株式会社ヒトメディア:Startup Div.マネージャー・伊藤一樹
GOOYA Holdingsは2020年10月よりグループ経営へと舵を切りました。
現在では、ITエンジニアの派遣事業を主軸に展開するGOOYA、SES事業を中心に開発、運用、人材を包括してソリューションサービスを展開するキャリアビート、地方創生を目指し、主に地方を中心としたコールセンターやITサポート業務に特化した一般派遣事業を展開するキャリアネクスト、そして、創業時より行ってきたWeb開発、Webサイト運用・保守などのデジタルマーケティング事業を展開する4Dに加え、2021年1月にはヒトメディアがグループインしました。
今回は、ヒトメディアにフォーカスし、どんな事業を行っているのか、GOOYAグループに入ったことで起こった変化や今後の目標について、Startup Div.マネージャーの伊藤さんにインタビューしました。
ヒトメディアでStartup Div.マネージャーをしています、伊藤一樹と申します。
2012年に新卒でヒトメディアへ入社しました。在学中はFlashを使ったインタラクティブ表現を学ぶゼミを専攻していて、当時Web業界でのモノづくりに興味があったものの、どういう職種に就けば良いのか分からず悩んでいました。
そこで、地元ではIT業界の求人数が少なかったこともあり、まずは東京に出て、アルバイトでも良いので業界に入り、学びながら志向を定めていきたいと考えました。
そんな中、たまたまネットに出ていた求人情報で知ったのがヒトメディアでした。当時インターン生が作成したコンテンツが掲載されたホームページを見て、自由で何でもトライをできそうな会社という印象を受け応募しました。まずはインターンとして入ることとなり、その後、正式に正社員として入社しました。
私は、Web開発に携わる”Startup Div.”のマネージャーをしています。
社内の開発領域の各プロジェクト進行が滞りなく行われるように、プロジェクトを跨いだ業務間での調整や売り上げなどの数字の管理をしたり。プレイングマネージャーとして働いています。
元々フロントエンド系のWeb開発に携わってきたので、今もフロントエンド系のコーディングを担当することもあります。また、デザインの監修をしながら、お客様の窓口に立って説明をすることもあります。
マネージャーとしては、誰が担当すると良いパフォーマンスになるのか、それぞれの得意分野を考えて配置するようにしています。自分で対応した方が良さそうなものは、自分にスケジュールを入れて調整することもあります。
私自身、人と話して、どんなことにモチベーションを感じているのか、どんなことに興味を持っているのかを聞いたり、一緒に考えたりすることが好きです。今は、立場上アドバイスすることも多いので、一緒に働いてくれている仲間が「どうしたら楽しくできるのか・効率よくできるのか」を考えながら日々業務にあたっています。
ヒトメディアとはー
正直、一言で答えるのは難しいですね。(笑) 簡単に説明すると、Web開発事業に軸を置き、企業理念“ひとの成長にかかわる”ことを目指して、翻訳やCSRなど幅広い分野にも事業展開し活動をしている会社です。
特に教育方面に力を入れてきたこともあり、「WEB×教育」領域を強みとしていて、学校教育の支援を主軸にWebサービス行っています。これに軸足を置きつつ、翻訳回りや各企業のCSR活動を一緒に企画したり、実際に学校現場に行き活動を支援したりしています。
そうですね。ヒトメディアの強みは、お客様からいただく「ふわっとした要望」を形にしてお届けすることを得意としてる点だと思います。
お客様からは「なんとなく方向性は決まっているけど、具体的な案がまだ思いついていない」という時点で声を掛けていただくことが多いのですが、その一つ一つの想いや言葉にならない要望を探り、相手に寄り添うようなモノづくりをしています。
肩書はありますが、組織はフラットなので、言いたいことを言い合えるような雰囲気が特長です。
現在は、コロナによりリモートや時差出勤が増えたため、Slackを使ったコミュニケーションを活用しています。
Slackでは絵文字でリアクションを返すことができますが、社内独自の絵文字がありまして。実は、ヒトメディアには絵文字職人がいて、随時作成してはアップロードしてくれています。(笑) おかげで、文字だけでは表せない賑やかさを表現でき、対面が叶わない部分のカバーをしてくれていると感じます。
社内に絵文字職人がいる…そんなところも、子供心・遊び心のある良い会社だなと思っています。(笑)
GOOYAとヒトメディアの違いやグループインしてからの変化
プロセスが体系化されているかどうかという違いを感じました。
ヒトメディアは良くも悪くも、プロセスがその時々によって違うので、特定のフォーマットがないなと。(笑) 個々のプロジェクトに対して柔軟性はありますが、「こうすれば必ず上手くいく!」みたいな体制はあまり敷けていません。
その点、GOOYAは数字の管理が徹底されており、細かく分析して、数字を通して連携ができていると思います。会社目線で言うと「再現性が高い」のかなと。
また、GOOYAには自分の意見をはっきり言う人が多いと感じています。意見をもらえるのは有難いですし、言わないと伝わらない。だからこそ、毎月のミーティングは気合を入れて参加しています。(笑)
はい、評価・組織体制自体もGOOYAの流儀に合わせようという動きがあり、階級制度ができました。
実は、元は階級制度自体がほとんどなく、マネジメント3.0という組織形態を目指し「ピラミッド構造をやめよう!」という時期もありました。マネジメント3.0とは、個々人が独立した、フリーランスの集合のような組織のイメージ。個人が裁量を大きく持ちながら、多くのことを各自で判断し連携していくような組織形態を目指していました。
特に私の所属する部署は、「フラットにしたい!」と考えていて、階級自体をつけていませんでした。ですが、目線合わせがないとそれぞれの考えがバラバラになることもあり、目安は必要かもしれないと思って。GOOYAにグループインしたタイミングで、階級制度を設けることとなりました。
また、以前はプロジェクトの進行を個々で管理していましたが、全員が自身で管理できるのが理想ではあるものの、反面、それぞれに課される負荷も大きかった。全ての人が同じように管理できるかというと、なかなか難しいところがありました。なので、GOOYAにグループインしてから、チーム制を導入し、マネジメントも併せて行っていくこととなりました。
逆に、今も残っているヒトメディア独自の文化は、2つあります。1つ目は、誰かが「これやりたい!」と提案したら、賛同した人たちで作り上げるやりたいこと主導のグループ制度です。
そして2つ目は、社内のコミュニケーションツールであるSlackは制限無くチャンネルを作って良いというもの。「現場が動きやすいように自由にやってもOK」というスタイルです。映画好き・子育て…など色々なチャンネルで自由にコミュニケーションを取れるようにしています。
そうですね、ヒトメディアには8つのクレドがあります。
① Be Creative
② Be Speedy
③ Be Honest
④ Be Special
⑤ Be Hard Working
⑥ Be Global
⑦ Be Thankful
⑧ Be Free
これを【8B】(エイトビー)と呼んでいます。
私が業務でよく意識しているクレドは【Be Global】。現在行っているプロジェクトの1つが、日本へ留学を希望する海外の学生をターゲットにした、国内の学校情報ポータルサイトの運用。ステレオタイプ的な日本の印象ではなく、よりリアルに近しいイメージを反映できるよう日々意識しています。
また、プロジェクトに関わらず日々意識しているのは【Be Honest】。これは個人的にとても大切にしていて、社内の人に対してはもちろん、お客様に対しても良いことだけを伝えるのではなく、誠実に対応した上で質の高いものを提供できるよう努めています。
会社の目標としては、企業理念にあるように”ひとの成長にかかわる”に紐づき、プロジェクトにかかわるクルーやお客様、そして利用者であるエンドユーザーにも一緒に成長していただけるようなモノづくりをすることです。
※GOOYAでは一緒に働く仲間をクルーと呼んでいます
私自身の目標…難しいですね。(笑) 私自身「得意なことは得意な人がやった方がいい」と思っているので、今後、自分がハブになることで、一人では気づけなかったようなパフォーマンスが発揮できる人がいたり、この人と一緒にやった方がいいんじゃない?と提案することで、全体でより大きなパワーが発揮できる!みたいな頼れるパイプのような存在になることが目標です。
新卒入社する若手の時期は、がむしゃらに頑張れるバイタリティや社会・組織を知らないからこそつき進めるパワーがあるはず。なので、パフォーマンスの完璧さより、トライすることに重きを置いて欲しい!
新卒でスキルがないのは当たり前。気後れせず、チャレンジする気持ちを大切に励んでみて下さい。
私自身、ヒトメディアがGOOYAにグループインしたことで、一般的なIT系の開発企業とGOOYAグループには一つの大きな違いがあることに気づきました。
それは、グループ会社がいくつもあるからこその知見と、その情報が溜まるスピードがとても速いことです。グループであることを活かした集合知は、とても勉強になり、自分自身の成長にもつながります。
このような環境に興味を持っていただける方には、ぜひその一員になって欲しいと思っています!お待ちしています!
エンジニアが選択肢を広く持てるように多種多様な案件を揃えています。
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皆さまからのエントリーをお待ちしています!
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