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「知ってる?賃貸不動産経営管理士」

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皆様お久しぶりです、新卒社員の向山です。
秋もだいぶ深まってきましたが、皆さまはどのようにお過ごしでしょうか。
私は、宅建の試験が終わり、次なる試験「賃貸不動産経営管理士」の資格取得に向けて勉強中です。

さて皆様は「賃貸不動産経営管理士」ってご存じですか?なじみがない方も多いかと思います。
じつは私も、入社するまで知りませんでした。でも実は不動産管理において重要な役割を担うと期待されているのが、この「賃貸不動産経営管理士」なのです。

今回はそんな「賃貸不動産経営管理士」について以下の3つの論点からクロースアップしてみたいと思います。

ⅰ「賃貸不動産経営管理士」とは?
ⅱ「賃貸不動産経営管理士」が担う役割
ⅲ「賃貸不動産経営管理士」が設置された背景

ⅰ「賃貸不動産経営管理士」とは?
一言でいうとアパートやマンション等の賃貸住宅管理に関して必要な知識を持つ専門家です。
「賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律」において、賃貸管理を行う場合、事務所ごとに「業務管理者」の設置が義務づけられていますが、その「業務管理者」になるための要件の一つがこの「賃貸不動産経営管理士」の資格です。
賃貸管理には借主の募集やクレーム対応、原状回復等の実務から、建物や設備、賃貸管理に伴う税金や法令に至るまで幅広い知識が求められますが、それらの業務を適切に行うための資格です。

ⅱ「業務管理者」として「賃貸不動産経営管理士」が担う役割
賃貸住宅管理業者は管理受託契約の締結前に貸主に対し重要事項説明書を交付しその内容を説明させなければなりません。
こうした重要事項説明や、管理受託契約書の交付は業務管理者が行うことが望ましいとされます。
また、賃貸住宅のメンテナンスや家賃等の管理、オーナーへの定期報告(レポート)も重要な役割です。さらに長期修繕計画などの提案は「賃貸不動産経営管理士」が行うべき仕事とされています。

ⅲ「賃貸不動産経営管理士」が設置された背景

従来、賃貸管理はある程度貸主の自主管理で対応できたため、専門家による管理のニーズは必ずしも大きくはありませんでした。
しかしバブル崩壊後は人・モノ・カネの移動が活発化し不動産市場も不況に陥りました。それに伴い賃貸借契約の形態や不動産の活用の仕方が多岐にわたり、契約関係も複雑になったことで専門家に業務を委託する必要性が出てきました。
例として、不動産証券化により複数の投資家がオーナーとなるケースや、サブリース業者がオーナーの所有する不動産を一括で借り上げし、入居者に貸し出すサブリース契約があります。

やや難しい内容になってしまいましたが、賃貸不動産経営管理士の概要についてなんとなくでもイメージが湧きましたでしょうか?

宅地建物取引業法は一般的に立場の弱い借主(入居者)を保護するために制定されたものですが、賃貸住宅管理業者はオーナーの立場や権利を保護することも大きな役割の一つです。

私も賃貸管理の業務についてまだまだ学ぶことはたくさんありますが、
「賃貸不動産経営管理士」の資格の勉強を通じて不動産管理の専門性を高めていきたいです。

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