■前田 和真(Enejet学園西町／社員)
■早田 康隆(Enejet学園西町／チーフ)
■西川 優香(Enejet学園西町／アルバイト)
■東 萌(Enejet学園西町／アルバイト)
■田渕 海凪斗(Enejet学園西町／アルバイト)
人口23万人超と、神戸市の行政区の中で最多を誇る西区（2023年7月1日時点、住民基本台帳による）。ニュータウンとして開発された街区が広がり、「住民の移動手段はもっぱらマイカー」という、この土地に『EneJet 学園西町』というサービスステーション（以下、SS）がある。神戸市に本社オフィスがある三和油業が兵庫県内の10ヶ所で運営しているSSの1つだ。今回は、『EneJet 学園西町』で活躍している社員とアルバイト、5名に集まってもらい、座談会を企画。メンバー同士、どのように連携して顧客の役に立っているのか、語り合ってもらった。
色々な年齢層のスタッフが活躍しています！
──最初に、自己紹介を兼ねて、それぞれどのような経緯で入社したのか教えて下さい。
前田 私は中途入社ですが、実は学生時代に三和油業が運営するSSでアルバイトをした経験があって。卒業後は別の会社に就職したのですが、そこを退職することになったのです。その時、バイト時代の上司だった方から「ウチに来ないか」と誘っていただいたことをきっかけに、入社しました。決め手は、バイト時代、一緒に働いていたスタッフが店舗に何人かいるので、「気心の知れた仲間達と一緒に仕事ができる！」と思ったこと。しかも、私にSSの仕事の面白さを教えて下さり、一番、お世話になった先輩である桃原さんが店長を務めている。「この店で働くしかない！」と思いましたね。
早田 私の場合、新卒入社です。もっとも、卒業して、だいぶ経ちますが（笑）。元々、学生時代から車が好きで、「SSで働きたい！」と。三和油業が運営するSSで、アルバイトを始めたのがきっかけ。給油だけでなく、車検やコーティング、タイヤ交換など様々なサービスを経験。車の知識が増えていくことに、やりがいを感じていましたね。その後、社員登用のお話をいただき、「責任のある立場で仕事をさせていただける」ということで、喜んでお引き受けしましたね。
西川 私はアルバイトです。子育て中のシングルマザーですので、自宅から近く、シフトの融通が利くアルバイトを探した結果、ここを選びました。決め手になったのは、店長の桃原さんのお人柄。面接でお会いした時、私と同じシングルマザーということで、凄く親身に話を聞いて下さり、時短勤務や、子供の都合で急なお休みをいただく場合があることも、全て受け入れていただいた。それに、バリバリ働いている桃原さんを見て憧れたこともありますね。
東 私もアルバイトです。西川さんと同じく、子育て中の主婦で、家庭の事情に合わせた諸々の条件に合ったのが『EneJet 学園西町』でした。決め手は、面接の時、店長の桃原さんにお会いして「女性の活躍を応援したい」とおっしゃっていただけたこと。今後、SSの中で「女性が活躍できる、新しい職種を作りたい」というお話を聞いて、女性が働く上で希望を持てると思い、興味が湧いて入社を決めました。
田渕 私は学生アルバイトです。「SSでバイトしよう」と思ったのは、元々、車やバイクが好きだったから。それに、夜学に通っているため、「学校に行くまでの時間で働けるところ」という条件にも合っていました。『EneJet 学園西町』に決めたのは、職場の雰囲気が良かったからです。職場見学の時、スタッフさんがお客様に接している姿が楽しそうに見えて。他にも、面倒見の良い優しそうな人が多そうで、「働きやすいだろう」と思って決めました。
新しいコンセプトのSSを模索中
──店長の桃原さんは人望が厚いのですね！ では、今、皆さんが店舗を盛り上げるために、どのようなことに力を入れているのか聞かせて下さい。
前田 私達が“油外サービス”と呼んでいる、給油以外のサービスの充実です。今、『EneJet 学園西町』では、車の販売や買取、車検や修理などのサービスをご提案。お客様のカーライフをトータルにサポートすることを目指しています。これは、三和油業が2030年に向けて追求している、SSの新業態を先駆けて実行するもの。単なる給油所ではない、新しい価値を提供していこうとしているのです。
早田 お客様へニーズに合った提案をするための切り札が、「車番認証システム」。これは、店舗の入り口に設置した専用カメラでお客様の車のナンバープレートを読み取り、過去のご利用状況、車検満了日、エンジンオイル交換の目安時期といった情報が、店内にいるスタッフが見ているモニタに映し出される仕組み。最先端のITを駆使して、お客様が必要とするタイミングで、必要なことを提案できるのです。
東 私の役割は、「車番認証システム」によるお客様データをモニタリングして、インカムを使ってスタッフに伝えることです。例えば、「今、来店されたクーペの方は、車検満了まで残り2ヶ月です」といった具合。その情報を元に、スタッフ全員が連携を図ることで、お客様のニーズにより合ったサービス全般の提供できますから。
田渕 私が特に力を入れているのは、接客のクオリティを高めること。元気な挨拶を心掛け、お客様に寄り添いながら、ニーズを聞き出していきます。早く、お客様の困りごとの解決に役立つ提案ができるようになりたいですね。
西川 『EneJet 学園西町』は、車に関連することだけでなく、地元の方々のライフスタイルにまで踏み込み、生活の質を高めることを目指しています。例えば、「神戸市内の農家と提携して野菜の販売をする」といったアイデアが実現しそうです。そタッフ全員で意見を出し合いながら、地域のお客様に喜ばれそうな斬新なアイデアを生み出し、新しいコンセプトの店作りに励んでいます。その中で、私が力を入れているのは店内の美化。例えば、観葉植物を置いたり、雑誌を置いたり。「カフェのようなお洒落な空間」になるように、工夫しています。
──テクノロジーに頼る部分と、ヒトの力に頼る部分を、上手く使い分けながら、お客様へ最適なサービスを提供しているのですね。では次に、皆さんの成長を支える三和油業の制度や仕組みをシェアして下さい。
前田 私の場合、接客スキルを高めるためのOJTが役立ちました。様々な先輩に付いて、お客様との接し方を自分と比較しながら学べましたから。例えば、先輩と比べて「自分の声が小さい」とか「笑顔が足りていない」とか。その都度、気付いたことを改善しながら、自己成長に繋げてきました。
早田 社員登用制度があるのは、アルバイトの方にはモチベーションの源泉になると思います。会社から声が掛かる場合だけではなく、自分から「社員になりたい」と立候補するケースも。社員になれば、責任感が増して、仕事に対する意欲も更に高まるというもの。もちろん経済的にも安定かするので、是非、目指して欲しいですね。
田渕 業務に関連する資格について、取得支援の制度があります。受験費用を会社が負担してくれますし、勉強するための時間も勤務時間扱いになって時給をいただける。その上、テキストまで支給してもらえる。この制度を利用して、私はいつか国家資格である危険物取扱者免状を取りたいと思っています。
西川 私は、その制度を利用して、「損害保険募集人」の資格を取得しました。そもそも「資格を取得しよう」と思ったのは、自分の強みを持ち、仕事に自信が持てるようになりたかったから。それに、接客のスキルを高める意味でも、専門分野があれば良いと考えて。
東 私が「役立っている」と感じるのは、子育てを支援してくれる社風。例えば、希望の日時でシフトを組んでいただけますし、子供が熱を出した時の急なお休みを了承していただけるのが非常にありがたい。柔軟にシフトの調整をしていただいているので、安心して仕事ができます。
──最後に、これから仲間になる方々に向けて、メッセージをお願いします！
前田 私は、もともと人と接するのが得意なほうではありませんでした。でも、『EneJet 学園西町』で働き始め、お客様から「ありがとう。助かった」と言われるようになって、人と接することが楽しくなりました。非常にやりがいを感じる仕事なので、是非、色々な方に応募して欲しいですね。
早田 特に車が好きな人であれば、色々な知識や技術を吸収できるので、面白い仕事だと感じると思います。一緒に成長しながら、店舗を盛り上げて下さる方からのご応募をお待ちしています。
田渕 優しい先輩が多く、コミュニケーションを大事にしている職場だから、働きやすいと思います。特に僕と同じ学生であれば、お客様と接しながら、社会勉強ができるのも良いところ。学びの多い職場環境だから、学生にもお勧めです。ぜひ、一緒に働きましょう。
東 SSというと男性の仕事のイメージが強いかもしれませんが、三和油業には女性が活躍できる環境があります。子育てしながら安心して仕事ができるように調整しますので、ぜひ主婦の方にも応募して欲しいですね。
西川 私も女性の活躍を推進したいと思っています。店長の桃原さんは「女性の感性を活かして店舗づくりに活かしていきたい」と話していますから、一緒にアイデアを出してくれるような人に応募してもらえると嬉しい。和気あいあいとした雰囲気で、とても働きやすい職場ですよ。
