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【若手社員座談会】
社会人になりたての若手でも、活躍できる機会が沢山あります

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PROFILE

[参加者](写真右から)
■R.I(総務部 人事グループ/1年目)
■S.Y(機能商品部 営業グループ/2年目)
■K.T(経営企画部 企画グループ/1年目)
■K.N(直売部 直売グループ/2年目)
 
※本記事は2023年1月時点での情報です。
 

1950年の設立から73年の歴史を誇るエネルギー商社、日新商事。そう説明すると、「堅い社風なのでは」「年功序列なのでは」といったイメージを抱くかもしれない。だが、実態はまったく違う。新卒で入社したばかりの社員であっても大きな裁量を持ち、活躍している。「早く自己成長したい」という人には、最適な環境だ。今回は、2021・2022年度に入社した若手社員4名に集まってもらい、日新商事でどのような仕事に挑戦し、成長しているのかを、ざっくばらんに語り合ってもらった(本記事は2023年1月に制作しました)。

就活から1年後には内定者研修の企画を担当

R.I 今日は2021年、2022年に新卒入社したメンバーの座談会という企画ですね。まずは、読者の皆さんに自己紹介していきましょうか。私は総務部に所属していて、新卒採用を担当。具体的には、就活生の皆さんに面接の日程調整の連絡をしてスケジュールを調整したり、内定者に向けての研修会の企画をしたりしています。
 
K.N 伊藤君は2022年4月入社で、今、7ヶ月目ですよね。「つい1年前は、自分自身が就活をしていたのに、今は就活生の方々を迎える側の仕事をしている」ということですね(笑)。
 
R.I そうですね、自分でも「この仕事を私に任せてもらっていいのか?」と(笑)。ただ、就活をしていた時の記憶が鮮明な私が、採用担当をしていることのメリットもあると思っています。例えば、内定者研修会の企画立案の話をすると、私の記憶だと自分が内定者の段階では、まだ業務のことが良く分かっていないので、「4月からやっていけるか?」と不安でした。そこで、今年度の内定者の方々には、まず「不安に思っていること」をアンケート調査して、その結果を研修の企画に活かしました。調査では「営業の仕事に不安がある」という声が多かったので、営業職の先輩とざっくばらんに話せる機会を設けたのです。
 
S.Y 良い企画ですね! では、営業職の私も自己紹介します。所属している機能商品部は、プラスチックの原料を扱っている他、物流資材や農業資材も手掛けています。他にも、コンビニに良く置いてある銀色の保冷バックなど、石油とあまり関係のない製品まで、幅広く色々なアイテムを販売。例えば、物流資材を納めているお客様の所へお伺いして、担当の方とお話ししている時。「冷凍関連の業務もやっている」と聞いて、「当社では保冷バックも扱っているのですが、使ってみていただけませんか?」と、ご提案して、採用していただけたこともあります。
 
K.T 凄い! 新卒入社2年目で臨機応変に顧客に提案し、成功しているのですね! それでは、私の話をします。経営企画部で、例えばIR情報の作成や対外発表を担当しています。また、日新商事が運営しているサービスステーションのスタッフさん向けに、当社のサステナビリティに関する方針・活動を知ってもらう研修の企画・運営にも携わっています。最近は、環境問題、社会問題について、関心が高い方も多くなっていて。その中で、サービスステーションのスタッフさんに、より一層SDGsに興味を持ち、日々の業務の中で貢献を感じていただくことが狙いです。例えば、石油関連事業では、生活インフラとして地域の暮らしを支えたり、再生可能エネルギー関連事業では、太陽光発電所の販売、運営を通じてCO₂を削減に貢献したりしています。
 
K.N 今の時代に必要不可欠な仕事ですね。私はY君と同じ新卒2年目。所属しているのは直売部で、全国のメーカーさんなどへ、主に潤滑油を販売しています。誰もが名前を知っている会社さんや、業界トップの会社さんがお得意様。私達が納めている潤滑油に何か不具合があると、そうした大きな工場の稼働がストップしてしまいかねない。ですから、常に品質や納期に対して、緊張感を持って仕事をしていますね。

SDGs活動を丁寧に解説してもらえたのが好印象

R.I では、続いて、それぞれの入社のいきさつについて、話していきましょう。私の場合、大学での専攻は文学部の心理学科。就活では、「生活の根底から関われる仕事がしたい」という方針で、職種や業種は特に縛りを設けていませんでした。その中で、日新商事と出会いました。
 
決め手としては2つあって。1つは、事業内容が私の就活の方針と合っていたこと。もう1つは、採用オウンドメディアの記事を見て。新卒入社したばかりの先輩方の体験談を読んで、「1年目・2年目なのに、最前線で活躍されている!」と思ったこと。今日の座談会も、そうした記事になると思いますが(笑)。
 
S.Y なるほど。では次に、私の話をすると、大学は商学部で、マーケティングを専攻していました。「将来的には商品企画とかマーケティングの仕事をしたい」と希望していますが、就活では、「まず営業をやりたい」と。やはり、営業スキルは社会人としての基礎になると考えていたので。その中でも、1回1回の取引額が大きくて、商品力よりも担当営業のスキルが成約に大きく影響するような営業がやりたかった。
 
最終的に日新商事に決めた理由は、正直に言ってしまうと、直感ですね(笑)。ただ、日新商事のレスポンスがとても速かったというのも、大きいかもしれません。例えば一次面接が終わった後、その日の内に合格通知が来て。非常にスムーズに話が進んでいたので、「もうここに決めてしまおう」って。
 
K.T 確かに、日新商事はレスポンスが速いですよね!私の場合は大学で考古学を専攻していました。明の時代の中国が研究対象です。磁器を焼く窯の跡などを、現地の学生の方々の力を借りたりして発掘。そして出土物を分析して論文を書いて。
 
K.N 面白過ぎます(笑)。後で詳しく教えて下さい。今は就活の話を。
 
K.T 分かりました(笑)。私は好奇心が強い性格なので、「できるだけ色々なことにチャレンジできる会社が良い」と。業種・職種は特に絞らずにアプローチしていった中で、日新商事に出会いました。決め手は主に2つあります。1つは、事業内容。定年まで働くとして、それまでの約40年を捧げるのであれば、それだけの理由が欲しい」と思っていて。エネルギーという生活を支える分野を手掛けている日新商事には、それがあると思いました。
 
もう1つは、「人」です。これは日新商事独特のやり方かもしれませんが、一次、二次、三次と、面接が進むに連れて、段々と就活生に対して深く関わっていただけるようになる。例えば、三次面接の時、「Tさんは『ここが自分の強み』だと言うけど、逆に弱みじゃないかな」と。その上で、「社会人として続けていくには、その弱みを克服する必要がある。そのためには…」という感じで、時間を掛けて教えていただいた。そうやって、私という人間にしっかり向き合っていただける方に出会えて、とても嬉しかった。それが、決め手になりましたね。
 
K.N 確かに、そうですね。私の場合も、面接していただく度に時間を掛けて丁寧なフィードバックをいただきました。それに、「何か不安な点はありますか?」とか、凄く優しく対応してもらえた。ですから、「ここなら、先輩にサポートしてもらいながら、成長していけそうだ」というイメージが掴めました。
 
S.Y N君は大学では何を専攻していたのですか。
 
K.N 法律です。でも、学んだことにはこだわらずに、就活の際には、色々な会社にアプローチしました。昔から人の役に立つことが好きだったので、「何か生活を支えられるような仕事をしたいな」と思って探す中で、日新商事と出会いました。採用説明会の時、就活生との質疑応答の場面で、「化石燃料を扱っているけれど、SDGsへの取り組みは?」といった質問が出て。それに対して、担当者の方が非常に丁寧に、ソーラー発電所のプロジェクトのことなどを解説してくれたことが好印象で。それも入社の決め手になりましたね。

入社2年目で値上げ交渉に成功

R.I では次に、入社後に一番、自己成長を実感したエピソードをシェアしていきましょう。私の場合、内定者研修会の司会を務めていて、各プログラムの企画内容を内定者の皆さんに説明する時、「どういった目的で、どういった効果を期待しているのか」をしっかり話せるようになったこと。それは、企画の立案段階で、上司だったり、研修についての協力会社さんだったりに、内容を説明する機会が多く、そこで鍛えられたからだと思います。
 
K.T どのような企画があるのでしょう?
 
R.I 例えば、内定式でペーパーゲームをやってみました。内定者の皆さんが少人数のチームに分かれて、A4用紙10枚位を、どのような形でも良いから、できるだけ高く立ててもらうもの。目的は2つあって。1つはこれから“同期”になるメンバーと交流を深めるために、楽しく遊んでもらうこと。もう1つは、「目的意識を共有する」経験を積んでもらうこと。仕事をする上で、協働するメンバーと目的意識を共有することは非常に大事。ペーパーゲームはルールが単純なので、それがやりやすい。その2つの目的から、このゲームを企画したのです。
 
S.Y 完璧に、目的を理解できましたよ(笑)。私自身の話をすると、価格改定を乗り切ったことです。平たく言えば、商品の値上げをお客様にご納得いただくこと。このご時世だから、値上げはやむを得ないのですが、お客様によっては「もうちょっと待ってよ」とか「この額より上がっちゃうともう無理だ」とか、結構、強い言葉で言われることもあって。入社1年目の頃は、「どうしよう…」という感じになっていましたね。
 
K.N そうなりますよね。分かります。Y君はどうやって乗り越えたのですか。
 
S.Y 図太くなるしかなかったですね。「お客様のことを第一に考える」のはもちろんですが、それが“御用聞き”みたいになってしまって、お客様のご要望をただ聞いて、それを社内に持ち帰って、「お客様がこう仰っているので何とかなりませんか」とか。まるで社内で営業しているかのような。これでは会社の利益に貢献できない。腹をくくって、“お客様と対峙する”心構えが必要だと思いました。そのつもりで、お客様の事情を勘案しながらも、強く価格改定をアピール。ほぼ全てのお客様に受け入れていただけました。
 
K.T 新卒入社2年目で、そこまでタフな交渉事に携わっているのですね!では続いて、入社3ヶ月目に社長にプレゼンをした、私の経験もシェアさせて下さい。自己紹介の時にもお話ししましたが、私は日新商事が直営しているサービスステーションのスタッフ向けに、SDGsについての研修を企画・運営しています。研修終了後に受講者に対して行ったアンケート結果などを踏まえて、「これからどのような方向性の研修にしていけば、より効果が上がるか」という報告を、社長に向けて行うことになったのです。私は当然、上司がプレゼンするのだと思っていて、「上司のプレゼンを見学できるチャンス!」と。
 
R.I そうしたら、Tさん自身に白羽の矢が立ったと。
 
K.T その通りです(笑)。発表内容自体は、私も含めて部署のメンバー全員で作ったものなので、頭に入っていました。全部でスライドに10枚程度。結構、直前になって「Tさん自身でプレゼンしよう」と言われたので、もうやるしかなくて。本番の時、何とか、顔だけは取り繕っていられたと思いますが、首から下の汗は凄かったですね(笑)。
 
K.N 素晴らしい! では、私の経験談を共有します。入社当初は、とにかく専門用語が分からなくて苦労しました。社内の会議に出席していて、議事録を作成する担当なのですが、飛び交っている専門用語が全く分からない。録音データを聞いても分からないので、先輩にいちいち時間を割いてもらって確認する毎日でした。
 
S.Y どのような用語が出てくるのですか?
 
K.N 例えば、社内会議で「ハイランド」という言葉が出てきて。何を意味しているのか、さっぱり分からない。実は、潤滑油の商品で『ハイランドシリーズ』というのがあって。そのシリーズには10種類近くの製品があり、その中の1つについての話だったのです。その時、議題になっていたお客様は、シリーズのうち、特定の1つを使っていただいているので、先輩方は「ハイランド」だけで、その特定の1つを指していると、お互い、分かっている訳です。
 
S.Y それは、新人には無理ですね(笑)。どうやって勉強したのでしょう?
 
K.N 徐々に分かって来る感じでしたね。語学留学みたいなものかもしれません。「外国語が飛び交う環境にずっと身を置いていると、ある日、突然、聞き取れるようになる」と言いますよね。それと同じで、2年目に入った頃から、用語でつまずくことはなくなりました。今では、社内会議の議事録も、特に録音を聞かずに作成できています。

3年目には先輩に頼らず営業したい

R.I 最後に、それぞれの今後の目標を話して、座談会を締めたいと思います。私の場合、今やっている業務が新卒採用なので、私の仕事振りが、就活生の方々の日新商事への評価に直結する。ですから、もっと人の話をしっかり聞いて、要望にきちんと応えられる人になりたい。「会社の顔」になることが目標です。
 
S.Y まずは前提として、まだまだ部署で扱っている商品の知識や、それを営業するスキルが全然、身に着いていないと思っています。ですから、まずはそこをしっかりと身に着けたい。その上で、先輩からのアドバイスを一切、いただかなくても、自分で責任を持って動ける営業になるのが目標。理想を言えば、来年、つまり入社3年目には実現したいのですが、現実は甘くないかもしれない。でも、遅くとも5年目には到達していたいですね。
 
K.T 安心して仕事を任せていただけるようになりたいです。1年目ということもあり、今は上司や先輩方がリスクを負っていただいて、私にチャンスだけを与えて下さっている。ですから、私がミスをするのを心配することなく、上司と先輩方が安心して仕事を任せられる存在になることが、まず第1ですね。それに加えて、もっと“ゆるキャラ”になりたいな。
 
R.I え!? どういうこと?(笑)
 
K.T 経営陣に近く、期限に追われる業務が多めの部署なので、柔軟性を身に着けて、空気感を和らげられるような存在になれたらいいなと思います(笑)。
 
K.N そういうことですか(笑)。私の場合、Y君と重なりますが、1人である程度できるレベルまで、自分の知識やスキルを引き上げていきたいなと。今は先輩にご相談したり、聞いたりする中で、お客様からの問い合わせへのレスポンスがちょっと遅くなることも。ですから、一人で完結できるようになって、業務をよりスピーディーにこなし、社内でも社外でも存在感を高めていきたいですね。

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