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タキダエンタープライズを知る

【店長】
“日本一のデパ地下”を舞台に、銘菓と評価されるよう努力しています

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PROFILE

■北川 陽菜(越前海鮮倶楽部 阪神梅田百貨店 店長)

2022年4月に大阪梅田ツインタワーズ・サウスが完工したのに伴い、装いを新たにグランドオープンした阪神梅田百貨店。戦前からの伝統を引き継ぎ、各地の名物食品を集めた食品売り場は、“日本一のデパ地下”と呼ばれることもある程、いつも賑わっている。福井県に本社があるフードベンチャー、タキダエンタープライズも、この百貨店内に直営店を設け、海産物を素材とした加工食品『越前海鮮倶楽部』を販売中。今回は、同店の店長を務める北川陽菜を取材。名産品店がひしめく激戦区で売上を上げる工夫や、仕事のやりがいなどを語ってもらった。

“食”にこだわりの強いお客様が行列を作る

──最初に、北川さんが店長を務める店舗について、解説をお願いします。

阪神梅田百貨店の地下1階、阪神食品館の和菓子売り場の一角に、タキダエンタープライズの『越前海鮮倶楽部』の販売スペースを設けています。扱っている主な商品は、甘エビ、タコ、イカを素材とした『から揚げ煎餅』や、職人が一枚一枚、鉄板で押し焼いた『姿そのまま焼』など。百貨店内のお店ですから、お中元やお歳暮向けのニーズに応える箱詰めの商品もありますが、当店は量り売りがメインです。
 
というのも、阪神食品館は各地の名産品が集まっていて、“日本一のデパ地下”と呼ばれることもある。そのため、“食”にこだわりの強い、女性のお客様が多い。そこで、1枚でもいいからご購入いただき、海鮮の美味しさをそのまま味わえる当社の商品の特徴を知っていただき、リピーターを増やすのが売上アップの早道です。そのため、量り売りをメインにしています。

──“食”の激戦区で美味しさを知ってもらうための努力をしているのですね。では、売り場作りの上での工夫はありますか。

はい。店先に当社の煎餅をピラミット状に積み上げ、一際目立つようにディスプレイしています。他の和菓子店と、一目で見て違いが分かるように。そうした効果もあったようで、特に週末は、有難いことに、行列ができる程の盛況になっています。通常は私を含め4名でお店を切り盛りしていますが、状況によっては近隣の「あべのハルカス」にある当社のお店から、応援に来てもらうこともあります。
 
そうした忙しい状況にあっても、アルバイトの女性スタッフの方々に対して、私は「お客様とのコミュニケーションをしっかり取って下さい」と伝えていますね。

ファンが増えていくのがやりがいです

──行列ができる程、繁盛しているのであれば、一人のお客に時間を掛けず、回転率を上げた方が売上アップに繋がるのではありませんか。

短期的にはそうかもしれませんが、タキダエンタープライズのやり方は違います。私達は食品を提供しているのではなく、その食品を通したウキウキ・ワクワクする体験を提供している。有名なテーマパークのように、「あの体験をもう一度!」と、リピーターになってもらえる方を増やしていきたいのです。そのためには、商品を購入する時にも、「気持ちの良い、納得の行くショッピングができた」という、ウキウキ・ワクワクする体験を提供していく必要があるのです。
 
例えば、先日、父の日に20代の女性のお客様が店先で何か悩んでいらっしゃるご様子でした。そこで私は「父の日の贈り物をお考えですか?」とお声掛け。お話を伺うと、そのお客様のお父様はお酒が好きで、舌が肥えている方とのこと。そこで私は、『越前海鮮倶楽部』は、漁師が育んだ“海産物を美味しく食べる”ための知恵を受け継ぎ、北陸産をメインとする海鮮を素材に作り上げた、唯一無二の銘菓であることを説明。食通のお父様が納得する美味しさだとアピールしました。
 
するとお客様は、他の売り場も見て回った上で、「あなたの説明がとても分かりやすくて、父に食べて欲しい想いが伝わってきたので」と、購入していただけました。更に後日、「父がとても喜んでくれたので、私自身が食べたくなって」と、再び来店して下さったのです。私のことも覚えていて下さったので、とても嬉しかったですね。このように接客を通じて、「ファンを増やすこと」を経験できるのは、タキダエンタープライズの店舗ならではのやりがいだと思います。

入社後3年で店長に昇格しました

──そうした接客術を、どのようにして身に着けていったのか、北川さんの現在までのキャリア・ヒストリーを教えて下さい。

私は中途入社です。それまでは、コンビニや病院など、色々な場所でアルバイトをしていて。実は、タキダエンタープライズへも、最初はアルバイトとして入りました。接客の経験が活かせる仕事でしたし、何より実際に商品を食べてみて、「凄く美味しい!」と感じたことが大きかったですね。「これなら、自信を持ってお客様に販売できる」と。
 
当初は、それまでのアルバイトと変わらず、「嫌なことがあったら、直ぐに辞めれば良い」くらいに考えていました。でも、私自身が『越前海鮮倶楽部』の美味しさのファンになって。また、アルバイト時代からずっと、阪神梅田百貨店内のお店で働いているので、このお店への愛着も生まれて来ました。「お店の売上アップに貢献したい」という想いも芽生えて。2020年に社員登用のお話をいただいた時は、渡りに舟という感じで、として入社を決めましたね。
 
その後、2021年に副店長、2023年4月に店長に昇格しました。評価していただけたのは、後輩メンバーへの面倒見が良かったことだと聞いています。更に、長く同じお店で勤める間に、百貨店の食品売り場担当の方ともお話しするようになり、信頼関係を築くことができました。そのことも、店長へ抜擢していただいた理由だと思います。

──順調にキャリアアップしていますね! では最後に、今後の目標を聞かせて下さい。

まず、店長としての目標は、常に商品が完売するくらいの店舗に成長させること。そして、個人としての目標は、後輩のお手本となるような接客術を確立することです。お客様のご要望に合わせながら、『越前海鮮倶楽部』の魅力を伝える話法を編み出していきたい。そうしたスキルを磨いたら、将来的には店舗の販売スタッフの採用や育成などにも携わり、“ヒト”の面からのお店作りも経験してみたいですね。

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