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【TOPインタビュー】
エンジニアが思い描いた未来を自由に切り拓けるIT企業です

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PROFILE

塩原 正也(代表取締役)

2000年の創業以来、受託開発、SES、自社プロダクト販売など、様々な業態でIT事業を展開しているパワーエッジ。1つの業態に特化するIT企業が多い中、エンジニアに多様なキャリアを提供できるのが強みだ。現在は、社員数270名・売上高33億6,100万円(2021年7月期:連結)にまでに成長。今後は、社員数1,000名の実現に向けて、エンジニアの採用に力を入れていく方針だという。そこで今回は、パワーエッジ代表の塩原正也を取材。IT業界の中での自社の立ち位置や、活躍できるエンジニア像などについて語ってもらった。

「受託」「SES」「自社プロダクト」の全てをカバー

──塩原さんは20代でITベンチャーにジョインしてから30年以上、IT業界の最前線で活躍してきたそうですね。業界の現状を、どのように分析していますか。

IT業界に属する企業の多くは、「受託開発」「SES」「自社プロダクト販売」の3つの業態に分類できます。1つ目の「受託開発」は、システム開発をするお客様からの依頼を受けて、主に自社のオフィスで開発を行う業態。「金融系に強い」とか「経理システムに特化」といった具合に、得意分野を持っているケースが多い。
 
以前に比べると「受託開発」を手掛ける企業は減っています。システムを完成させて初めて、お客様から報酬をいただくので、先にお金を掛けて、後から売上が入る。ですから、経営的に厳しい面もある。一方、お客様からすると、IT企業に開発を任せてしまうことになるので、品質や納期面で期待通りにならないケースも出てくる。そうした両者が抱える問題を解決できる業態として登場したのが「SES」です。

──「System Engineering Service」の略で、エンジニアがお客様の現場に出向いて、開発作業に携わる業態ですね。

はい。エンジニアの労働時間に対して、お客様から報酬をいただくので、IT企業側は経営が安定する。お客様の側も、自社の監督の下でエンジニアに働いてもらえるので、期待した成果が出やすいメリットがあります。ですから、今は業界の主流と言っても過言ではない程、「SES」が盛んになっています。

しかし、「ITエンジニアのキャリアアップ」という観点からは、「SES」にはデメリットもあります。所属するIT企業のオフィスではなく、お客様先で働くため、上司・先輩のフォローを受けたり、継続的・体系的な教育を受けたりするのが難しい。エンジニア本人に「習得したいスキル」や「経験したい開発業務」があっても、希望を叶える体制がない場合がほとんどなのです。

──「SES」に飽き足らないエンジニアは、どのような業態のIT企業を選んでいるのですか。

人気があるのは「自社プロダクト販売」です。他社に提供するパッケージソフトやクラウドサービスなどを自社で開発する業態なので、エンジニアのキャリアアップを手厚くサポートしてくれる企業が多いからです。ただ、国内のITプロダクトの状況を見ると、大企業が非常に強い。ITベンチャーが新プロダクトを開発しても、競争に勝てないケースが多いのが実情です。

──エンジニアが活躍する場としては、3つの業態とも、課題を抱えているわけですね。では、そのようなIT業界の現状の中で、パワーエッジはどのような立ち位置を目指しているのか、教えてください。

3つの業態の全てをカバーしていて、エンジニアが自分のキャリアを自由に切り拓いていける環境を整えています。例えば、「まず、受託開発案件で上流から下流までの工程に一通り携わり、経験値を上げる」「次に、最先端の技術を扱う開発に、SESで携わってスキルアップする」「その上で、経験・知識を活かして自社プロダクトの開発に携わり、業界を変革するような大きな仕事を成し遂げる」といったように、自らの意思でキャリアを描いていくことが可能です。

特定の業界の景気に左右されない会社を作った

──意欲のあるエンジニアにとっては、理想的な環境ですね。塩原さんは、なぜ、そのような会社を立ち上げたのでしょう。

最初から今の体制だったわけではありません。パワーエッジが2000年にスタートした時は、「人事・給与系システムに強い受託開発の企業」でした。その後、SESも手掛けるようになり、さらに近年は、パッケージソフトの開発・販売を行っているIT企業に、M&Aによってパワーエッジの仲間になってもらっています。時代の変化に対して、柔軟に対応してきた結果、1つの業態に特化せず、お客様のニーズに幅広く応えられる体制になっていったのです。
 
このプロセスの中で、開発案件の業種・業務やお客様の企業規模などが、どんどん多様になっていきました。今では、様々なお客様・業界・業務の仕事を手掛けています。このため、特定の業界の浮き沈みに左右されず、安定的に仕事を受注できるのがパワーエッジの強みの1つになっています。

「これで良いよね」と立ち止まらない

──良く分かりました。では、パワーエッジで活躍できるのは、どのようなエンジニアなのか、聞かせて下さい。

2つ挙げられます。1つ目は、変化に付いていける人であること。日進月歩でテクノロジーや経済環境が変わっていく中、「これで良いよね」と立ち止まることは、後退でしかありません。変化を恐れず、常に進化していくことが大事。ですから、パワーエッジという会社にしても絶えず事業を多角化してきました。今でも、就業規則を変えたり、給与体系を変えたり、常に変化しています。
 
2つ目は、信念があって、真摯に向き合える人です。自分の中にしっかりと軸を持ちながら、変化に対応していけるのが理想的ですね。この2点が備わっている人であれば、エンジニアとしての経験年数やスキルは問いません。

──エンジニアの活躍を支えるために、塩原さんは日頃、どのようなことをメンバーに伝えていますか。

「技術力を向上させるだけでなく、教養を身に着けて、人間力を高めることが大事です」と伝えています。例えば、お客様の担当者がエンジニアではないケース。技術的なことを、例え話などを駆使して、分かりやすく伝える必要があります。そのような時、教養がとても役に立つ。教養豊かな会話ができれば、初対面でも相手の記憶に残り、仕事を依頼していただける。
 
私の場合、経済、日本史、世界史、宗教などを学んで、自分の血肉にしてきました。そのことで、お客様を始め、ビジネス上のパートナーの皆さんと良い関係を築け、パワーエッジをここまで成長させることができたのではないかと思います。

──最後に、求職者へ向けてメッセージをお願いします。

自分自身で勉強する姿勢を持っているエンジニアであれば、思い切り活躍できる環境がパワーエッジにはあります。新卒入社の方には、最初にプログラミングなどの研修を受けてもらいますが、そこから先は、自分で学び、技術を習得していくことになります。「自分でキャリアを描いていけるステージは用意します。その舞台でどう飛躍するかは、自分次第」というのがパワーエッジ流。「自ら考え、創意工夫して、仕事を楽しくしていきたい」というエンジニアの方や、エンジニア志望の就活生の方は、是非、一緒に働きましょう。

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