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パワーエッジを知る

【研修講師&受講者座談会】
“自ら思考する力”を鍛える研修でエンジニアとしてのスタートを支援

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PROFILE

■新井 誠至(取締役 DF事業部 事業部長)
■山田 星奈(エンジニア)
■渡邊 一貴(エンジニア)

「業態」では、受託開発もSESも自社プロダクト販売も手掛ける。「業界」で言えばアパレルも金融もメーカーもある。「業務」については、基幹系にも人事系にも販売系にも携わる。パワーエッジは、実に幅広い領域で事業展開しているIT企業だ。多彩な案件に対応できるエンジニアを輩出するために、同社では新卒研修に注力している。そこで今回は、新卒研修の講師であり、取締役 DF事業部 事業部長を務める新井誠至と、新卒1年目で研修を修了し、エンジニアとしてスタートを切った山田星奈、渡邊 一貴の3名による座談会を企画。どのような研修内容なのか、解説してもらった。

「外見を全く問題にしない」面接の姿勢に感動

──まずは、自己紹介を兼ねて、それぞれパワーエッジに入社するまでの経緯を教えて下さい。

新井 私の場合、キャリアのスタートから研修講師の仕事をしていました。大学を卒業後、大手総合電機メーカーのグループ企業で、グループ内外の会社向けに、新人研修やデータベースの扱い方に関する研修などを行っていた会社に就職。インストラクターを務めました。
 
その後、「もっと自分の手を動かして仕事をしたい」とい思うようになり、パワーエッジに転職。入社後、最初はSESでお客様先で開発に携わり、その後、アパレル業界向けのパッケージソフトのインフラ周りや受託開発にも携わるように。並行して、前職での経験を活かして、新人研修の講師も担当しています。
 
山田 私は新卒入社1年目です。大学・大学院では建築を専攻。構造設計を研究していたので、CADを始めITツールを使う機会が多く、ITの世界に関心を持ち始めました。その中で、建築業界自体のIT化が遅れていたため、「就職先としてどうなのかな?」と。迷いましたが、最終的にIT企業に絞って就活することを決意しました。
 
就活で、IT系の合同説明会に参加した時、パワーエッジだけ、社長自ら登壇して会社説明をしていたことに好感を持ち、応募することに。当時、私は「ありのままの自分で勝負したい!」という想いがあって、どの会社の面接にも、カジュアルな服を着て、しかも金髪で臨んでいました。たいていは、「なぜ、その格好なの?」というリアクションでしたが、パワーエッジの面接では外見の話は全く出なかった。「私の内面を見ようとしてくれている!」ということが嬉しくて、入社を決めました。
 
渡邊 私も山田さんと同期入社です。大学では法学部で国際政治を専攻。「グローバルな舞台で活躍したい!」という想いから、就活ではNGOか旅行会社を受けようと。でも、ちょうどコロナ禍とぶつかってしまい、新卒採用を控えるところが多く、中々、思うように就活が進まなかった。
 
そこで、進路を変更することに。「手に職を付けられる」ことを考えて、IT業界に進むことにしたのです。いくつかIT企業にアプローチした中で、パワーエッジと出会いました。決め手は、会社説明会に参加した時、「面倒見の良い人が多く、働きやすそうだ」と感じたことです。

──山田さんも渡邊さんも、プログラミングは未経験で入社したわけですね。パワーエッジでは、そうした非IT系出身者も含めて、どのような新人研修をしているのでしょうか。

新井 「基礎知識習得プラン」といって、約3ヶ月で初級レベルのプログラミングを身に着けられるカリキュラムを用意しています。HTMLやCSSを学び、それを用いて自己紹介HPを作成するところからスタート。その後、Javaを中心にオブジェクト指向開発を学びます。軸となる言語を1つ覚えれば、後々、PHPやPythonなどを身に着けるのは比較的、容易ですから。こうして、今、一番、お客様からの依頼が多いWebアプリケーション開発の実務を学び、最終的には、ECサイトを自分で企画して、データベースも含めて制作。非常に実践的な研修になっています。

ヒントは与えるが正解は教えない

──受講したお二人にとって、エンジニアへと成長する上で、研修が役に立ったことを教えて下さい。

 山田 自分で考える習慣が身に着いたことです。何か分からないことがあって、新井さんに質問すると、正解ではなく、ヒントを与えてくれる。私自身の経験で言えば、SQLの書き方について質問した時に、「こういう風に考えてみたら?」と。正解に辿り着くための「考え方」を教えてもらえるのです。
 
新井さんは、受講者が質問しやすい雰囲気を作ってくれるので、気後れせずにどんどん質問できる。質問せずに、分からないことを分からないままにしていると、「自分はダメな人間なんだ」とネガティブになってしまいがちですが、パワーエッジの研修ではそれはない。そして、ヒントを与えてもらって、自分なりに考えて正解に辿り着いた時は、「やった!」と、自己肯定感が上がります。そうやって自信を付けられる研修になっていると感じますね。
 
渡邊 私も同じく、自分で考える習慣が身に着き、ITについて深いところまで理解できたことが、自己成長に役立ちました。私の場合、ITの仕事に活かせるようなことを大学時代に全く学んでいない。ですから、最初の頃は闇雲に質問ばかりしていました。
 
でも、新井さんの示唆を受けて、分からないことは、まず自分で調べてから質問するように心掛けました。そうすると、知識を得た時の理解の深さが全然、違います。例えば、Javaについての理解が不足していた時、不明なことを自分で調べた上で、新井さんの補習を受けた。それで点と点が繋がって、仕組みとして理解することができました。私のために特別に補習を実施してくれたことも含めて、新井さんには感謝してもしきれません。

──「自分で考えさせる」ことを徹底している狙いを聞かせて下さい。

新井 自分で考えて行動できない人は、後々、現場で活躍できないからです。プロのエンジニアとして仕事をしていて、「今まで経験したことがない」という課題に直面することは非常に多い。そうした時、自ら考えて「この知識を応用すれば良い」とか「この人に聞けば良い」といった見当を付けることが重要。だから、自分で考える習慣を付けてもらうのです。
 
とはいえ、「自分で全部、考えなさい。質問は受け付けません」という態度は取りません。プログラミング未経験の新人もいますから、独走して間違った方向に行ってしまいかねませんから。不明なことがあれば、必ず私に相談するように伝えています。

開発現場でのコミュニケーション力も養える

──受講者から、どのような相談があるのか、具体例をシェアして下さい。

新井 例えば、「すみません、エラーが出るんです」と。それに対しては、「何のエラーメッセージなのか、確認した上で質問して下さい」と伝えています。似たパターンで、「これって、どうすれば良いですか」とか。この場合には、「『これ』では分からないので、きちんと整理してから質問して下さいね」とお願いしています。
 
入社したばかりなので、社会人としては問題のある質問の仕方になるのは無理もない面があります。とはいえ、いざ開発の現場に出て、周囲のメンバーにこのような質問をしてしまったら、本人が苦労することになる。ですから、IT講座というよりコミュニケーション講座に近いかもしれませんが、しっかり「質問の作法」を伝えるようにしていますね。

──“キホンのキ”を徹底しているわけですね。研修を終えたお二人は、今、どのくらい成長した実感がありますか。

山田 完璧ではないですけど、「どうプログラムが動いているのか」が分かるようになってきました。入社前は全く知識がなかったので、それに比べたら大きく成長したのではないでしょうか。「エンジニアとしての思考」が身に着いてきた実感があります。
 
渡邊 私もエンジニアの視点が身に着いて来たと思います。ECサイトを見掛けた時、「これってどういう機能になっているのかな」「こういう動きをするということは、裏側で走っているプログラムは…」と考えたりします。とはいえ、やっとスタートラインに立ったばかり。プロとして仕事をしていくために、今後も自ら勉強を続けていくつもりです。
 
新井 二人とも、研修修了後、自社プロダクトのパッケージソフトの改修の仕事に携わってもらっています。PHPからJavaに乗せ換える仕事なので、そこでプログラミングに関する勉強の成果を発揮してもらいたいですね。その上で、更なる成長を期待しています。

──最後に、それぞれの立場から、就活生に向けてメッセージをお願いします。

新井 「新人研修で教えてもらえるのだから、自分で勉強しなくても大丈夫だろう」というような姿勢の方は、パワーエッジで活躍するのは難しいと思います。当社の研修は自ら考え、自ら動くことのできる人を支援するものだからです。是非、成長意欲の高い人からの応募をお待ちしています。
 
山田 諦めずに続けられる人なら、自己成長していける環境が整っている会社だと思います。未経験の方にとっては、不安は多いと思いますが、信念を持って取り組める方であれば、心配しなくても大丈夫です。
 
渡邊 自分から学ぼうとする姿勢を持っていれば、未経験からでも成長していけるサポート体制があります。自己成長に貪欲で、真面目に取り組める方と、是非、一緒に働きたいですね。

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