代田 太陽(エンジニア)
◆入社年:2018年/中途
◆出身:東京都/日本電子専門学校
◆趣味:バドミントン・ロードバイク・パズルゲーム
エーエスエルが掲げる「エンジニア・ファースト」の体現者。AIやIoT、ビッグデータなどの最先端技術をあつかうITベンチャーで、スマホのアプリ開発に携わる代田太陽は、そういえるかもしれない。エーエスエルではこれまでほとんど受注実績がなかったスマホアプリの開発案件を、「新しく入る若手エンジニアが希望しているから」と探してきたというのだから。SESを手がける企業ではきわめてまれなエピソードを、代田本人に語ってもらおう。
「探してあげるよ」。社長の平出にそういわれたときは、半信半疑でした。スマホのGPS機能を使って、なにか特定のイベントをフックにユーザーの位置情報を入手し、AIを使ってデータを分析、ユーザーにふさわしいサービスを提供する。「そんなアプリ開発をしてみたい」と思っていて、エーエスエルの求人に応募。採用面接の場で、社長の平出に希望を伝えたんです。
平出は即座に希望の案件を見つけてくれることをうけあってくれました。でも、エーエスエルはオープン系システム開発をメインに、サーバネットワーク構築などの案件を多く手がけている会社。私のようなスマホアプリの開発エンジニアは社内でめずらしい存在。求めている案件を紹介してもらえるかどうかわかりませんでした。「もし、希望通りの案件を紹介してもらえなかったら、適当なところでそのプロジェクトを切り上げて、また転職すればいい」。そんなふうに思っていたんです。
ところが、すぐに「見つかったよ」との連絡がありました。平出が営業部門にかけあってくれたんです。それがいま携わっているプロジェクト。AI、IoT、ビッグデータプラットフォームのマーケットリーダーを標榜しているソフトウエア開発ベンチャーで、iOS、アンドロイドをベースとしたスマホアプリ開発の案件です。入社してわずか1週間ほどの待機期間の後、すぐに仕事をはじめました。
採用面接のときに平出から聞いた言葉、「エンジニア・ファースト」。実際、僕の希望を最優先して会社が、社長が、営業が動いてくれた。ものすごく感動しました。やりたいことをかなえられる会社に転職できて、本当によかったと思っています。
前職では、大手出版社のIT部門でスマホのアプリ開発に携わっていました。専門学校で学んだアプリ開発のスキルを活かそうと、就職先として選んだ会社です。
じつは、専門学校に入るまでは、ゲームは好きでしたが、パソコンを使ったことはなかったんです。ましてエンジニアという職業に興味があったわけでもない。自分の将来について、ばくぜんとした不安を抱えていて、「自分はなにをやりたいんだろう?」と自問していました。そんなときに登場したのがiPhone。「なんなんだ、これは!」と。革新的すぎるというか。強い衝撃を受けました。僕も、世の中に衝撃を与えるような、新しいプロダクトを生み出したい。エンジニアをめざすようになったのは、それがきっかけです。
ちょうど、日本電子専門学校がスマホのアプリ開発専門の「携帯アプリケーション学科」を、国内の専門学校で初めて設置したんです。「これはいいな」と入学。iOSとアンドロイドのプログラミングを基礎から学びました。
卒業後、就職した大手出版社のIT部門では、おもに電子書籍関連のアプリ開発や、大企業や官公庁から受託したアプリ開発に携わりました。
仕事はそれなりに充実感もあったんですが、他社の案件を請け負うスタイルだと、たとえば新技術を適用したくても、クライアントに受け入れてもらえなければできない。クライアントの予算上の制約もある。やれることは限られてきます。
それに、大きな会社のいち部門に所属していたため、なにをするにも書類が必要だったり、やっと書類をそろえて新しい企画を提案しても会社の腰は重かったり。保守的な社風でやりたいことにチャレンジできる環境でなかったので、5年ほど勤務したのち、転職しようと決めました。
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転職先を探すにあたっては、「会社に“使われる”のではなく、会社を“使って”成長したい」。そんな思いをもっていました。
その点、エーエスエルは最高の環境ですね。「こういうことをやりたいんですが…」と提案したとき、会社からNGが出されることがほとんどないんです。たとえば、「副業をやりたい」と平出にぶつけてみると、「やってもいいよ」と即答でした。それなりに緊張して伝えたんですが、拍子抜けしたぐらいですね(笑)。
SESの場合、常駐先の会社はエンジニアに残業させるとコストがかかるので、基本的に残業をさせない。終業が18時であれば、それ以降は仕事ができない。「自分のスキルアップになるようなことをやりたい」と思っても、与えられる仕事のなかではできにくい状況があるんです。だから、副業で経験を積むのがいちばん。平出もエンジニア出身ですから、すぐ理解してくれたようです。
いま、僕がやっている副業は、電動キックボードのベンチャー企業での、スマホアプリ開発。電動キックボードは日本ではまだ公道で乗ることはできませんが、将来、必ず可能になるはず。「自転車より体力を使わない」「駐車スペースが少なくてすむ」といった特性を活かして、解決できる社会課題も多いでしょう。そんな未来の実現をめざし、やりがいを感じています。
副業容認のほか、エーエスエルには、スキルアップのための支援制度があり、僕も利用させてもらっています。資格取得のためのテキスト代やイベントの参加費用などを全額カバーしてくれるんです。「エンジニア・ファースト」を掲げているだけあって、エンジニアがやりたいことをやれる環境が整っています。
いま常駐している現場で開発に携わっているのは、工事現場で建設会社の管理者が使うスマホのアプリです。部下や建機の稼働状況がリアルタイムでわかり、指示を出せる、いわゆるスマートコンストラクションという領域のソリューションです。応用範囲が広く、医療や農業の現場でも使えるでしょう。将来性のあるソリューションです。
このアプリは、まだ試験導入されている段階。それでも「使ってみたい」というエンドユーザーさんからの引き合いがあると聞いています。「つくってよかった」と思いますね。
これからの目標は、いろんな会社に入っていって、そこにいるエンジニアの人たちと一緒に、よりよい製品をつくっていくこと。もっともっとスキルアップして、将来的には自分で画期的な製品をつくるのが目標です。
しかし、いきなりいいものをつくれるわけではありません。まずは、成功している会社がもっているデータやエンジニアにじかに接することが必要だと思っています。とにかくいろんな会社を見てみたい。そして、最後は自分の手で大きなものを生み出したい。5年から10年の間には実現したいですね。
エーエスエルにはしっかりとした福利厚生やフォロー体制など、働きやすい環境が整っています。経験が浅くても「PMになりたい!」「最先端技術に挑戦したい!」という気持ちを持っている方であれば、一緒に楽しく仕事ができるはずです。
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