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【元大手企業・中途入社社員インタビュー】自分が評価されるために意識していること

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プロフィール

鮫島茉優
◆入社年:2020年
◆出身:埼玉県
◆趣味:旅行

バイタルエリアに2020年に入社した、鮫島茉優。2022年から出産に子育てと産休に入り現在は復帰も果たしている彼女。産休前の2年間で積み上げたお客様からの評価は社長も驚くほどだとか。中途入社ということで前職のことからバックグラウンドまで、また、どういうことを意識して仕事に取り組んでいるのか、本人から聞いてみました。

前職を辞めるのに嫌な理由はなかった…けど…

バイタルエリアに入社する前は某大手自動車会社で、ディーラーの受付として働いていました。ディーラーという言葉に馴染みのない人向けに簡単に言うと車屋さんで、車の購入や保険の手続きを担当している人たちですね。私の父もこの会社に勤めていたため、幼い頃から車に囲まれた生活を送っていました。その環境がきっかけで車に興味を持つようになり、自然とディーラーで働くことに興味を持つようになりました。他にもアパレルや某大手お菓子メーカーに就活をしていて、内定も貰っていたのですがこの会社が一番成長できそうだなと思って選びました。倍率も結構高くて、私のいたアシスタント職は5人の採用しかされないっていうのを聞いて、逆にこういう厳しいところに受かりたいって強く思ったんです。父の存在も絶対に言いたくなくて自分の力で勝ち取れたのは嬉しかったですね。

ディーラーの仕事はやりがいもあったし、辞めた今でも仲の良い人ばかりで公私ともに"楽しいしかなかった"ですね。だけど受付や事務、車を買うときに入る保険の営業もしたりと、色々なことも経験してきて今の現状に満足できていなかったんです。また、平日休みだったため土日に家族と過ごす時間が作れないことが将来、結婚と子供ができた時の不安になり、転職を考えるようになりました。何かあったときも手に職が付いていれば仕事ができる。時代も進み"ITの時代"が到来する中で新たなキャリアを築きたいとも考え、IT業界への転職を考えていましたね。

転職先では、先ほど挙げた"手に職"とか"週末休み"の他にも、"給料が良いか"というのも大前提であったけど、自分の意見が通りやすい環境を求めていました。これまでは自分の意見があまり通じない環境にいたので、通じる環境に行ったらどうなるんだろうっていう。真逆なところに行きたいと思っていました。大手企業での経験から、中小企業の社員数の少なさや社長との距離の近さに興味を持っていて、悩みもだけど"こう思ってる"とか"あれやりたい"という願望が伝えやすい。前職では社員の数も多いしどうしても上の方と距離があった気がしていたので。

バイタルエリアとの面接のときはまだディーラーの受付として働いていて、転職したいけど踏み切れていない、周りを見てみようとしていた時期でした。面接では転職をしたい理由を古宇田さんがすごい聞いてきたのを覚えています。なんでやめたいのか、何が嫌だったのかとか。でも本当に嫌な理由はなく、むしろより成長できる場所を求めていたので、余計気になっていたんだと思います(笑)。
結局10月くらいに採用を貰っていたのですが、年度が切り替わる3月までは働きたかったのでそう伝えました。かなりわがままなお願いで、「じゃあいりません」ってなるところを社長は私の考えを尊重してくれて、「4月からの採用でも良いよ」と言ってくれました。それがすごく印象的で私が求めていた転職先はこういうところなのかもと思って入社を決めました。

何回も言っていますが本当に辞めたい理由はなかったんです。嫌なこともなかったし気の知れた仲、社員という関係性だけど、本当に友達みたいな関係性でしたから。たまに寂しくなる時もあります。でもこれからの自分の将来のために転職したことに後悔はないし、いますごく充実しているから戻りたいとは思っていないです。ITエンジニアとして大変な時間を過ごしてきたし、せっかく手に職をつけてIT業界でやっているからこのキャリアを捨てたくないですね。

他愛もない会話とこの先から逆算する

入社したての頃はほんとに"がむしゃら"にやっていましたね。バイタルエリアは研修制度があるので入社後スクールに通わせてくれるのですが、絶賛コロナ渦の影響でオンラインでの実施だったので同期で入社した社員と助け合ったりもしました。この研修が終わった後に現場に配属されるのですが、最初はわからない事だらけだったのですぐに聞きに行って"メモも取ること"を大事にしていました。でも、1から10まで全部メモを取ろうとしたら、お客様に「そんなのもわからないの」とか言われたりもして。さすがにグサッときて辛かったけど、私は「苦手な人ほど話しかける」ことをすごい大事にしているんです。"この人苦手だ"って思っても、「お昼何食べたんですか?」とか毎日些細なことでも話しかけたり、苦手だからこそ仕事の時だけ話すのではなくて、1日1回は他愛もない会話をするように心がけています。
この人に聞かないと仕事が進まなかったり、聞きづらいから後回しでいいやって仕事に対して支障が出て自分の評価が下がるくらいなら、ワンラリーでも良いから会話して聞きやすい関係を作ったほうが絶対良いからです。

IT業界の人ってコミュニケーション能力がないわけではない。だけど無口というか頭が良いからわざわざ聞かないで自分でやろうとしちゃうなって感じていました。だからそういう人には私から話しかけてみると意外と話してくれるようになるんです。お客様とご飯や飲みに行く機会があったら、"疲れてるしどうしようかな"っていうときもなるべく断らずに行きましたね。そういう時に距離を縮めておいたほうが、あとで仕事に活きてくると私は思うからです。

それができるのがすごいと言われるけど全部自分の仕事のためなんです。今後話しかけやすくなってたほうが絶対良いし、相手からもあの子とは話しやすいって思われたほうが絶対良いですから。そうなるための準備ですね。もともと昔は女優を目指していて劇団とかにも入っていたから"良い顔"するのは得意かもしれないです(笑)。

でもこれは人それぞれだと思います。私は結構先の事を考えて行動する性格なので、こうなりたいから今からこうしておこう、これには参加しておこうみたいな。
東京の大学を選んだのですが、それも東京の大学に行きたいという憧れがあったのもあるけど、その先の目標として大企業に就職してキャリアウーマンになりたいと思っていたからです。そのためにはある程度学歴が必要だなと思って。高校は周りに"ギャル"か"ヤンキー"がたくさんいた学校でそれはそれですごく楽しかったんです。だけど、"楽しいだけじゃこの先の目標は叶わない"って2年生くらいに思って、バイトで稼いだお金で予備校に行って勉強しました。自分がこうなりたいというところから逆算して行動する力は前からあったのかもしれないです。

社長からもコミュニケーション能力や相手の懐に入る力を褒めていただけるのですが、特に意識していることはないんです。学生時代は5教科のなかで国語が得意でしたけど関係あるのかな(笑)。でも3兄妹の兄も妹も人当たりはめっちゃ良いんですよ、敵を作らないタイプ。兄妹全員自分が良いように周りと関係性を作るのはうまいのかも知れないです。どうしたらその力が付くかは本当にわからなくて説明できません(笑)。小さいころはおとなしい子って言われていたけど、いつからか変わっていたし、自分でもそのタイミングはわからない。
唯一言えるのは前職で、年齢も幅広くいろいろなお客様の対応をしてきたから、"無意識"にその人に合った距離感のコミュニケーションを取れるようになったことです。営業の人には本音を言えないお客様もいたから、そういう人が"本当はこう思っているんだよね"とかを私には話やすい空気感を作るようにしていました。ガツガツ踏み込みすぎずに、でも堅苦しすぎないようにさっき言ったみたいに他愛もない会話をするんです。それが大事なのかもしれないです。

コミュニケーション能力や相手の懐に入る力とは少し違いますが夫にも言われるんです。「あなたどこ行っても話しかけられるよね」って。外歩いているときに道を聞かれることも多いし、地元の友達と飲みに行ったときも「ここのお店おいしいですよね」とか言われる機会が多い気がします。そういう空気感を作るのが得意なんだと思います。

出産を終えた今のほうが楽しい

つい最近(※2024年5月)、私は産休から復帰して現場に戻ったのですが、会社として「結婚・出産」に前向きなところはすごくありがたかったですね。私も仕事はもちろん続けていきたいけど、「結婚・出産」も良いタイミングでしたいと思っていたので。バイタルエリアに入社して2年目で産休に入ったのですが、それまでに現場でかなり頑張った自負はあるので、戻りやすい環境を作れたのも良かったのかもしれないです。

約2年前に初めて出産を経験したのですがやはり大変でしたね。私はお酒が好きでよく飲んでいましたが、妊娠中は飲んではいけないのでアルコール消毒の匂いとか嗅いだ時もありました。夫には気にしないで飲んでいいよって言っていたのでなおさら。アルコールを体に入れないとダメみたいな感じではないですよ(笑)。産まれてからも飲んでいい時期までは我慢したり、それにプラスで自分の時間は全く無くなって寝たいときに寝れないし、ゆっくり食べたくても座って食べれなかったり。
だけどそんなことを忘れるくらい我が子が可愛いので頑張れますし楽しいです。これから子供にはやりたいって思ったことをやってほしいしやらせてあげたいです。私も親には好き勝手なことさせてもらったから、そうさせてあげられるように今稼ぎたい。でも予備校に行くお金は自分で稼いだりしたから、できればそういう思いはさせたくないのが本音ですね。

子供が産まれてから自分の時間がかなり無くなって復職したらもっとなくなるなって思っていたんですけど、今は"通勤時間"が出来たのでその時間を利用して本を読みたいと思っています。小さいころからミステリーとかホラー系の本が好きで、今日も"東野圭吾さん"の本を読みながら出社しました。この時間がいまは良い息抜きになっています。

「結婚・出産」をしても仕事復帰したいと思っていたから、今すごく充実していると感じています。仕事だけをしていたときよりも大変なことはもちろん多いけど、学生時代のあのキラキラしていた時よりも「子供ができた今のほうが楽しい」と思っています。会社も出産には前向きだし復職のサポートもしてくれました。仕事も続けたいし子供も欲しいと思っている人が読んでいましたらぜひ。

現場にも復帰してこれからは子供の為にも頑張らないといけないので、"母"と"ITエンジニア"。二足のわらじで頑張りたいです。


※弊社の独自の制度「UNO大会」の様子


※出産前

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