■冨永 賢一（代表取締役）
■國廣 雄大（人材ソリューション事業部 課長）
■濱元 かな子（出向社員）
従業員数1万5,000名を超える大手企業にOne'sWillから出向し、訪問販売に携わっている濱元かな子。巨大組織の中で、東京23区エリア5位の営業成績をおさめている。実は彼女は、2022年4月にOne'sWillへ新卒入社した。社会人2年目の若手が、営業のプロフェッショナルとして大活躍できる背景には、現場へ出向するメンバーへの手厚いバックアップ体制がある。今回は、濱元本人に加え、代表の冨永賢一、人材採用の責任者・國廣雄大の3名に集まってもらい、座談会を企画。若手の活躍を支えるOne'sWill独自の仕組みについて、語り合ってもらった。
まるでキャリア相談のような社長面接でした！
──まずは、自己紹介を兼ねて、濱元さんが冨永さん、國廣さんと初めて会った時のエピソードを聞かせて下さい。
濱元 2年前、私が就活生だった時、One’sWillの求人に応募して。一次面接が採用担当者の國廣さん、最終面接が社長の冨永さんでした。どちらも地元の沖縄からのリモート面接でしたが、それが初対面でしたね。國廣さんの印象は「堅苦しい雰囲気にならないように気遣って下さる方」。例えば、趣味について聞いて下さって。「人気男性アイドルグループを推しています！」と答えたら、國廣さんの奥さんと娘さんも「同じグループのファンだよ」と。その話題で凄く盛り上がったのを覚えています。
「堅苦しさのない面接」という点では、冨永さんも同じ。例えば、私が「営業は未経験なのですが、何から学べばいいでしょうか」と質問したら、おススメの本を紹介して下さって。その本は入社後、営業職として最前線で働いている今でも読み返して、凄く役に立っています。採用面接のはずなのに、キャリア相談に乗っていただいたような。お二人と話して、「One'sWillで働きたい！」という想いが強くなり、他の会社には応募しませんでした。
國廣 濱元さんとのリモート面接は、鮮明に覚えています。というのも、やる気に満ち溢れ、明るくて前向き。「営業の仕事にピッタリな方だ！」と。だから、面接が終わってすぐに、私から冨永さんに「凄く良い人が面接に来てくれました！」と伝えました。事実上、そこで内定が決まりましたね。
冨永 そうでしたね、私もよく覚えています。最終面接で濱元さんにお会いした印象は、「アレコレ考えずに直ぐに行動できるタイプ」。例えば、営業職についての勉強に役立つ書籍をおススメした時。濱元さんは「面接が終わったらすぐに買いに行きます！」と。この行動力は営業向きだと思いましたね。
大企業へ出向してエリア5位の営業成績
──気さくな雰囲気が伝わって来ますね。では次に、濱元さんが入社後、どのような仕事を経験してきたのか聞かせて下さい。
濱元 最初は、One'sWillが自社で運営しているコールセンターで、テレマーケティングに携わりました。でも、「電話で会話するのではなく、対面で人と接する仕事がしたい」と希望を伝えたところ、通信・メディア系の商材を扱う大企業へ出向して、訪問営業の仕事に携わるように。経験がなくても、チャレンジする気持ちを尊重していただけるので、様々な仕事を経験できるのがOne'sWillのいいところですね。
現在も、その訪問営業の仕事を継続中。今は東京・杉並区を担当していて、1日3軒程度、一般のお宅に伺っています。富裕層も多いエリアなので、どういうクルマが高級車なのか、わかるようになりました（笑）。元々、「テレビドラマに出てくるような、“スーツをパリッと着こなし、颯爽と街を歩くキャリアウーマン”になりたい！」と漠然と思っていて。営業職を募集していたOne’sWillに就職したのも、その憧れを叶えるため。少しは、理想に近づいているのかもしれませんね。
國廣 近づいていると思いますよ！ というのも、出向先は1万5,000名を超える従業員が在籍している大手企業。その中で、濱元さんは都内23区内の営業ランキングが5位と、大変な好成績をおさめています。営業は天職かもしれませんね。
出向先の職場の問題も会社の責任で改善します
──凄いですね！ 社会人2年目の濱元さんが、それほどの活躍ができるようになるまでに、One'sWillはどのようなサポートをしているのでしょうか。
國廣 営業手法についてのアドバイスをしています。ただ、具体的に「こうすればいい」という言い方はしません。というのも、出向先の企業のやり方に反したノウハウを伝えてしまったら、混乱を招きますから。参考程度に、私が営業をやっていた時のやり方を伝えています。
例えば、以前、濱元さんが「ケータイの機種変更サービス」の販売に苦戦していたので、「私が同じ商材を売っていた時は『ケータイ製品のトレンドは今、こういう状況ですので…』と、市場傾向の話から始めると、お客様が耳を傾けてくれましたよ」と。すぐに営業トークに取り入れてくれたようですね。
冨永 濱元さんのケースではありませんが、出向先の職場環境について、改善のために出向先に働きかけることもあります。例えば、以前、出向先の人間関係で悩んでいたメンバーがいたので、私自身が出向先の担当の方に掛け合い、改善してもらいました。メンバー本人からは言いにくいことですが、出向先にとっても、そのようなことで大事な戦力を失うわけにはいかない。改善してくれるケースがほとんどですよ。それでも職場でうまくいかないようなら、出向先を異動してもらうこともありますね。
濱元 ノウハウの共有も、職場で問題が起きた時のバックアップも、本当に心強いです！ それに加えて、日常的に「悩みを聞いてもらえる」のがOne'sWillのいいところだと思います。時には成績が上がらず、凹むことがある。そうした時、冨永さんや國廣さんを含めて、One'sWillの誰かに悩んでいることを打ち明けられるのは、メンタル面で安心感があり、とてもありがたいですね。
出向先がバラバラでも仲間意識は強いです！
──良く分かりました。では続いて、One'sWillには、どのような企業カルチャーがあるのか、教えて下さい。
濱元 向上心の高い方たちが集まっていて、果敢にチャレンジしているメンバーが多いですね。だからといって、競争意識が強くてギスギスしているわけではなく、切磋琢磨しながら、お互いに高め合っています。私の場合、特にOne'sWillの同期入社のメンバーと仲が良くて、出向先は違っても連絡を取り合い、飲みに行くことも多いです。
冨永 確かに、社員同士の交流が盛んな会社だと思います。私自身、社員全員と年2回、面談をしているほか、できるだけ多くのメンバーと食事する機会を設けていますね。また、濱元さんが言った通り、チャレンジ精神を歓迎する風土。例えば社員からの新規事業の提案を奨励していて、提案が採用されれば、その事業の立ち上げや運営に責任を持って取り組んでもらっています。
國廣 「社員の意欲を伸ばしている」という点では、ジョブローテーションを活発に行っていることもあります。メンバーのうち、平均して月に1人はジョブローテーションで出向先や部署を異動していると思います。他社に比べて、「同じ期間に取り組んだ仕事の経験」は、とても多いと思います。急速に成長できる環境がありますね。
──最後に、濱元さんは将来のキャリア目標をシェアして下さい。そして、冨永さんと國廣さんは、その目標の実現に向けて、濱元さんへエールをお願いします。
濱元 直近では、営業成績をさらに伸ばすことです。数値目標としては、常に前年同月比で120％を超えていくことを目指しています。その後は、具体的なイメージはありませんが、國廣さんのようにメンバーのバックアップをする側に回ったり、新規事業の立ち上げに携わったりしたいですね。
國廣 大丈夫、濱元さんなら絶対に出来ますよ。私は、濱元さんを始め、これから入社する仲間を含めたメンバー全員が、自分のやりたい仕事が見つけられるようにサポートしていきます。
冨永 私から、濱元さんにアドバイスしたいのは「有言実行」です。今、掲げた数値目標は、絶対に達成して下さい。そうすれば、濱元さんを信用する人が増えていく。目の前にある目標を実現できない人は、その先の目標を達成することはありません。ですから、一つひとつ目標を達成してくことで、自ずと上のキャリアへの道が拓けると思いますよ。
