■競 仁志(取締役 事業推進担当)
■折原 渉(リサピー事業部/リーダー)
■尾田 一樹(リサピー事業部)
企業の商品・サービスに関連するアンケート調査を行い、そのデータをマスメディアに取り上げてもらうことで、販売促進に繋げる。PR•マーケティング会社・IDEATECHが提供する『リサピー®︎』は、多くの企業から支持されているサービスだ。実は、「どのような調査を行うか」を企画立案しているメンバーは、新卒1年目や学生インターンなど、20代が中心。そこで今回は、新人社員の折原渉と尾田一樹の2人に加え、若手の活躍をサポートする取締役の競仁志を交えた座談会を企画。なぜ、IDEATECHでは20代が活躍できるのか、語り合ってもらった。
就活生の一次面接を新卒1年目が担当
折原 当社の主力サービス、『リサピー®︎』の企画立案がメインです。このサービスは、例えば「電子捺印システムを提供している会社の依頼を受けて、ビジネスパーソン100名に『テレワークになって面倒だと思ったこと』というアンケート調査を実施する」といったもの。「印鑑をもらう手続きが面倒」という調査結果をメディアに取り上げてもらい、「だからこそ、電子捺印システムが必要ですよね」というロジックで営業できるようにするわけです。
『リサピー®︎』では、「どのような調査をするか」の企画立案が重要。当社では、そのアイデア出しを学生インターンを中心とする若手チームが担っています。私の仕事は、そのチームをまとめて、良い企画をお客様に提案して採用いただき、成果を出すように導くことです。その一環として、チームメンバーの採用業務も担当。学生インターンや新卒社員の求人へ応募して下さった方の1次面接を担当しています。
尾田 私も基本的には折原と一緒で、『リサピー®︎』の企画立案に携わっています。実は、折原も私も、学生時代にインターンとして『リサピー®︎』の企画立案の仕事をしていました。折原とは立教大学の同学年で、バレーボールサークルの仲間。先にIDEATECHでインターンを始めた折原に誘われて、私も参画しました。非常に充実した経験ができて、社風も気に入っていたので、2人共、IDEATECHに就職することを決めたのです。
インターンから正社員になったことで、任される範囲が格段に広がりました。折原がチームをまとめるフロントの役割を担っているのに対して、私はバックヤードの業務を担当。既存のお客様をフォローするカスタマーサクセスの業務や、社内業務のIT化を推進する仕事に携わっています。これまで案件の進捗は口頭で確認していたのを、ITツールを使って、PC画面を見れば分かるように。ワークフローを整理して図式化したり、画面表示のデザインを考えたり、IT化の推進業務を丸ごと任せてもらっていますね。
競 主に2つの理由があります。1つは、経験の浅い人でも業務を回せる仕組みを作っていること。もう1つは、例えば「新規顧客とのクロージング商談」など、経験値が必須の業務には、私か代表の石川が入ることでカバーしていることです。
一方で、折原も尾田も“確かな現場感覚”を持っている。「今、『リサピー®︎』事業にどんなメンバーが加わったら、事業を大きく成長させられるか」については、私よりも折原の方が把握しています。同じように、「どんなシステムであれば、学生インターンにも使いやすいか」については、尾田が社内で一番、精通している。だから、任せるのは当然なのです。
科学的なビジネスの訓練法を提供しています
競 1つ例を挙げれば、時間管理を徹底していること。業務を細分化して、1つ1つのタスクごとに、業務時間を設定しています。これは、過去に、学生インターンを始めとする若手メンバーが、実際にそのタスク遂行に掛かった時間を計測した結果に基づくので、かなり精度が高い。その上で、定時に終わる量のタスクを任せています。
仮に、特定のタスクをこなすのに想定よりも長い時間が掛かってしまったメンバーがいれば、直ぐに私がフォロー。改善策を一緒に考えていきます。だから新人でも直ぐに仕事ができるようになりますし、残業も少ないですね。
折原 IDEATECHは逆ですね。「残業してまで仕事をしているのは、良くないこと」という考え方が浸透しているので、新人の私も「どうしたらこの仕事を早く終わらせられるか」を常に頭に置いて仕事をしています。残業はゼロではないですが、少ない方だと思います。
尾田 スポーツ界におけるトレーニングの考え方と似ているかもしれません。昔は、例えば野球なら「ひたすら素振りやノックを繰り返す」とか、「それって本当に効果が高いのか?」と思うようなトレーニング法が主流だったと聞いています。でも今は、スウィングの軌道をビデオで解析して修正するとか、「上手くなるために最も効率的なアプローチ」をするようになっています。
IDEATECHは、科学的なトレーニング法で若手の成長をサポートするので、20代であってもビジネスパーソンとして活躍できるのだと思います。
失敗経験を活かして新たなサービスを開発
折原 「どうしたら『リサピー®︎』事業を成長させられるだろうか」と考えている自分に気付いた時です。事業部のリーダー役を任せていただき、メンバーのマネジメントを経験したことで、俯瞰的に物事が見えるようになったと感じています。提案をするにしても、「この提案が期待した通りの成果を出せば、お客様からリピートでご依頼いただけるだろう」とか。
尾田 私も学生インターンのサポートをする中で、自己成長を感じました。こちらが期待した通りにメンバーが動いてくれなかった時、相手に変わるように強制するのではなく、私の方のアプローチ方法を変える。そうすることで、後輩の意識に変化が生まれ、前向きに取り組んでもらえるようになったり。人を動かすことの難しさを知った上で、少しでもそれができるようになったのは嬉しいですね。
折原 『リサピー®︎』で私が企画したアンケート調査の結果、予期した回答が得られないケースがありますね。全くニュース価値がない回答ばかりで、メディアに取り上げてもらえず、お客様に価値をご提供できなかった。調査を企画立案する際の推論の甘さが原因だと思います。
尾田 私の場合、もっと基本的なことで問題を起こしてしまったことがあって。アンケート調査の結果を入力する時、ミスしてしまい、お客様の信頼を失ってしまった。学生インターンの時とはミスした時の責任が違う。自分でお客様にお詫びにお伺いして、再調査の提案をしなければいけない。その分、「自分のミスを自分の力で取り戻せる」ということでもありますが。
競 2人共、そうした失敗経験を直ぐに次の仕事に活かして修正してくれるから、とても頼もしいです。例えば、折原は『リサピー®︎』のお客様に、「アンケート調査の結果をメディアに取り上げてもらうだけでなく、ホワイトペーパーとして活用しましょう」と提案。採用していただき、IDEATECHの新たなサービスメニューになった。それだけでなく、例えメディアに取り上げてもらえなかったケースでもお客様に価値をご提供できる道を開拓したのです。自分自身の失敗経験を活かした好例だと思います。
折原 「自分はアイデアマンではないから企画の仕事は無理かも」と思っている方でも、心配はご無用。私自身、アイデアマンではない。事実に基づいて企画するサービスなので、論理的に思考するタイプの方が向いている会社です。
尾田 以前、学生インターンが「“ガクチカ”について調査しましょう」と提案したら、社長の石川さんはその言葉を知らなくて。学生が解説するのを石川さんが興味深く聞いていたことがありました。それくらい、年齢や社歴に関係なく、斬新な着想が歓迎される会社です。入社して直ぐ活躍できますよ。
競 PRは、お客様の付加価値を創造する仕事。ですから「お客様と一緒に成長していきたい」と思う人が向いています。そうした志向を持つ方からのご応募を、心からお待ちしています。
募集要項をご確認の上、ご応募ください。