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“入社2年目で新規事業の立ち上げに挑戦”
学生時代の価値観をビジネスに活かす

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PROFILE

櫻井 怜歩(さくらい れいほ)
所属:リスト株式会社
プロジェクト推進室 係長
入社:2017年 新卒入社

不動産にかかわることすべてに挑戦するリストグループ。ここまで事業を展開できたのは、新規事業も社員の「自分がやるんだ!」という意欲で開拓してきたからである。まさにその思いを体現しているのが櫻井怜歩だ。櫻井は入社2年目で新規事業に挑戦した経験がある。当時どんな思いで、なぜ新規事業の立ち上げにチャレンジしたのか。それまでのプロセスを語ってもらった。

リストグループだけなにかが違った

もともとは関西に住んでいらっしゃったと伺いましたが、リストグループとはどこで出逢ったのでしょうか。

「ボストンキャリアフォーラム」という就活イベントでリストグループに出逢いました。

実は、就職は関西でしようと思っていたんです。当時、関西の大学に通っていたので、そのまま関西に就職するイメージでいました。

ただ、学生の頃アメリカでの留学も経験していて、トータルして約2年間海外にいたことがありました。
そのときに「ボストンキャリアフォーラム」(以下ボスキャリ)という就活イベントに参加したんです。これは、留学をしている学生だけが参加できるイベントなのですが、せっかくだし行ってみようかなという軽い気持ちで参加してみました。

ボスキャリにリストグループも参加していて、初めてそこで出逢いました。

ボスキャリでリストグループに出逢ったとき、どんな印象でしたか。

不動産って結局、ドメスティックでローカルな部分が大きいと思っていて、その地域だからこそできる不動産の形があると考えています。だからこそ東京とか横浜とか、発展している街の中でもエリアによって挑戦できる事業が全然違うのかなと。

国内で挑戦し続けることも難しいはずなのに、海外事業にも力を入れ始めている。
だからこそ、あまり見たことがない、「ローカル×グローカル」を体現している不動産会社という印象を受けました。

それこそ大手の三井不動産とか東急不動産とか、多くの不動産企業がある中で、リストグループのように地域密着も謳いつつ、海外事業も拡大できる企業はおそらくないだろうなと。

今後、人口が減少して国内マーケットが縮小する中で、「他の企業にはない大きな強みを持っているな」と学生ながら感じました。

他にも不動産企業を何社か見ていたかと思いますが、最終的にリストグループに決断した理由はなんでしょうか。

会社の中で幅広く、いろいろなことに挑戦できそうだなと感じたからです。

私自身、20代はいろいろな働き方ができる企業を探していました。
1つの会社で限られたことしか挑戦できないと、自分のキャリアがその分野専門になってしまうだろうなと危惧していました。

例えばホテルの会社であればホテルのオペレーションしかできなさそうだなとか、不動産会社であれば、流通事業だけとか、管理事業だけとか、その会社でできることが特定されすぎてしまうのかなと。

リストグループの場合はもちろんベースには流通事業があると思うのですが、それが国内にも海外にもありましたし、私が大学生の頃は開発事業にもどんどんチャレンジしていて。これからもリストグループで挑戦できる領域が広がっていくのだろうなという印象を受けました。

地域の方々との繋がりを広げたくて

入社2年目で新規事業に挑戦されたと伺いました。当時のエピソードをお聞かせください。

入社2年目の頃、リストグループの本社がある関内エリアでシェアオフィスの立ち上げをしました。

当時、横浜市庁舎が関内駅前から馬車道に移転することが決まりました。関内駅前の再開発が行われていき、変化していくエリアで、地域に必要とされる事業が何かを考えていました。

関内といえば、飲み屋や夜の店という印象が強くあったのですが、時代が変わっていく中で、この街に何があると良いのかを考える必要がありました。

考えた結果、「シェアオフィス」はこれからの関内にとって、必要なものになるのでないかという結論になりました。

当時、WeWorkさえも日本にあまりありませんでした。働く空間を確保するためには、賃貸でオフィスを借りるか、コワーキングスペースの比較的小さなコミュニティスペースで働くか、その両極端しかなかったです。
「働き方が変わろうとしている今、オフィスの在り方も変化していく必要がある」そう考えました。

リストグループが新規事業として、自社での「シェアオフィス運営」に挑戦することは、今後会社が成長していくにあたって必要な知見も吸収できるだろうと思い、チャレンジしました。

就活生の頃から新規事業に興味があったのでしょうか。

はい、ありました。

興味を持ったきっかけは大学時代の留学経験です。アメリカにいた頃、シアトルの街全体が発展していることを知り、非常に驚きました。IT技術の進化、不動産価値の上昇、特にAmazonやMicrosoftが急成長していて、スタートアップ企業も多く生まれていました。生き生きと働く人の姿を見たときの衝撃は今でも鮮明に覚えています。

そういったシアトルの様子を直接目にしたとき、「こういう街ってどうしたら実現できるんだろう?」と考えていたんです。デベロッパー的な視点がもとからあったのかもしれません(笑)。

そんな中、当時のアメリカではシェアオフィスやコワーキングのような働き方が主流になっていて。そのとき学生ながら、「日本でもこういう働き方がどんどん浸透していくに違いない、挑戦する価値はありそう」と感じていました。それが新規事業に興味を持った最初のきっかけですかね。

正直、シェアオフィスのニーズはあるのでしょうか。

今の時代、シェアオフィスのような働き方が非常に求められていると感じています。

それを感じたのはまさにコロナ禍の頃でした。
コロナで打撃を受けた業界、業種もあったと思いますが、シェアオフィスのニーズは変わらずにありました。実際稼働率も全然下がらなかったんです。当時から未来を見据えていたこともあり、シェアオフィスのような働き方がコロナ禍でも求められる感覚が強くありました。

今の時代、仕事を軸にして生き方を決める人が少なくなってきていると思っていて。

これまでの住まいの探し方だと、会社へ出社することを前提で住まい探しをすることが多かったと思いますが、最近では、住みたい場所から仕事を決めるという人が増えていると感じています。例えば、「サーフィンが好きだから湘南に住む。だから仕事もこうしています。」とか。

最近は、フリーランスでエンジニアをやっている方がいたり、webデザイナーでリモートワークをしている方がいたりと、働き方が非常に多様化しているじゃないですか。そういう方々って、働くということを軸において住まいを探すのではなく、「実現させたいライフスタイル」に仕事がのっかってくるみたいな、そういう感覚を持っているんですよね。

働くことに対する考え方が変化してきていることを察知したからこそ、もっとその人自身の生き方にフォーカスを当てたんです。「私はこういうふうに生きたいんです!」そんな理想の生き方がある人たちにシェアオフィスという働き方はマッチすると思いました。

個人的にはシェアオフィスが不動産の新しい提案の1つになりそうな感覚はありました。

挑戦し続けられるのは誰かの支えがあるから

ずばり、リストグループの好きなところを教えてください。

「実現できないことがないところ」と「新たな挑戦に対しても一緒にチャレンジしてくれる人がたくさんいるところ」です。

「こういうことがしたい!」という思いに対して、それを実現するためにはどうしたらいいのかを一緒に考えてくれる人が多いと感じています。会社によっては、その会社で実現することが難しい事業もあると正直思っていて。ただ、うちの会社ではやりたいことに対して「リストグループで実現することは難しい」といったマイナスな言葉をあまり聞いたことはないです。

私がこうやって挑戦し続けられるのは、一緒に働くみなさんの支えがあるからです。
社会人経験がほぼない、たった2年目の私に、遠い目で見守って最後まで立ち上げをチャレンジさせてくださった上司のみなさんには、本当に感謝しています。一昨年「横浜マリンタワー」の観光施設をリニューアルし、現在は運営も携わっています。みなさんに支えられてきたからこそここまで挑戦できるスキルも身についたのだと自信を持って言えます。

これからは、もっとお客様やユーザー視点にたった不動産事業に挑戦してみたいなと思っています。

私自身、子育てをしながら働いているのですが、「働くママ」の立場からすると、例えば子供を迎えに行った瞬間にアプリからお風呂を沸かすことができたらいいなとか思うんですよね(笑)。これは実際にすでにできる技術なのですが。

ユーザー目線に立つことは、その空間を最大限楽しめる何かを生み出せると思っています。
それがその不動産の価値に繋がるかと思うので。
リストグループで実現できないことはないと思っているので、次はそんな事業に挑戦したいですね。

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