね。日新商事は石油商社として発展してきました。ですから、これまで培ったお客様との繋がりという財産があり、サステナブルな社会の実現に担う役割は大きいと思っています。元々、日新商事は若手が何か新しいプロジェクトや事業を企画提案することを歓迎し、その実行役を任せる風土。そのため、SDG’sをテーマにしたプロジェクトも、若手が中心になって進めているケースが多いのです。
 
例えば、大阪府堺市で、シェアサイクル事業を企画・推進したのは、大阪支店の若手社員でした。企画からシェアサイクルサービスを提供しているベンチャー企業とのコラボまで、全てその若手社員が推進。「ウチの事業は自動車に燃料を提供すること」という固定観念に縛られていたら、とてもこのようなアイデアは出て来ないでしょう。
 
T 長野県諏訪市に『NSM諏訪ソーラーエナジー発電所』を建設するプロジェクトに、中心的な役割を果たしたのも、若手社員でした。これは、一般家庭約3,000軒分の電力を供給できるメガソーラー。広大な土地を開発するため、近隣住民の方々に理解していただかなければなりませんし、自治体の承認も取り付けなければならない。その社員は、何度も現地に足を運び、地元の方々と交渉を重ねて、実現にこぎ着けたのです。

──若手の熱意が、プロジェクトを成功に導いたのですね。では最後に、SDG’sに関心がある就活生へ向けて、メッセージをお願いします。

F SDG’sを考える上で、「エネルギー」の問題は避けて通れません。私達は、「何を原料に、どのようにエネルギーを生み出し、どのように消費するか」という問題に幅広く取り組み、持続可能な社会作りに貢献していきます。日新商事の取り組みに共感していただける方からのご応募を、お待ちしています。
 
T 私たちが目指しているのは、クリーンなエネルギーを提供するだけではありません。エネルギーの供給・活用を通じて、産業や物流、技術革新の基盤を作ることで、全ての人が平和と公正、豊かな生活を享受できるようにすることが、SDG’sの最終目標だと考えています。これを実現するには、強い使命感と熱意を持った人が必要。是非、私達と一緒に、「持続可能な社会作りを推進して下さる方に、ジョインしていただきたいと思っています。

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