[参加者]
■山本 明子(子ども 2人/9歳女の子、5歳女の子)
■佐藤 里美(子ども 2人/9歳男の子、6歳女の子)
■足立 美帆子(子ども 1人/6歳女の子)
ファッションやライフスタイルのトレンドが生まれる、東京・青山。この街に本社オフィスがあるIDEATECHは、顧客企業へリサーチデータマーケティングを提供しており、アンケート調査の企画・調査設計と実施・プレスリリース等のコンテンツ作成、そしてアンケートリサーチデータを活用したマーケティング推進を行っている。今、同社では、多くの女性のメンバーが活躍中。そこで今回は、子育てをしながら勤務している山本明子、佐藤里美、足立美帆子に集まってもらい、座談会を企画。なぜ、IDEATECHでは女性が家庭と仕事を高いレベルで両立できるのか、語り合ってもらった。
20代が好む芸能人70名をピックアップ
山本 私は石川社長の秘書の仕事を始め、経理、総務、人事など、管理部門の業務全般に幅広く携わっています。IDEATECHはベンチャー企業。大企業に比べて、社内の体制が整っていない面も。それをゼロから整備していく仕事を任されていることに、とてもやりがいを感じています。
例えば、入社して早々に「支払業務のフローを作成して下さい」と。私はIDEATECHにジョインする前、銀行や会計事務所に勤務した経験があるので、ある程度の知識はあったものの、フローをゼロから作り上げるというのは初めて。その時、必死で勉強しながら作成したものが、今でも社内で使われ続けている。 “仲間と一緒に会社を作り上げていっている”実感がありますね。
佐藤 私の場合、『リサピー®︎』というIDEATECHの主力サービスに携わっていて、主にアンケート調査票の作成を担当しています。『リサピー®︎』は、お客様の商品・サービスに関連するアンケート調査を行い、そのデータをマーケティング活用や、メディアに取り上げてもらうことで、販売促進・事業推進に繋げるサービス。IDEATECHのメンバーがお客様に「こんなアンケート調査をやれば、マーケティングがどんどん推進されますよ」と提案し、採用されれば、私の出番になります。
例えば、美容業界向けの人材サービスを提供しているお客様の案件。話題作りのために「20代女性に聞く『美容師さんになって欲しい芸能人ランキング』」というアンケート調査をすることに。私の仕事は、この調査票の選択肢にするために、候補になりそうな芸能人を、男女それぞれ35名、合計70名、ピックアップすることでした。正直、今の20代に人気の方が全く、分からない。私が同じ質問をされても、昔、テレビドラマで美容師役をやっていたキムタクさんくらいしか出てきません(笑)。
リモートワークなので自宅で作業するのですが、「うーん、難しい。分からない!」とパソコンの前で叫んでしまったことも。それでも、例えば「過去に美容師経験のある芸能人」など、様々なワードで検索して、何とか70名を選ぶことができました。普段、使わないアタマを使うので、大変ではありますが、やりがいのある仕事を任されていると思います。
足立 私の出番は、佐藤さんが作成した調査票を用いて、実際にアンケート調査を行っています。アンケート配信サービスを提供している会社さんのソフトを使って、アンケート調査に協力してくれる人を集めて、調査票を配信し、回収する業務に携わっています。
ですから、アンケート結果を社内で一番、早く知ることができる。例えば、先程、佐藤さんが紹介していた『美容師さんになって欲しい芸能人ランキング』では、男性1位が山崎賢人さん、女性1位が川口春奈さんでした。「確かに、お二人とも美容師として働いても違和感ないな 」と思いました(笑)。
更に、回収した調査結果を基に、メディアに配信するプレスリリースを作成する仕事も担当しています。基本的にはリリースライティングの担当者の方に原稿を書いていただくのですが、「こういう風に書いてください」という私からの指示の内容が、メディアが取り上げてくれるリリースになるかの分かれ目になることも。ですので、例えば自動車保険に関するアンケート調査のリリース作成に際して、過去に保険会社に勤めていた時の知見を活かすなど、これまでの経験をフルに活かして、仕事に取り組んでいます。
10年のブランクがあっても活躍できる会社
山本 私の場合、新卒で大手銀行に就職しました。でも、「与えられた業務をこなすだけの毎日」「どれだけ成績が良くても、同期入社の全員が同じ給与」など、古い体質が根強くて。それで、会計事務所に転職しました。でも、そこで子ども を授かり、子育てに専念するために退社。その後、子どもが大きくなり、ビジネスの現場への復帰を考え始めた時には、ブランクはもう10年になっていました。
再就職先を探す中で、IDEATECHの管理部門のスタッフ募集の広告を見つけました。興味があったので、この採用オウンドメディアの記事を読んで。学生インターンが、ベテランの社員が携わるような高度な仕事を任されているのを知りました。学生であってもビジネスの最前線で活躍できる仕組みがある。「それならば、10年のブランクがある私も、活躍できるのではないか」と思い、求人に応募しました。
面接などを通して、急成長しているベンチャー企業として、ゼロから仕組みを作っていく仕事ができることを知って。「新卒入社時に経験したような、単調なルーティンワークの繰り返しだけは絶対NG」と思っていた私にとっては理想的でした。それで迷わず、入社を決めました。
佐藤 私も、IDEATECHと出会った時、この採用オウンドメディアの記事を読みました! その時、私が興味を持ったのは、『リサピー®️』という独自のサービス。アンケート調査を行い、その結果をマーケティングに活用したり、メディアに取り上げてもらうことで、お客様の販促に繋げる。とても面白いビジネスだと思いました。その仕事に、子育てと両立しながら携われることに魅力を感じて、入社を決めたのです。
前職は製薬会社で、病院や薬局向けの営業をしていました。1度、同業の会社に転職していて、2社合計で約10年の経験があります。仕事は非常に充実していたのですが、出産を機に退職。その後、在宅でできる仕事をいくつか経験したのですが、単発の仕事が多くて。安定してできる仕事を探していた時、IDEATECHと出会いました。
入社後のオリエンテーリングでオフィスへ出社した際 、若手の人達が沢山、発言している姿を見て、「風通しの良さそうな会社だ」と思い、その時に入社してよかったと感じました。基本、在宅での仕事になるので、コミュニケーションが上手くいかないと、業務が回らない。「これだけ風通しの良い職場風土なら、その心配はなさそうだ」と思ったことが大きかったですね。
足立 私は、大学を卒業してから損害保険会社に10年勤務。事務職として、マネジメントを任されるまでになりましたが、私も皆さんと同じく、子育てに専念するために退職しました。その後、専業主婦を約5年続けた頃に、自分が社会から離れていく様な感覚を覚えて、不安を感じて。仕事への復帰を模索し始めました。
当初は、前職の損害保険会社にパートとして復帰したのですが、コロナ禍で幼稚園が休園になり出社できなくなってしまい退職しました。それをきっかけに、在宅でできる別の仕事を探し始めました。その時、派遣会社を通じてIDEATECHを紹介されたのです。PRという分野に興味を持ったので、応募することに。
入社の決め手は、面接の時、社長の石川さんが「子育てと両立できるようにシフトの調整をしますよ」と言ってくれたこと。「社長さんが請け合ってくれるなら、確実に家庭と仕事を両立できるだろう」と考えて、入社することにしました。
理想的なワークライフバランスを実現できる
山本 少し前に、子どもが胃腸炎を発症してしまい、病院に連れていくため急なお休みをいただいたことがありました。しかも、その後、私自身にも伝染してしまって。続けてお休みをいただくことになってしまった。そういう時でも、社長の石川さんを始め、経営陣の皆さんが快く「ゆっくり休んで下さい」と、いたわって下さったのが嬉しかったですね。
佐藤 IDEATECHへの入社時期と子どもの春休みが重なってしまい、どうしても出社できない時期が続いて。その時、上長の方が、本来は対面で行うはずだった私への業務説明を、動画にして送って下さった。ミーティングの時間が取れない、私一人のために、大変な手間を掛けて動画を撮影して下さったことに、とても感動しましたね。「何度でも見返して確認できる」という動画ならではのメリットもあり、本格的に業務を開始した時、とてもスムーズに仕事を勧められました。
足立 私も娘が通う幼稚園の卒園式に向けて、保護者側の準備委員会の委員を務めていた時に、業務のシフトを少なめに組んでもらった経験があります。しかも、その少ないシフトの中でも、業務に就けない日があって。上司には前日に相談したにも関わらず、嫌な顔ひとつせずに再調整していただいたので、とても助かりました。
山本 IDEATECHはIPOを視野に入れているので、財務会計の仕組みをより整備していく必要があります。そこに力を尽くしたいですね。また、総務・人事の分野も、もっと勉強して、これから入社する方々のために、働きやすい環境を作っていきたいと思っています。
佐藤 アンケート調査に関する仕事のレベルをもっと上げて、世の中に新しいトレンドを生み出すような、クオリティの高い仕事を手掛けたいですね。そのためには、もっと経験を積むと同時に、データの解析ツールなどを使いこなし、分析する力を身に着けたいですね。
足立 仕事に携わる時間をもっと増やして、もっと任せてもらえる業務の幅を広げたい。例えば、今は、プレスリリースの作成はしていませんが、いずれは自分で作成できるようになるのが目標の1つ。そのためには、しっかりと時間をかけて経験を積んでいく必要があると思っています。
募集要項をご確認の上、ご応募ください。