ビジネス事例「ai.Cierge」その２

ai.Ciergeのコンセプトについて（その２）

昨日のブログの続きでai.Ciergeの話を書きます。

最初のお話を読みたい方は以下のURLをクリックください♪
ビジネス事例「ai.Cierge」その１

３．どこに新規性があるのか
AIと美容業界の関係は少し前から既に始まっています。
例えば、カメラで女性の顔を撮影し、ディープラーニングという技術を使って肌の状態を画像解析します。
その結果、どこにシミ、シワ、くすみなどがあるのかを判断して可視化します。
それに対して、自社の商品を紹介する仕組みです。

この方式は非常に多くの企業が取り組んでいる手法です。
当社ではこれを「科学的アプローチ」と呼んでいます。

では当社の方法はどうするか。
当社ではお客様の自身が思っている悩みに対してアプローチします。
お客様の一番のペインに対して、どの商品が一番のおすすめになるかをAIが判別します。
つまりレコメンドです。

この方式を当社では「接客的アプローチ」と呼んでいます。

ここまで書くと気が付いた方もいるかもしれませんが、この接客的アプローチ。。。
昔から美容部員さんがしていることなんです。

お客様の悩みに寄り添い、お客様のような方であればどのような商品を選ぶのかというノウハウで商品を提案する。
まるでベテランの美容部員のような知識とノウハウと兼ね備えたツール。

それがai.Ciergeです。

あくまでもAIは縁の下の力持ち的な扱いのままです。
お客様のパーソナルにあわせて、過去の購入統計データから、最適な商品を導くまでがai.Ciergeの仕事。

最後にお客様に紹介してご購入いただくのが美容部員の仕事なのです。

つまり、AIが美容部員の仕事を取ることはなんです。
むしろ経験が浅い方でもプロのような知識とノウハウを持つことができることを最終目標として開発しています。
＊現時点ではまだまだ改善点はいくつもあります。。。

４．ai.Ciergeを当社が作って意味があることなのか
はい。あります。
当社は美容とエンジニアが共存する派遣会社です。

開発するときに現場の生の声を隣の席から聞くことができます。
またai.Ciergeを使いこなせるスタッフを自社でトレーニングして派遣することができます。

ここまでセットになっている企業は非常に少ないです。
だからこそai.Ciergeは唯一無二の存在で、当社が自信を持って提供できる商品となりました。

まだまだ改善点も多いですし、周知していかないといけない部分も非常に多いです。
しかし私は、ai.Ciegeが将来の雇用を生み出すものと心から思っています。


というわけで２回に渡って書いてきたai.Ciergeの開発秘話でした( ・∇・) ﾂｶﾚﾀｰ

おわり

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