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ORIZON BLUE PARTNERSを知る

【本部スタッフ座談会/会社の過去・現在・未来】
常に新業態に挑む飲食ベンチャーで、「やりたいこと」を見つけて下さい

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PROFILE

[参加者]
■佐々木 捷人(本部スタッフ)
■パク ハヌル(本部スタッフ)
■福井 瑞希(本部スタッフ)

関西を中心に、中華・カレー・焼肉・和食・カフェなど、多種多様な業態の飲食店を展開するORIZON BLUE PARTNERS。単一業態をチェーン展開して規模を拡大していく会社が多い中、異色の戦略で急成長を遂げているベンチャー企業だ。「多様な業態を展開する」という戦略は、飲食業界が大打撃を受けたコロナ禍を、同社が切り抜けられた要因にもなっているという。今回は、ORIZON BLUE PARTNERSの本部スタッフ3名に集まってもらい、座談会を企画。会社の生い立ちから未来まで、時間軸に沿って語り合ってもらった。

SNSを意識した内装が飛躍のきっかけに

──始めに、ORIZON BLUE PARTNERSが立ち上がった経緯を教えて下さい。

佐々木 元々は、不動産会社が母体になって、飲食事業を立ち上げたのがスタートになっています。「ここは飲食店を運営するのにふさわしい」という不動産物件を見つけた時、「自分達でやってみよう」と判断したのがきっかけ。それ以前にも、ホテルの運営などを手掛けた経験があり、「何でも挑戦してみよう」という風土が根付いていたからこその挑戦です。
 
パク ただし、最初から飲食事業が上手くいったわけではありません。寿司屋・居酒屋・ハンバーガー屋など、様々な業態に挑戦しましたが、大きくは伸びませんでした。それが、今から約10年前に、『夜市的点心酒場 好(ハオ)』をオープンしたことが転機になりました。今では『ホットペッパー』の予約ランキングで京都トップになる程、人気のお店に成長しています。

──『好』が成功した要因は何でしょう。

福井 3つあると思っています。1つは空間作り。台湾にある、屋台が集まった“夜市”イメージした内装を、細かいところまでこだわって作り上げました。ちょうどその頃、“インスタ映え”という、SNSでの画像シェアが若い世代の間で流行り出した。そこで「こんな面白い内装の店がある!」とシェアされ、バズったことが、大きかったですね。
 
2つ目は料理。「本格的な四川料理を気軽に味わえる」というコンセプトが評価されたのだと思います。3つ目はサービス。“夜市”をイメージした元気な接客を心掛けた。例えば、BGMのボリュームを上げて、お客様同士が声を大きくしないと会話できない環境にする。そこへ、店員が更に大きな声で「いらっしゃいませ!」「お待たせしました!」と。それによって、非常に活気のあるムードを演出でき、通りすがりの初めてのお客様でも、入店しやすいお店になったのだと思います。

多くの業態があったからコロナ禍を切り抜けた

──良く分かりました。しかし、『好』が成功したのだから、『好』だけに集中して、出店していく戦略もあったと思います。 でも、ORIZON BLUE PARTNERSは、多種多様な業態に手を広げていきましたね。その理由を教えて下さい。

佐々木 不動産会社が母体なので、「良い不動産物件を見つけたら、それに最適な業態の店をオープンする」というスタンスであることが大きいですね。常に「ここに合う業態は何だろう?」とゼロベースで考えるので、新たな業態の開発に行き着くこともしばしば。結果として、業態が増えていく訳です。
 
パク それに、母体の不動産会社の事業展開が“雑食系”。オフィスもホテルもマンションも一戸建ても駐車場も、ありとあらゆる不動産物件を扱っている。ですから、自然とORIZON BLUE PARTNERSも“雑食系”の飲食ベンチャーになったのでしょうね。
 
福井 何でもやるのがORIZON BLUE PARTNERSの強みで、そうしたことに共感できるメンバーがジョインしている。ですから、「単一の業態に集中しよう」と考える人が、そもそも、いないのかもしれませんね(笑)。

──複数の業態を展開している強みが発揮された例をシェアして下さい。

佐々木 例えば、コロナ禍をサバイバルできたこと。『好』は大勢で集まってお酒を楽しむお客様が多いお店なので、『好』だけに特化していたら、私達も他の多くの飲食店と同じく、コロナ禍で潰れてしまっていたかもしれない。しかし私達は、一人でお酒を楽しめる立ち飲み屋や、テレワークもできるカフェなど、コロナ禍による生活スタイルの変化に対応できる業態の店も展開していた。だからこそ、大きな打撃を受けることなく、事業を継続できたのです。
 
パク 私達は、コロナ禍をむしろ「チャンス」と捉えていました。多くの飲食店が廃業を余儀なくされたことで、良い立地の不動産物件が多く、市場に出て来たからです。母体の不動産会社を通して、私達は物件情報をいち早く掴むことができる。その機会を逃さず、出店ペースを上げました。
 
福井 そうした判断ができたのは、ORIZON BLUE PARTNERSの経営姿勢もあると思います。社長は常日頃、メンバーに「撤収は良いけれど、撤退はするな」と言っている。撤収は「計画的に、また戻って来ることを前提に、一旦、引き上げる」こと。これに対して撤退は「負けて逃げ、もう二度と戻って来ない」こと。前者はOKだが後者はNG。「どれだけ苦しくても逃げるな、前に進め」。そうした姿勢が会社の風土として根付いていたからこそ、コロナ禍でも積極的な出店を貫けたのだと思いますね。

大型商業施設の新設で出店の誘いが来る

──コロナ禍をチャンスにして、飲食ベンチャーとして大きな飛躍を遂げることができたのですね。

佐々木 はい。現在までに、5都府県に10業態18店舗を展開するまでに成長できました。
 
パク 「有望な飲食ベンチャーとしてのポジションを築きつつあるのかな」と感じています。例えば、大型のショッピングモールなどの開発プロジェクトが立ち上がった時に、「ORIZON BLUE PARTNERSさんも、テナントとして出店しませんか」とお声掛けいただけるケースが増えました。「厳しい時でも出店に前向きな会社」というイメージが浸透しているのかもしれません。
 
福井 そうした大型の施設との交渉や契約は、我々、本部スタッフの仕事。大手のデベロッパーさんを相手に、様々な調整を行う。我々自身がビジネスパーソンとして成長する機会にもなっていますね。

「自分の店を持ちたい」方の入社を歓迎します!

──最後に、ORIZON BLUE PARTNERSの将来像を聞かせて下さい。

福井 当社では2025年までに50店舗を出店する」という目標を掲げています。それに向けて、飲食業の経験者の方のジョインはもちろん大歓迎ですが、「飲食について、これから学びたい」という方にもジョインして欲しい。中華・カレー・焼肉・和食・居酒屋・カフェなど、様々な業態を経験できる環境があるので、「何でも挑戦したい!」という、やる気のある方を歓迎します。
 
パク 「ORIZON BLUE PARTNERSに入社したら、自分がやりたいことがそこにあった」。そう言ってもらえる会社にしていきたいですね。若い世代の中には、「自分の目標がまだ決まっていない」という人も多いはず。是非、多様な選択肢があるこの会社で、自分の目標を見つけて欲しいですね。
 
佐々木 「独立志向のある方に来ていただけたら」と思っています。当社の店舗は地域密着型。外観・内装・メニューなど、個々の店舗で独自のものを設定できるので、店長であれば、会社を辞めることなく「自分の店」を持つ感覚が経験できるはずだからです。年齢や経験に関係なく、成長意欲が高い方に来ていただきたいですね。

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