床に寝そべる猫、ブドウ味だけ残されたアイス、気絶した犬。
これが、私のスマートフォンに保存されたすべての画像です。
現在の情勢下では気軽に外出することも出来ないので、私の画像フォルダは荒れ果てた砂 漠のように、寂しい状況が続いております。
情勢が落ち着きましたら、この画像フォルダ に花々を添えられるよう、色々なところへ旅行に行きたいな、と思っています。
さて、これから週に１度、新入社員がブログを書かせていただきまして、
本日は声が大き いことでお馴染み、渕上が担当させていただきます。
先日、久しぶりに友人とZOOMで連絡をとった際、
「会社が六本木と聞いて垢抜けている かと思ったら、渕上は外見が全く変わっていないな」と言われたのですが、
お洒落なひまわり畑に雑草を移植したところで雑草がひまわりに変わるわけがないのだから、当たり前 だろう。
という話をしました。
しかしそこで、私がポスト・リンテルに入りたいと決意した、入社面接のことを思い出したのです。
15 時に来てください、と呼ばれて行ったオフィスには、未来の上司となる、佐藤さんと宮沢さんがいました。
そこで 30 分ほど、私がどういった仕事をすることになるのか、ポスト・リンテルに入社す るメリット・デメリット（多くの人員を抱える会社ではないので、じっくり研修を受けら れるというよりは、現場で実際の業務を通して学んでいくことになる、という内容でした が、私にとってはむしろ喜ばしいことでした）は何か、
という話をしていく中で、人間としてのレベルが高い方々だな、と強く感じたのです。
しばらく会話をしてみれば、相手がどういった人物なのかということは、自ずとわかってきます。
頭が良い人なのか、自分の考えをしっかりと持った人なのか、論理的に物事を進められる人なのか。
私から見るに佐藤さんと宮沢さんは、そのすべてを持った人だったのです。
背の高いひまわりが咲く畑に雑草を植えたところで、すぐ劇的な変化が起きるわけではありません。
しかし、周りを高い花々に囲まれてしまった雑草は、光を浴びようと一生懸命 背伸びをするのではないでしょうか。
逆に、苔しか生えていないような土壌には、背の高い植物は育ちません。競争相手のいな いような場所では、背伸びをする必要もないからです。
これが、私がポスト・リンテルに入社した理由です。
このブログを読んでくださっている方の中には、就職する会社を探している、という方もいらっしゃると思います。
会社選びの一つの観点として、その会社の「土壌」を見る、ということを、私からは提案させていただきました。
ポスト・リンテルが入っている建物の近くに、大きな桜の木があります。
その桜は夜になるとライトアップされ、仕事帰りのサラリーマンたちが、スマホ片手に足 を止めています。
多くの人がその幻想的な光景に目を奪われ、口を半開きにしながら桜を見上げています。
しかし、その足下には確かに、力強く雑草が生い茂っているのです。
