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〜美容業界のつぶやき〜

税金と経費の考え方

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フリーランス(業務委託)には不安がつきもの。
そんなフリーランスの方たちの不安が解消し、少しでもプラスになる知識が増えればと思いコラムを始めました❖
✪Column written by FIorente✪

フリーランスのための3つの基本 〜税金と経費の考え方〜

フリーランスが“損しない”ために知っておきたい、お金の基本。
フリーランスとして働くと、お仕事の報酬は「源泉徴収されない」ことが多く税金や社会保険などをすべて自分で管理する必要があります。
最初は少し難しく感じますが、基本を知っておくだけで税金を正しく納めながら上手に節約することができます。



1. 税金のしくみをざっくり理解しよう

フリーランスの税金は、" 1年の収入から経費を引いた利益 "に対してかかります。
これをもとに、毎年「確定申告」で税金を計算して報告します。

☑︎POINT:「収入」-「経費」=「利益」
この“利益”が多いほど税金も増える、という仕組みです。


2. 経費とは" 仕事をするために必要なお金 "

経費とは、事業に直接必要な支出のこと。
つまり" 仕事をするために使ったお金 "であれば、税務上の経費として計上できます。
たとえば──

・仕事で使う交通費(現場や打ち合わせへの移動など)
・打ち合わせ時のカフェ代(業務上必要な範囲で)
・名刺、文具、ノートパソコン、Wi-Fi料金など

そして、メイクアップアーティストの場合にはこんな支出も含まれます⏬

✏︎例1:現場で使用する化粧品やブラシ類(業務に直接必要な場合)
お客様に使用するためのアイテムや、撮影現場用のメイクツールは経費にできます。
ただし、自分の身だしなみ目的で購入した場合は対象外です。

✏︎ 例2:撮影・イベント対応に向けたヘアメイク講習やレッスン費用
スキル向上や業務品質の改善を目的とした講習・研修費は、仕事との関連性が明確であれば経費として認められます。

また、プライベートと仕事が混ざる支出(=家事関連費)は、仕事と私生活の両方に使うお金のことを指します。
たとえば──
・自宅を仕事スペースとして使う場合の家賃や光熱費
・スマホや通信費など、私用と仕事の両方で使う支出
こうした場合は、仕事で使っている割合(按分)を明確にしてその分だけ経費にできる仕組みです!


3. 経費の管理は「その日のうちに」

「あとでまとめてやろう」と思うと、領収書がなくなったり、金額を忘れたりしてしまうもの。
おすすめは、その日のうちにスマホで写真を撮って保存することです!
最近はクラウド会計アプリなどもあり、レシートを撮るだけで自動仕分けしてくれる便利なツールもあります。
また、電子保存を行う場合は電子帳簿保存法の要件インボイス制度(適格請求書)への対応も確認しておきましょう。
⚠︎消費税の仕入税額控除を受ける場合は、インボイス保存が原則必要です


☆★☆☆★☆☆★
過去のコラム
フィオレンテの紹介
美容のお仕事の情報
☆★☆☆★☆☆★

❁まとめ❁

フリーランスは自分で働き方を選べる分、お金の管理も「自分の責任」で行う必要があります。
でも、難しく考える必要はありません。


大切なのは....


・税金の仕組みをざっくり理解する
・経費を正しく記録する(業務との関連性を意識)
・日々コツコツ管理する

この3つを続けること。それが「安定して長く続けられるフリーランス」への第一歩となります!


✧✧✧ みなさんの活躍の場がこれからも増えますように ✧✧✧
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