皆様、お久しぶりです!新卒社員の向山です。
来る12月1日、宅建の合格発表がありました。
私も受験生の一人で、発表まではやや緊張しながら待つ日々でしたが、
結果は・・・「合格!」
弊社では、基本的には業務時間外で各自勉強を進めていく方針でしたが、逆にそれが自分に合っていたような気がします。
合格発表を受け、今回の宅建試験における自分の勉強を振り返ってみました。
今後受験される皆様の参考になることがあれば幸いです。
① 過去問をひたすら解こう
私は過去問12年分を7回、単元別問題集を4回解きました。
宅建の勉強方法で「過去問繰り返し」が推奨されるのは、根性論ではありません。
科学的に「効率の良い」方法であるからです。理由は以下の通りです。
まず、繰り返し同じ問題を解くことで脳に「長期記憶」として保存されやすいことがあります。
次に、例えば前回と同じ間違えをしたとします。
そうすると「なぜ今回も間違えたのだろう」と感じます。やや落胆にも近い気持ちでしょうか。
でもこの気持ち大事で、脳内で印象に残りやすいのです。
すると「重要な知識」と脳が認識し、脳の片隅に蓄積されていきます。
皆様は大事な予定は忘れないですよね。例えば恋人とのデートとか。
これは、「重要なことだ!」あるいは「絶対に忘れてはならない!」と感じる事で、脳内でも「残しておくべき情報」に分類されるのです。
繰り返し問題を解くことで長期記憶になりやすく「大事な情報」であることを意識することで「脳内に保存」されるのです。そして過去問を繰り返し解くことがこれらの目的を達成する上で非常に効率がいいのです。
② 勉強量を確保しよう
当たり前ですが、合格の根幹にあるのは圧倒的な「勉強量」です。
受験生の自分を支えてくれるのは今までの「勉強量」に他なりません。
宅建に限らず、結果が出ないとき「やり方が間違っている」か「勉強量が足りない」のどちらか(あるいはどちらも)が原因であることが多いです。
③ 知識は隙間時間で反復、わからない部分は悩んでもしょうがない
では、自分は具体的にどのような対策を取ったかというと「反復」を徹底することでした。
一度間違えた問題や、重要な情報は付箋に書きまくって、部屋の壁にペタペタ張ります。
そして例えば歯磨きをしながら、髪の毛を乾かしながら、あるいはご飯を食べながら
とにかく何度も何度も見て(読んで)頭に叩き叩き込みます。
そう、脳の長期記憶に残すためです。
さらに、いろんな参考書やテキストにやみくもに手を出すことはあまりお勧めしません。
同じテーマについて書き方やまとめ方の違う三冊の参考書で勉強するのではなく、
手元にある一冊を信じて、その一冊をとことんやり倒す方が、いろんな意味で「得」だと思います。
もう一つ、民法に関しては理解が難しいので、正直テキストを読んでも頭に入ってきませんでした。
ですので、それらはYouTubeに頼っていました。
今は宅建に関して、とても分かりやすく解説している動画が沢山(しかも無料で)アップされています。
教科書とにらめっこしてもしょうがない部分は、別の方法で攻略しましょう。
さらにそれでも、難しい部分は60%の理解のまま、いったん覚えましょう。
数学の公式と同じで、後々分かってきて疑問がクリアになる事は結構あります。
④ 努力したから成功するわけではない、成功するための努力をしよう
勉強量が大切なことは上記で述べましたが、必ずしも「勉強量」が「合格」と結び付くわけではないですよね。
私はどちらかというと記憶力が悪い方であるという事は学生時代にいやというほど味わってきました。
だから「自分にとって一番効率のいい勉強方法は何だろう」という事を今までずっと考えて試してきました。
そんなことを何年もやっていると、勉強に関しては
「何かを達成するために何をどこまで、どんな風にやればいいのか」自分の感覚知として段々わかってきます。
宅建合格に関して私の中で最大のバロメーターは過去問や予想問題を解いた時の
「点数(正答率)」「手ごたえ」「理解度」であり、「勉強時間」はあくまで、それらを高めるために附随するものです。
いかがでしたか?
ざっと自分の勉強方法を書き留めてみましたが、必ずしもこれが正解というわけではなく、自分にあう勉強方法は人それぞれだと思います。
逆にこんな勉強方法を試してきた、もっとこんな勉強方法があるよ、という声があればどんどん教えて頂きたいです。
自分で勉強方法を考え、試して、振り返って、を繰り返していけば、宅建に限らずどのような試験やあるいは仕事にも汎用できます。
宅建合格を目指し日々勉強に励む皆様を応援しています!
募集要項をご確認の上、ご応募ください。