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【TOPインタビュー】
 “九州No.1”に挑む警備会社には誰もが自己成長できる機会があります
社長に聞く「外国人採用について」

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PROFILE

齊藤 慎介(代表取締役社長)

全国の警備業の市場規模は3兆4,537億円(2021年、警察庁)。人々の安全意識の高まりから、「今後もニーズが伸び続ける」と予想されている。この成長市場の中で、今、事業を急拡大させている警備会社がある。宮崎市に本社のあるセキュリティロードだ。同社には、約580名の警備スタッフとそのマネジメントに当たる管理スタッフ約50名が在籍。年間3,000件を超える警備案件を手掛けている。現在、宮崎・熊本・鹿児島・大分に12か所の営業所を設けており、今後は九州全域にエリアを拡大していく計画だ。今回は、代表取締役社長の齊藤慎介を取材。“九州No.1の警備会社”を目指す戦略と、それを実現するために、どのような人財にジョインしてもらいたいかなどを語ってもらった。

──初めに、外国人採用に取り組むきっかけを教えてください。

1番の理由は、日本における深刻な少子高齢化です。

これから、さらに少子高齢化による日本の人口減少が進む中で、国内採用が厳しくなると考えました。現在は順調に新卒採用ができていますが、急速な少子高齢化のため自社の課題でもある「社内の年齢人口ピラミッド」にも向き合っていかなければなりません。今後、日本の労働人口は確実に減ります。特に地方の中小企業は、この問題と真剣に向き合っていかなければ存続の危機に陥いることになるのです。このような状況下で、会社をいかに活性化し、イノベーションできるのかと考えたとき、海外の若者の力=外国人採用に注力することにしました。

外国から来た彼らは違う文化や言語を背景に持っています。そのため、日本人と同等の業務レベルに達するには教育にも倍以上の時間を要します。それでも彼らを育てる理由は、ストイックに学ぼうとする成長意欲が日本人とは比べ物にならないほど高いからです。教育に時間をかけ、彼らが成長できる環境やチャンスを与えることが、やがて幹部となる人材の醸成にもつながると確信しています。

──外国人採用をスタートして、会社の変化はありましたか?

外国人採用をスタートした直後は、新たな挑戦ということもあり不安が大きく、プラスよりマイナスに働いてしまうのではないかと懸念していました。けれども、私の予想に反して良い意味で大きな変化はありませんでした。

当初、私が不安に思っていたマイナス要因は「言語や文化の違いから、先輩社員が外国籍の社員たちへの教育を断念してしまうのではないか」ということでした。しかし、全くそのようなことはなく、言葉や文化の違いがあるからこそ、より詳しく業務や日本での初歩的なマナーについてまで、丁寧に寄り添いながら説明している姿が今も社内に溢れています。

また、入社したばかりの外国籍社員に興味を持つ警備スタッフや社員が多く、社内や現場で楽しそうに会話している風景や、プライベートでも魚釣りや、BBQを楽しむ姿を見かけます。異文化コミュニケーションでの新発見は、彼らと関わることが楽しいと感じる人が多いこと。外国人採用を通し、会社の新しい変化に対応する力を知り、改めて社員の懐の深さを実感しています。

──外国人と働くにあたって、何か気をつけていることはありますか?

育ってきた環境や宗教、常識が違うのでどうしても誤解が生じてしまうのは仕方のないことだと思います。そのため、日本文化や日本のマナーを教える際には、彼らの文化や歴史などを否定しないように気を付けています。

お客様は日本人が多いので、どうしても日本文化や礼儀、ビジネスマナーなどを知識として身につけてもらわなければなりません。現在、会社に在籍している外国籍社員たちは皆、日本での長期滞在の経験がありますが、意外と知らないマナーがあるように見受けられます。その時に「彼らのマナーが間違っている、日本のマナーが正しい」という考えを押し付けず、異文化を受け入れつつ、日本の文化も伝えるようにしています。しかし、先輩社員が彼らの文化を尊重しすぎて、日本の文化を伝えることを遠慮してしまうと、彼らの成長に繋がりません。違和感を感じた時はすぐに伝えるよう私自身も、日本人社員にも情報共有することで、異なる養育環境を持つ者同士が、信頼関係を気づくことを大切にしています。

──外国人採用について、目指す未来は何ですか?

現在、在籍している外国籍人材の活躍もあり、将来的には100名近くの外国人を積極的に採用する予定です。2027年以降、海外進出を視野に新規事業展開に向け海外のライセンス取得、3カ国の視察も検討しています。

単なる外国人採用ではなく、共に海外へ挑戦できる外国籍の人材を育てていきたい。そのためには一人ひとりの個性を最大限に生かせる職場環境を作ることが育成の鍵になると思います。新天地への進出は当然課題に直面することもあるでしょう。それでも臆せず前進し、進出スピードを緩めず、柔軟に対応・順応できるような考え方を身につけていきたいです。

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