■S.M(入社6年目/帯広営業所)
畜産業界に特化している専門商社・ワイピーテック。特に、畜産経営の生産性を高める家畜のエサ「機能性飼料」に関しては豊富な販売実績を誇る。東京・大手町に本社、北海道と福岡に営業所があり、全国の畜産農家へ営業。信頼関係の構築に努めている。今回は、北海道・帯広営業所に所属するS.Mを取材。ワイピーテックの営業がどのような仕事をしているのか、典型的な1日の仕事の流れを解説してもらった。
私の場合、営業先に直行することが多いです。というのも、営業エリアは北海道全域。帯広市内にある自宅から車で片道3時間くらい掛かる営業先が、ざらにあります。一番、遠い時は6時間、掛かりました(笑)。毎週月曜の朝9時からチームの朝礼があり、メンバーそれぞれの営業の進捗を共有していますが、営業先へ向かう途中になることも多くて。そうした時は、車をいったん停めて、車内からリモートで参加しています。
帯広営業所に出勤する場合は、お客様と連絡が取りやすい9時頃にオフィスに着くようにしています。アバウトな言い方をしたのは、ワイピーテックは時差出勤を導入しているから。朝は7時から10時30分までの間、自分で出勤時間を選べるのです。出勤後は、PCを立ち上げてメールを確認した後、アポイントを取ったり、お客様からのお問い合わせに対応したりするのが日課です。
調べものをしている時間が長いかもしれません。例えば、データ収集に協力して下さっている畜産農家さんからもらった数値の確認。ワイピーテックの飼料を導入した後、生産や繁殖の成績がどのように変化したか、最新のデータをチェックします。アフターフォローに役立てたり、新たなお客様への営業の参考資料として活用したりしているのです。
また、お客様に興味を持ってもらえそうな海外の展示会がないか調べることもあります。ワイピーテックが扱っている機能性飼料は海外製のものが多い。なじみが薄いので、お客様からすれば取っ付きにくい面もあります。そこで、海外の展示会に出向いていただき、最先端の畜産経営で使われている飼料であることを実感していただくことが有効なのです。
私自身がヨーロッパを始め海外の展示会へお客様と一緒に出向き、通訳を務めることもあります。英語はあまり得意ではないのですが(笑)。他には、見積書を作成したり、営業資料をまとめたりしていますね。
17時頃まで、1日かけて営業します。牧場の中へ入っていくことが多いので、“スーツに長靴”というスタイルで出向いています。帯広に近い営業先なら、商談が終わったら営業所に戻りますが、遠方の場合は出張します。平日はホテルに宿泊して、全道各地を営業して回っています。その場合、よくビジネスホテルの『ドーミーイン』を利用しています。広々とした大浴場と夜鳴きそばがお気に入りなので。
また、出張の際は、ランチの計画を立てるのがひそかな楽しみになっています。ワイピーテックの代理店になっている会社の担当の方と一緒に営業先を回る時は、ランチの計画も一緒に立てています(笑)。北海道は美味しい定食屋さんがたくさんあるから、食べる場所に困ったことはないですね。
営業所へ出勤した時でも、営業先から帰社した場合でも、残業することはほとんどありません。時差出勤で遅い方の時間を選んだとしても、19時には退社しています。ですから、プライベートは充実していますね。
私の場合、趣味はバドミントンと釣り。バドミントンは中学時代から続けていて、今は週3日、社会人サークルでプレー。釣りはルアーが専門で、サクラマス釣りやヒラメ釣りをしています。
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