■釼木 榮治郎 (管理部 部⾧)
企業には、働きやすい職場環境づくりや女性活躍推進に関する行動計画の策定・公表が求められています。
一方で、制度や仕組みを整えることが目的となり、本来目指すべき姿が見えにくくなってしまうケースも少なくありません。
釼木部長は、こうした状況について次のように語ります。
「法律で決められているからやる。それだけでは受け身の取り組みになってしまいます。せっかく取り組むのであれば、この機会を使って会社をもっと良くすることにつなげたいと思っています。」
大切なのは、制度そのものではなく、その先にどんな組織をつくるのかという視点です。
社員が安心して働き、それぞれの力を発揮できる環境をどう実現するのか。そのために何が必要なのかを考えることこそが、この取り組みの本質だと考えています。

現在、労働時間の分析や職場環境の把握を進めています。
その中でも一つのテーマとなっているのが残業時間です。
しかし、目指しているのは単純な残業削減ではありません。
なぜその状況が生まれているのか。
どこに課題があるのか。
現場にはどのような工夫や改善の余地があるのか。
数字を見ることはゴールではなく、課題を見つけるための入口です。
「残業を減らしなさいと言うことは簡単です。でも、それでは根本的な解決にはなりません。現場にはそれぞれ事情があります。だからこそ、状況を共有しながら、一緒に改善策を考えていくことが大切だと思っています。」
課題を見つけ、自分たちで解決策を考え、実行する。
その積み重ねこそが、主体的に行動できる組織を育てることにつながります。
目指しているのは数字を追うことではなく、課題と向き合い、改善を続けられる風土を根付かせることです。
営業所を支える管理職や営業担当、そして現場の最前線で活躍する警備スタッフなど、さまざまな立場の社員がいます。
業務内容や働く環境が異なるからこそ、抱える課題や感じていることも一人ひとり違います。
だからこそ、一部の部署だけで答えを出すのではなく、多くの人の意見を取り入れながら進めていくことが重要です。
「会社を良くするアイデアは、必ずしも担当部署から生まれるとは限りません。現場で働く社員だからこそ気付くこともあります。いろいろな人が意見を出し合い、話し合いながら進めることで、本当に意味のある取り組みになると思っています。」
現場の気付きや提案こそが、組織を前進させる力になる。
それが釼木部長の考える会社づくりです。

今回の行動計画は、働き方や職場環境だけをテーマにしたものではありません。
現在、将来を見据えた会社づくりについて、さまざまな議論が進められています。
人材の確保や育成、組織づくり、働く環境の整備など、持続的な成長に向けて取り組むべきテーマは数多くあります。
そうした中で、「安心して働き続けられる環境づくり」は欠かせない要素の一つです。
釼木部長は次のように話します。
「会社の未来は、経営陣だけが考えるものではないと思っています。もちろん方向性を示すことは必要ですが、それ以上に大切なのは、現場を含めた多くの人が関わりながら形にしていくことです。」
会社の成長というと、売上や規模に目が向きがちです。
しかし、それだけで価値が決まるわけではありません。
働く人が誇りを持てること。
困ったときに相談できること。
自分の意見や考えを発信できること。
そして、その声が組織づくりに活かされること。
そうした積み重ねが、長く選ばれる企業へとつながっていくのではないでしょうか。
今回の行動計画も、社員一人ひとりが会社の未来について考え、参加するためのきっかけの一つになることが期待されています。
今回の行動計画は、ゴールではありません。
職場環境を見直し、課題と向き合い、改善を続けていくためのスタートです。
そして、その過程で育てていきたいものがあります。
それは、「自分たちの会社を自分たちで良くしていく」という文化です。
誰かに言われたから動くのではなく、自ら考え、行動する。
一人の力だけではなく、多くの人の知恵を集める。
そうした積み重ねが、組織の成長につながっていくと考えています。
目指しているのは、制度が整った会社ではありません。
社員一人ひとりが考え、意見を出し合い、より良い組織をつくり続ける会社です。
当社はこれからも、行動計画をきっかけに、働く人とともに成長できる企業を目指してまいります。
募集要項をご確認の上、ご応募ください。