株式会社システムデバイステクノロジー
代表取締役 本田 稔
エンジニア出身で2016年10月より株式会社システムデバイステクノロジーの代表取締役に就任。
たまにIoT/AIに関するセミナーを開催しています。
こんばんは。
今日は私が考えたOSASプロジェクトについて話を書こうと思います。
ここからの文章はOSAS説明資料の内容を抜粋しております。
はじめまして。
私は株式会社システムデバイステクノロジーの代表を務めております本田稔と申します。
普段のKeynoteでは長い文章を書くことはございませんが、今回はWeb上に公開する資料となりますので、語らせていただきます。
少しの間ですが、お付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
さて、昨今のIoTに関するベンチャー界隈の悩みについて話をしたいと思います。
IoTとはInternet of Thingsの略で、簡単に言うと、これまでオフラインだったもの(机とか椅子とか時計とか)をインターネットに繋げられるようにしたらどんなビジネスができるだろう?というところから始まっている世界です。
現在はIoT拡大期に突入し、様々なベンチャー企業や大手企業の新規事業部などがIoTを用いたビジネスの検討をし、ローンチしている話をよく聞くかと思います。
次にそのビジネス構造を見ていくと、「サービス」と「ソフトウェア」と「ハードウェア」と大まかに分けると3つの階層にわけることができます。
いまの世の中の企業状況を見るとサービスに強い新規企業(新規事業部)、ソフトウェア(アプリケーション)に強い新規企業って実はかなり多いんです。しかし、昔から存在するハードウェアに強い新規企業はとても少ないんです。
ハードウェアに弱い。これが今のIoTビジネスをするベンチャーや大手の新規事業部の悩みです。
では、弱いと何が起きるのか。
それは明確で、ビジネスを読み違えるんです。
いま世の中にはスマートフォンを始め、高機能で低価格なハードウェアが私たちの生活を豊かにしてくれています。
その結果、大きな勘違いが発生します。
それは、「ハードウェアって安く作れるよね」という勘違いです。
家電量販店に並ぶ高機能で低価格なハードウェアは、大量生産しているので安く作れます。
さらにサブスクリプションモデルを活用して後で費用を回収しているから低価格で提供できるのです。
裏を返すと、原価は高価格なのが普通なのです。
これを理解せずに気軽にビジネスに参入しようとして失敗する事例を私もよく見てきました。
IoTのハードウェアを開発するコストは高い。
開発期間も長い。
一度作るとやり直しに工数とコストが大きくかかる。
これが世界でIoTの発展を遅らせている元凶であると私は思いました。
そこで考えたのがIoTデバイス(ハードウェア)をもっと手軽に開発できる場所があればどうだろうか。ということです。
独自のエコシステムを活用し、様々な企業が連携してサービスを提供する。
提供企業は自社の業務の空き時間を活用してデバイス開発をするため、コストを低価格にできる。
そしてその中心を関西に置く。それがOSASです。
OSASとはOsaka Start-up Accelerator Systemの略で、国内のベンチャー企業や新規ビジネスを検討している企業がIoTビジネスをリーンスタートアップできるようにと考えたプロジェクトです。
OSASにはハードウェア開発エコシステムを中心としていますが、それ以外にもアプリ開発、営業サポート、ピッチフォロー、調達サポート、ビジネスマッチングなどOSASネットワークを用いてビジネスを加速する環境を構築します。
「IoTビジネスをしたければ一回関西においで」そう言える未来を私たちは作りたいと思っています。
この資料を読んでいただいた貴殿と近い未来に世界をワクワクさせるビジネスを一緒にできることを心より祈っております。
ここまで読んでいただきまして誠にありがとうございました。
この文章が少しでも世の中を動かせるきっかけになりますように。。。
おわり
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