こんにちは。バックオフィスで働くトーコです。
来週からまた展示会が始まるので、トーコも便乗して展示会へ行こうと思います(*´ `)
暑いのでしっかりとお水と塩分をとって、頑張ります!
✦ Column written by Re/CTO✦ 2026/08/28
そう伝えると、社長(以下 本田)は少しだけ笑いました。
ーー その数字を見てみんな何を思う?
私は少し考えて答えました。
ー DXって難しいんだな…ですかね
ーー うん。たぶん、それが普通の反応やと思う
そこで本田は一度言葉を切りました。
数秒だけ沈黙が流れ、その後静かにこう続けました。
ーー でも、僕は違うことを考えた...本当に原因は、ITなんかな。って
その一言から今回の話は始まりました。
私は20年以上、OEM開発メーカーとして多くの企業のIT化やDX化に携わってきました。
成功した会社も、途中で止まってしまった会社もあります。
だからこそ『 DX成功率9% 』という数字を見ても私はさほど驚きませんでした。
むしろ「やっぱり、そうか。」と心のどこかでそうなることを感じていたからです。
私が気になったのは数字そのものではなく
────────
なぜ91%もの会社は、途中で止まってしまったのか
────────
その理由でした。
☺ AIを導入したいんです
☺ DXを進めたいんです
☺ おすすめのシステムはありますか?
でも私はほとんどの場合、システムの話をしません。
最初に聞くのはたった一つです。
ーー 御社(あなた)は何を変えたいんですか?
すると、多くの方が言葉に詰まります。
システムを入れたい、AIを使いたい、DXをやりたい....
でもその先にある目的が、まだ言葉になっていない。
私はこの瞬間を幾度となく見てきました。
この本でも書いていますが、IT化とDX化は似ているようで実はまったく異なります。
☑︎ IT化:今ある仕事を効率よくすること
☑︎ DX化:会社そのものの価値を変えること
ここを混同したままプロジェクトが始まると、途中で止まる可能性は一気に高くなります。
例えば...
✏ 紙の伝票を電子化した
✏ 勤怠管理をクラウド化した
✏ 在庫がリアルタイムで見えるようになった
どれも素晴らしい改善です。
でも、それだけでは会社は変わらないというのも事実。
仕事の道具が変わっただけで本当に変わらないといけない「仕事の進め方」は、何も変わっていないからです。
成功する会社と止まってしまう会社には、ある違いがありました。
☺ 成功する会社は「まず一歩だけ進める」
☹ 止まってしまう会社は、「最初から完成形を目指す」
「全部変えないと意味がない」「一気に導入した方が効率がいい」そんな考えで始めたプロジェクトほど、途中で苦しくなります。
一方で、成功している会社は違いました。
==================
小さく始める → 現場で試す → うまくいったら少し広げる →また試す
==================
この繰り返しです。
だからこそ思います。
システムは魔法ではありません。
どんなに優れたシステムでも、使う人の考え方が変わらなければ会社は変わりません。
逆に、現場の考え方が変われば特別なシステムがなくても会社は変わり始めます。
だから私は『 DX成功率9% 』という数字を見ても悲観しません。
むしろ、「91%には、まだ伸びる余地がある」そう考えています。
☞ 技術が足りないのではありません
☞ システムが悪いのでもありません
☞ AIが未熟なのでもありません
本当の問題は人の「進め方」なのです。
だからこの本では、「 どのシステムを導入すべきか 」ではなく、「 どう進めればDXは成功するのか 」その考え方を一番最初に書きました。
なぜなら進め方を間違えたままでは、どんなに優れたシステムも本来の力を発揮できないからです。
もし御社が今、DXを進めようとしているなら。
その目的は、「システムを導入すること」ですか。
それとも、「会社を変えること」ですか?
この問いにすぐ答えられるかどうか。
それが、御社の現在地なのかもしれません。

ご希望の方には、無料でお送りしています!!
ぜひ、皆さまの会社でもお役立ていただければ嬉しいです。
☞ ご希望の方はこちらからお申し込みください。
募集要項をご確認の上、ご応募ください。