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【ITコンサルタント】
DX推進の頼れるパートナーとして、顧客に貢献している実感があります

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PROFILE

■椿山 俊和(ソリューション事業部  ITコンサルタント)

企業がITを活用した新たなサービスを立ち上げる時、そのビジネス企画やマーケティング戦略の立案から、システム開発、UI/UXデザイン、インフラの構築、運用保守まで、ワンストップで任せられる頼もしいエキスパート集団がテクノデジタルだ。最近では、企業に対してDXを促進する提案を行い、プロジェクトの受注に繋げることも多いという。椿山俊和は、そうした提案活動の最前線で活躍しているITコンサルタントだ。今回は、椿山を取材し、本人のキャリア・ヒストリーを交えながら、仕事内容について語ってもらった。

メディア企業のWebサービス立ち上げを支援

──最初に、椿山さんがコンサルティングを手掛けた事例をシェアして下さい。

それでは、あるアナログメディア運営会社さんのケースをお話しします。特定の分野では有名なメディアを、長年、運営してきた会社さん。しかし、近年はWebメディアが台頭し、「このままで良いのか」という危機感があったそうです。そこでDXを推進することになり、新たなデジタルサービスの立ち上げについて、テクノデジタルへご相談いただきました。私がフロントに立って、お客様のサービスの企画やご要望をヒアリングし、システム化企画について提案した結果、そのサービスのシステム開発やデザイン制作、インフラ構築のプロジェクトを、テクノデジタルへご依頼いただけることになりました。
 
他にも、全国のある商材について、売り手と買い手をマッチングするシステムを開発しようとしていた会社さんのケース。既にシステム開発会社を決めて発注していたのですが、プロジェクトがうまく進まず、“セカンドオピニオン”のような形で、テクノデジタルにご相談いただいたのです。プロジェクトが止まってしまったのは、「技術や開発のことに詳しくない顧客側」と「顧客のビジネスを理解していない開発会社側」とのコミュニケーションのズレが根本原因。そこで、私が顧客企業とアドバイザリー契約を結び、システムの要件定義や設計段階からプロジェクト推進方法まで見直しを実施。その後も改善提案を続け、何とかサービスインまで漕ぎつけることができました。

「仕事の幅を広げたい」とエンジニアから転身

──ビジネスとIT、両方に精通していなければ、できない仕事なのですね。椿山さんはどのようにして、その2つの知識を得たのですか。

私は元々、エンジニアやプロジェクトリーダ、マネージャとして働いてきて、テクノデジタルの在籍中に、ITコンサルタントに転身したのです。2018年頃から、“DX”というワードが出始めて。「お客様のデジタルビジネスを成功に導くこと」をミッションとするテクノデジタルとしても、そのお手伝いができるのではないかという考えから、コンサルティングに注力する方針が打ち出されました。その時、社長の播田さんから、「ITコンサルをやってみないか」と。私も当時は「仕事の幅を広げたい」と思っていたところだったので、引き受けることに決めました。
 
テクノデジタルは、システム開発だけでなく、「どのようなデジタルビジネスを作るのか」という上流工程から、プロジェクトに関わるケースが多い。私はエンジニアとしてテクノデジタルに入社したのですが、たとえプログラミング業務だけに携わっていても、一緒に働く仲間が上流工程の仕事をしているので、「サービスの目的」「ターゲットとなるユーザー層」「どのようにアクセスを集めるのか」といった、プロジェクトのビジネス的な側面についての情報も入って来ます。それを理解した上で、エンジニアとしての業務を行った方が、効率が良いので、自然とビジネスの知識が増えていきました。その知識が、今、ITコンサルタントとしての業務に、とても役立っていますね。

──なるほど。テクノデジタルには「エンジニアからITコンサルタントへ」というキャリアパスもあるのですね。

はい。ITコンサルタントには、エンジニアとほぼ同等のIT知識が求められます。マーケティングや経営を専門にしてきた文系の方が、そうした知識を得るのは、相当にハードルが高い。私のように、「エンジニアがビジネスの知識を得て、コンサルタントに転身する」というコースの方が、近道のように思います。テクノデジタルは、そうしたコースを歩める環境が整っていると思いますね。

ビジネスコンサルティングにも挑戦したい

──良く分かりました。では、椿山さんがテクノデジタルにジョインするまでのキャリア・ヒストリーを聞かせて下さい。

私は元々、大学院で物性物理学を研究していましたが、そこで触れたプログラミングがものすごく面白くて。プログラミングを通じて人に貢献したい、という想いを強く持ち、大学院の修了後にシステム開発会社に入社して、エンジニアとしてのスタートを切りました。その後、フリーランスでWebシステムの開発を請け負う仕事をしていましたが、収入が不安定で。もう一度、会社員として働くことを決意。その時に、求人サイトを通じて、テクノデジタルと出会いました。面接で播田さんにお会いして、播田さんの根っからのエンジニアとしてのプロ意識と、テクノロジーを重視した企業文化に感銘を受けて、入社を決めました。

──エンジニアとしてのキャリアを歩んで来た椿山さんが感じる、「ITコンサルタントならではのやりがい」を教えて下さい。

「お客様のデジタルビジネスを成功に導くこと」というテクノデジタルのミッションを体現していることを、よりダイレクトに実感できることでしょうか。上流から下流までの全工程を総合した「テクノデジタルの技術力」の活用を、お客様にご提案する仕事ですから。

──最後に、今後のキャリア目標を聞かせて下さい。

コンサルタントとして、より高いレベルの付加価値をお客様に提供できるようになることです。ChatGPTをはじめとする生成系AIの性能や発展のスピードは驚異的で、システム開発の分野にも大きな影響を与えることは間違いありません。そのなかで、今後も(当面)人間が担うべき仕事として、ITコンサルタントやより上流の役割、つまり、お客様と対話し、お客様のビジネスやサービスを成功に導くためのコンサルティングの重要性はますます高まると思っています。今後もお客様の技術的な課題解決をベースにしつつ、より上流のビジネスコンサルの領域にまで踏み込んだ仕事にも挑戦したいですね。

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