日酸TANAKAを知る
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【新卒1~3年目座談会】
老舗メーカーの伝統と任せる風土が、若手の成長を支えてくれます

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プロフィール

■黒澤 徳弘(事業本部 製品開発事業部 開発部 加工技術開発グループ)
■小林 寛起(事業本部 製品開発事業部 システム開発部)
■Y.N(埼玉工場 製造部 工程管理グループ)
■東郷昂彦(管理本部 経理部)
※2022年10月時点

工場や物流基地が数多く建つ、埼玉県三芳町に本社がある日酸TANAKA。1917年の創業以来、1世紀以上、切断機メーカーとして国内トップクラスの実績を積み上げている。全国に拠点網を広げ、近年は海外へも展開。現在、そうした事業拡大を支える人財を積極的に採用中だ。そこで今回は、同社に新卒で入社し、様々な職種で活躍している若手メンバー4名の座談会を企画。若手の成長を支える日酸TANAKAの企業風土などについて、語り合ってもらった。

入社してすぐに大きな裁量権が与えられる

──最初に、自己紹介を兼ねて、それぞれの業務内容を教えてください。

黒澤 新製品の開発に携わっていて、最近まで、最新鋭のレーザ切断機『FMRⅢ』を手掛けていました。主に切断速度を上げたり、溶けた金属が切断面に付着しないようにするなど、切断性能を向上させることが私の役割です。
 
小林 私も黒澤さんと同じ部署ですが、私の場合、ソフトウェアの開発に携わっています。新型レーザ切断機の『FMRⅢ』も手掛けていて、主に操作盤の部分を担当。特に、操縦する方の手間をなるべく省くことを意識して取り組みました。
 
Y.N 私は本社に隣接している埼玉工場で、工程管理をしています。その中でも、原材料や部品を手配したり、外注先を選定することが主な業務。段取りが大事な仕事ですので、各拠点・各部署とのコミュニケーションを密に取るようにしています。
 
東郷 私は管理部門で働いていて、経理を担当しています。固定資産の管理、債権の管理、経費計算システムの管理など、幅広く対応。実験に使う機材でも、経理上は自社の資産として扱う必要があるなど、メーカーならではのチェック項目があるので、日々勉強しながら取り組んでいます。

──皆さんは新卒で入社して、まだ1~3年目と聞いていますが、既に最前線の仕事に携わっているのですね。では次に、皆さんが日酸TANAKAを就職先に選んだ経緯を聞かせて下さい。

黒澤 私の場合、小さい頃からモノづくりに興味があって、大学では機械工学を専攻。大学院へ進みました。就活では、母校のOBが多かったことから、日酸TANAKAに興味を持って。決め手になったのは、「受注生産型だからお客様ごとに異なるモノづくりをしている」と聞いたこと。「汎用品を製造しているメーカーよりも、様々なことにに挑戦できる」と思って入社して、今は3年目を迎えました。
 
小林 私も黒澤さんと同期で、入社3年目。大学の専攻も同じで、機械工学です。父が工具を沢山持っていて、そうした環境で育ったせいか、小さい頃からモノづくりに関心がありました。そして、大学時代に旋盤を使った加工作業を体験し、金属を加工する工作機械に興味を持って。就活では、金属の切断技術に長い歴史を持つ日酸TANAKAに、迷わず決めましたね。
 
Y.N 私は経済学部の出身です。就活では業種を絞らず、様々な業種の会社をチェックして。その中で、日酸TANAKAに興味を持ちました。「タンカーや橋を作る時、日酸TANAKAの技術で鉄板を切ることが起点になる」と聞き、「モノづくりの起点になる仕事をすることで、社会に対する貢献が実感できる」と思ったことが決め手。今が入社1年目で、研修期間を終え、工程管理の仕事に就いたばかりです。
 
東郷 私の場合、大学では商学部に所属。小さい頃からプラモデルを作るのが好きだったので、モノづくりには関心がありました。とはいえ、技術職はハードルが高いので、就活はメーカーの営業職を中心に探して。日酸TANAKAに決めたのは、Y.Nさんと似ていて、「モノづくりの原点になる仕事だ」と感じたこと。「プラモデルで言えば、パーツを切り離す仕事」ですね。そう考えたら自分の中でしっくりきて。面接の時に「経理職で採用したい」と言われて、「何事もチャレンジ!」のマインドでOKして入社。今年で2年目になります。

お客様から直に評価してもらえるのが嬉しい

──皆さん、モノづくりへの興味が入社理由になっていることは共通していますね。では、入社後、「日酸TANAKAで働いていて良かった!」と実感したエピソードを紹介してください。

黒澤 私が開発に参加した『FMRⅢ』のお披露目として、東京ビッグサイトで開催された展示会に参加した時ですね。4日間で約700名の人に見てもらえました。私はデモ機の操縦を担当したのですが、見学している方々が「こんなに速いのか!」と。成功を実感でき、とても嬉しかった。展示会の終了後、早速、沢山のお問い合わせをいただいているので、手応えを感じています。
 
小林 私も『FMRⅢ』に関する話を紹介させて下さい。マシンの操作画面を動かすソフトウェアについて、その性能を最大限に発揮させるツールの製作を担当しました。完成後、そのソフトウェアを手掛けているIT会社のエンジニアの方が「ここまで作り込めるのは、凄いですね!」と。とても自信になりましたし、仕事が一層、面白くなりました。それに、今まで外注することが多かった業務を、自前でできることを証明した形になったので、それも嬉しいですね。
 
Y.N 私は入社して数ヶ月ですが、知らなかった部品の知識が増えたり、モノづくりのプロセスについて新たな発見があったり、「楽しいな」と感じることが何度もありました。また、コミュニケーションを取る機会が多い社内外の方々と、良い関係を築いていけそうな手応えがあるのも嬉しいポイント。工程管理の仕事では人間関係の構築が凄く大切になる。これからも全力で取り組んでいきたいです。
 
東郷 経費計算システムを改定するチームに参加させていただき、社内の意見をまとめる役割を全うできた時です。先輩から「東郷君は覚えが良いから助かっているよ」と言われ、自信を持つことができました。周囲には優しい先輩が多く、支えてもらいながら仕事できているので、「日酸TANAKAで働いていて良かったな」と感じます。

失敗に対して寛容な風土があります

──やりがいの大きな仕事を任せてもらえるのですね。では続いて、日酸TANAKAの企業風土を教えて下さい。

小林 失敗に対して寛容な風土だと思います。私は、1年目の研修時、製品の梱包作業を任されたのですが、やり方を間違えて、製品を壊してしまったことがありました。「怒られる!」と思いましたが、責められることは全くなかった。当時の上長は「どうすれば同じようなミスが起こらないか」を、話し合いながら、一緒に考えてくれました。
 
黒澤 同感ですね。私も似たような経験があります。200万円もする機械を私のミスで壊してしまったことがあって。元々、2名で対応しなければいけない作業を私一人でやってしまったのが原因。しかし上司は、「次回から必ず2名で対応するように」と注意を喚起しただけで、怒られるようなことはありませんでした。
 
Y.N 周囲の人達が、私のような経験の浅いメンバーをフォローして下さっている印象が強いです。私が知識がなく、業務に戸惑っていた時、先輩の方から声を掛けて下さったことが何度もありました。面倒見の良い先輩が多いですし、何か問題があれば、先輩も後輩も一緒に話し合って解決していく雰囲気があると思います。
 
東郷 若手でも発言しやすい環境もありますね。実際、先輩に「経験があるからといって、必ずしも正しいことを言っているとは限らない。何でも臆せず意見して良いよ」と、言っていただいたこともあります。

──自己成長に最適な職場環境ですね! では最後に、それぞれの今後の目標を聞かせてください。

黒澤 『FMRⅢ』について、性能を発揮できているか、しっかり精査して、課題となりそうなことを自分から見つけ、改善していくための提案を行うことです。そのためにも、もっと知識を増やし、周囲から頼られるような存在になりたいですね。
 
小林 今まで、ソフトウェアの専門性を高めてきましたが、ハードウェアに関する知識は不足していると感じているので、そこを深めていくことが目標です。ソフトとハードを融合させ、両方の力をフルに発揮できないと、本当に役に立つ機械にはなりませんから。
 
Y.N まずは、機械に関する知識を増やしていくことです。その上で、先輩に頼らなくても対応できることを増やして、早く独り立ちできるようになるのが目標です。
 
東郷 会計に関する専門性を高めていこうと思っています。そのためには、経理全般の知識をもっと増やしていかなければ。いずれは、マネジメントする立場で活躍していきたいですね。

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