武田佳奈
◆入社年:2023年
◆出身:東京都
◆趣味:愛犬と遊ぶ
2023年にバイタルエリアに入社した武田佳奈。入社から1年経った現在は公共システム、主に福祉関連の運用・保守を担当するまでに成長しています。前職は飲食業界に勤めていた彼女ですが、学生時代には薬学部を卒業している経歴も持つ彼女。なぜITエンジニアを選んだのか、大好きな愛犬についても聞いてみました。
薬剤師を目指していたけど…
現在は、IT業界で働いていますが、もともと学生時代は「薬剤師になりたい」って思っていたんです。薬剤師や医療従事者として働いている人が家族にいたわけではないですが、兄弟や親戚が長期入院の必要な病気を持っていて、小学生の時にはドナーとして弟に骨髄移植をしたり、私自身も幼いころ入院や手術を経験していて医療が身近にあったことが最初のきっかけです。ずっと理系科目が得意で中学生のころから大学に行くなら"医療関係の学部"に行きたいと思っていました。
いざ大学選びになって、医学部は学力的に厳しいし看護学部は大変なイメージを持っていたので、消去法で"薬学部"を選びました(笑)。「手堅く薬剤師かな」くらいの考えでしたね。
消去法で選んだ薬学部ですが、とにかく勉強が大変でしたね。基本的に時間割も決められているし、単位を貰うのも一苦労です。試験前なんかは土日も朝から終電まで大学の図書館で勉強したり、大学受験より勉強していたと思いますね(笑)。4年次に研究室に配属されるのですが成績があまり良くなかったので、担当の教授に「アルバイトはやめて勉強しなさい」と怒られたこともありました。最終的にすべての単位を取得しないとなので留年する人も辞めてしまう人も多かったですから。私は先輩や友達に協力してもらってなんとか留年なしの6年で卒業できました。薬剤師の国家試験はこの6年制の薬学部の卒業見込み、又は、卒業した人でないと受ける事が出来ないんです。
頑張って卒業した。だけど、薬剤師の国家試験に合格できなくて…。「この先どうしよう」ってなっていました。"薬剤師"として就職する予定だった総合病院から"事務職"での就職も勧められましたが、国家試験に落ちたときはもう一度頑張ろうと思っていたので、勉強するために就職はせずに飲食店で働くことにしたんです。だけど来年の試験までの1年間で色々あって…。そこまで気持ちが続かなかったんです。
でも、とりあえずお金は稼がないといけないよなって思ってずっと飲食店で働いていました。薬剤師と飲食店で"患者様とお客様"という違いがあっても、人とのつながりという部分ではやりがいを感じられていました。大学でも薬学部の専門的なことだけでなく、コミュニケーションについても研究していたので初めてお店に来たお客様や知らない業界の人とお話することに興味があったのと、常連さんとお話することも楽しみのひとつだったんです。
だけど、働いていくなかでこのままこの仕事を続けていくのは違うなって。将来を考えてちゃんと職として就きたいなって思い始めていました。営業職はやりたくなかったしデスクワークの方が興味があったので"IT業界"で探し始めましたね。
そこで何社か紹介していただいた中に、バイタルエリアがあったのが出会いです。
IT企業らしくないところがいい
転職を考えているときに家族や友達にいろいろ相談して、「IT業界は全くの未経験だから、中小企業とかでしっかり面倒見てくれそうなところに行きたい。」そう思って次の就職先を探していました。そんな私が"ここだ"ってなったのがバイタルエリアです。
紹介してもらったIT企業でも、職種はバラバラでweb系の会社もありましたしバイタルエリアのようなエンジニア系もありました。どういう職種が良いとかはわからなくて、ざっくり"IT業界"として探していたので(笑)。いくつか紹介された中でなんでバイタルエリアに入社を決めたかというと、「一番しっかり会話ができた」から。他の企業の面接や説明会にも参加したのですが、ずっと会社の説明をされて終わるところもあったり、質問したい内容もすべて話されてしまってとっさに思いついた質問だけしかできなかったりで。話を聞いているだけなのになぜか落とされたり変なところが多かったんですよ(笑)。
でもバイタルエリアは、会社のこともだけど私自身を知ろうと、むしろそういう雑談のほうが多いんじゃないかって思うくらいしっかり会話ができたんです。先日会社の方たちとご飯に行ったときには、当時のことについて思い出話もしましたね。社長からは、「面接の時当たり障りのないこと言ってたよね」とか「猫かぶってた」って(笑)。
業務的なところも未経験で入社しても大丈夫なように最初はしっかり研修に行かせてくれたり、会社としても人としても"ここが一番良い"って思えたのがバイタルエリアでした。だから入社を決めましたね。
入社して1年経ったいまは、業務にも慣れて出来る事が増えてきました。私はいま福祉チームとして各自治体の生活保護や給付金、障害者や子供向けのサービスの運用や保守を担当し、他にも現場で使用するスケジュールや課題を管理するものの新バージョンの作成やお客様との会議などを行っています。実際に役所に出向いて作業することもあります。役所によっては実際に行かないと保守できないところもあるので。
本当に最初はタイピングもエクセルの使い方もままならない状態でした。でも現場にはバイタルエリアの先輩がいて、丁寧に教えてくれるし聞きやすい環境がある。未経験からスタートしている社員がほとんどの会社なので、みんなもそういう経験をしている分、気にかけてくれるんだと思います。これを読んでいる方のなかで「未経験でも大丈夫かな」って不安を持っている方や悩んでいる方、他の企業の面接とかを受けたけど決め手がないなっていう方はぜひ説明会だけでも参加してみてほしいです。他にはない"なにか"を感じられると思うので。
私も会社名が"サッカー用語"というのはそこで知りましたから(笑)。サッカー色が強いホームページだなとは思っていましたが、"サッカーが好き"くらいで、ここまでガチな人たちとは思っていなかったです(笑)。新卒の男性社員はみんなすごいサッカー経歴を持っているし、新卒男子はそれが採用基準にも関わっているとか。
スポーツとはほぼ"無縁"な私みたいな人もたくさんいますので安心してください。一応、中学時代はテニス、高校時代は"山登り部"に入っていました。テニスはちゃんとやっていましたが、みなさん気になるのは"山登り部"ですよね(笑)。主な活動内容は1,2か月に一度登山をすること。部員のみんなは普段からトレーニングルームで体力作りや筋トレをやっていたみたいです。だけど私は新入生歓迎で行うBBQや夏休み期間で海や山で行うキャンプに参加していただけです。本当に"山登り部"の部員だったんでしょうか(笑)。
スポーツが好きとか嫌い、普段は現場が違うからとかそんなこと関係なくUNO大会やイベントで会えば会話できる関係性なのがバイタルエリアの良さだと思ってますし、私も良いなと思っているところです。2~3ヶ月に一回運営会議などで集まるくらいですが、その数時間だけでどんどん仲良くなっていってる印象です。話したことがない人にも積極的に話しかけていたり、話せてないなって思ったら話を振ってあげたり。ITの会社ってこういう事が苦手なイメージだったけど、バイタルエリアのみんなはむしろ得意って感じがします。
愛犬との時間
これまで飲食で働いていたときはシフト制だったのですが、バイタルエリアに入社してから週末休みというのが決まっているので、先の予定も立てやすいというのがありがたいところです。そんな今の週末の一番の楽しみは一年半前から飼っている愛犬と遊ぶことです。昔から実家でも犬を飼っていたので、将来自分も犬と生活していくと決めていました。すぐに飼う気はなかったのですが、ある日サイトを見ていて"一目惚れ"してしまったんです。すぐにそのペットショップに連絡をし、九州にいたので搬送してもらい我が家に迎えました。
もうとにかく可愛いんですよ。見た目はクマみたいで可愛いし、人懐っこくてドッグランやカフェに行くと犬にも人にも全員にあいさつに行くところが見ていて愛おしいんです(笑)。お出かけが大好きなのでたくさん旅行に連れて行きたいと思っています。私がFacebook担当の時は9割愛犬とのことを載せていて、同じ現場のメンバーに「今回もかわいい」って言ってもらえることがとてもうれしいです。
バイタルエリアは社長に許可をいただければ副業OKなところも魅力のひとつです。もちろん副業をやりたかったら全員ができるわけではなくて、会社からしっかりと評価を得られていれば認められるという事です。
私も数年前は諦めしまった薬剤師の資格も、無事に取得することができたので、今後は副業として薬剤師をできるように今はこの仕事を頑張りたいです。入社して1年が経ち、気持ち的にも業務的にも少し余裕が出てきたので、自分のことだけではなくて、周りにも目を配れるようになっていくのが今後の目標です。実際に私よりも後に入社した社員の方と同じチームとして働いているので"先輩"としての自覚も持っていかなければならないです。
そしてなにより愛犬のためにも、これからもっと自分の可能性を広げられるように頑張ります。
※「忘年会」での写真
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