高橋恒己
◆入社年:2014年
◆出身:北海道
◆趣味:サッカー
バイタルエリアに新卒1期生として入社した、高橋恒己。彼が携わっているプロジェクトは、世界展開している大手小売業のもの。海外と国内、実店舗とWeb通販の在庫管理システムの保守を行いつつ、新たな要件の開発を行っている。新卒一期生とこの会社をよく知る彼に、仕事のことから家族を持つものとして、幅広く聞いてみました。
プロよりも教員を目指していた
バイタルリアの新卒男子は、プロサッカー選手を目指していた人しか採用されない。他の社員の記事を見てそう思った人もいるかもしれませんが、10年前の私が入社する頃はそうでもなかったんです。私自身ずっとサッカーはやってきましたが、プロサッカー選手を目指せるほどの実力じゃなかったので(笑)。もともと"教員"を目指していましたし。今ではある程度、大学サッカーでやれていなきゃダメらしいですけど(笑)。
大学は群馬県にある上武大学というところに行っていました。大学4年までしっかりサッカー部としてやっていましたが、教員を目指していたので、プロを目指していたわけではないんです。サッカーを続けてきたのも、"受験はしたくない"という理由から、サッカーで進学するために続けていたというのが理由です。もちろんサッカーは好きなんですよ。でも大袈裟に言えばそうなんです(笑)。
だから、入社して同期の経歴には驚きでした。Jリーグチームの下部組織出身や、強豪大学で大学選抜に入るくらいの実力。みんなもう"ほぼプロ"、一歩間違えたらプロになっている人ですよ(笑)。今思えばすごい同期をもっているなと思います。そんな彼らと、仕事では同じスタートラインに立てる。それもまた面白いところですよね。
会社の将来像に期待を持てた
すごい同期を持つことになった、バイタルエリアとの出会いは紹介です。
当時、上武大学サッカー部でよく試合をしていた相手に、大学強豪サッカー部出身の人がいたんです。その人が人材紹介をやっていて、なんで話す機会があったのかよく覚えていなんですが、「サッカーも仕事もどっちもやりたい」そう伝えたんです。そこで紹介されたのがバイタルエリアでした。その方が繋いでくれて面接を受けられることになったので、面接に臨んだんです。
一次面接では、面接してくださった方(今となっては現場の先輩)と、地元が同じで、中学生の時に所属していたチームが同じだった過去があって。そんな繋がりもあって話が弾んだんですよね。社長との面接は…これもほかの社員の記事にも書いてありましたが、すごくフランクで"雑談"っていう感じでしたね(笑)
ですが、その面接中に社長が発言する言葉やこの会社の"将来像"や"夢"に、"こうしたらこうなる"っていう今後のプランをしっかり持っていると感じて。「面白そう!」そう思ったんです。
また、一足先に同じ大学のサッカー部の人が面接を受けていました。一人じゃないという安心感があったのも入社を決めるきっかけではありました。
常に"相手・お客様"を考える
今年で入社して10年目になりました。この10年間を振り返って、"一番苦しかった時期"や"一番成長できた時期"、"3年目ってどんなだったか"を聞かれて考えてみました。(このインタビューを担当しているのは入社3年目の社員です。)
現在担当している大手小売業のプロジェクトは、入社5年目から担当することになったので、ある程度できる状態でした。そこまで困ったことはありませんでしたね。それよりも入社してから5年目までの5年間がものすごく大変でした。今のように社員も多くなく、1年目の私が一人で現場に配属されていたので(笑)。今では絶対そんなことはないので安心してください。必ず先輩社員と一緒です。特に1年目はわからないことだらけの中、3つくらいプロジェクトに関わったんじゃないですかね。「どんな内容の仕事なの?」って聞かれたら、「こういう内容です」って答えられないくらい、自分が何をしているのかまだ全然理解していなかったですね(笑)。
金融システムのあるプロジェクトに参画したときは、バグばかりで2~3ヶ月ほぼ毎日終電。こんな事言ったら、これを読んだ人は最悪な印象を受けるかもしれませんが、今はそんな現場ありませんよ(笑)。とにかくこの時期は、周りのみんなもピリピリしているしものすごい緊張感でしたね。その当時の周りの人には迷惑かけまくったかもしれませんが、一年目にあの経験をしたのは今思えば良かったかもしれないです(笑)。
そこから、次のプロジェクトに3年間配属された時が、一番大変で、成長できたかもしれないです。そのプロジェクトのリーダーの人が"仕事ができる人"だったんです。もとは社長の部下だったらしく、社長が言うに「今まで見た部下の中で一番できる人」。自分のタスクが期限よりも前に終わりすぎて仕事を休むくらい(笑)。そんな事も許されるくらいできる人だったんです。
その人のもとで働き始めて、大袈裟に言えば"3年間毎日"怒られていましたね。皆さんが想像する、ITエンジニアとしての仕事というよりも、"メールの送り方"や"資料の作成"といったところ。「これでは分かりづらい。やり直し。」みたいな繰り返しの日々。常に「相手・お客様を考えてやれ」と。これはどんな仕事でも共通するところです。そこをひたすら言われて、叩き込まれました。
たくさん怒られてきましたが、決して理不尽に怒られてきたわけではないんです。むしろめちゃくちゃ面倒を見てもらいました。家にお邪魔させてもらったり、たくさん為になるような話を聞かせてくれました。間違いなく、この人と出会って成長できました。ある時、聞いてみたんです。「なんでこの仕事してるんですか?」って。そしたら、「座ってるだけでお金もらえるから」って言われたんです。"天才なのかこの人"と"確かにな"って思ったんです。もちろんやるべき仕事はあって、座っているだけではないのですが、できるようになれば"そういう感覚"なんだなって。この人のもとで働いていたら知らないうちに出来るようになるんじゃないって思って、必死についていきましたね。出会ってから気づけば3年。1年目には理解できていなかった自分の仕事内容も、いつのまにか自信をもって説明できるくらい、ITエンジニアとしても成長できていたんです。
社員・家族を第一に考えてくれる
バイタルエリアに新卒一期生で入社したことで、そういう現場に一人で配属されたことが私にとっては良かったのかもしれません。"やらざるを得ない環境"に置かれたので。もしこの時、本当にきつくて、もう無理だってなっても"社長に直接言える環境がある"というのがこの会社の良い所な気がします。「この現場ちょっと合わないです」とか「こういう事をやってみたい」など。意見は言いやすいです。他の会社で社長に直接意見を言えるってなかなかないと思うんです。
また、私には2人の子供がいるのですが現在妻と娘たちは妻の実家で暮らしています。というのもその当時は、まだこっちに残ってやらなければならない仕事もあったので私だけ残る決断をしました。でもやはり"家族と一緒に暮らしながら仕事をしたい"。ずっとそう思っていたんです。そのことを社長に伝えると、こっちにいなくても仕事が回るように考えてくれて。家族がいるところに帰る選択も受け入れてくれたんです。私もある程度は仕事も頑張っていたので許してもらえたんでしょう(笑)。とにかく"仕事よりも家族優先"。そういう考えだから、気を遣わずに相談もできます。
そしてもうひとつ。仕事なので"お金"的な面についてです。"家族のもとへ帰る"そんなわがままも受け入れてもらいながら、入社してからの10年間毎年もらえる額も増えていて、住宅手当は在籍年数が増えるたびに必ず上がるんです。もちろん仕事なので、評価が低ければ上がらない人もいると思いますが。ですが実際、家族4人自分だけの給料で養っていけるくらい貰えている。昔からの友達とそういう話をすると"当たり前ではないんだな"と毎回思います。
バイタルエリアは社員のことを第一に考えてくれている。ここは他の会社に負けないところだと思います。
※弊社の独自の制度「UNO大会」の様子
※「スポーツの日」で行ったイベントの様子
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