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FBマネジメントを知る

【TOPインタビュー】
地方の老舗企業が「やりたいこと」を手足となって実現するベンチャーです

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PROFILE

山田 一歩(代表取締役社長 兼 グループCEO)

今、日本には約360万社の中小企業が存在し、その内、約250万社は非大都市圏に本社がある(2016年、中小企業庁調べ)。この中には、“老舗”と呼ばれる歴史を持ちつつ、新たな拡大に挑戦している企業も多い。そうした地方企業の成長を支援しているベンチャー企業が、FBマネジメントだ。「新事業立ち上げ」「幹部人財の採用」「海外展開」「ECサイト運営」「新規開拓営業」など、地方企業が人財不足のために推進できずにいる経営戦略を、その実務を担うことで実現する。今回は、同社代表の山田一歩を取材。地方企業を支援する仕組みや、活躍している人物像などについて、語ってもらった。

徳島のコールセンターで新事業立ち上げを成功に導く

──最初に、FBマネジメントがベンチャー企業として、新たに創造しようとしている世界はどのようなものなのか、教えて下さい。

成長意欲のある、地方企業の経営を進化させることで、地方経済を活性化。日本全国、どこへ行っても活気に満ちている。そのような世界の実現を目指しています。
 
今、人口減少によって地方市場が縮小の一途を辿っています。良い商品・良いサービスを持っていながら、「もうやっていけない」という老舗企業が続出している。FBマネジメントは、そうした悩みを抱える経営者に対して、「ネット通販で全国に販路を広げましょう」「海外への輸出を試みましょう」といったことを提案。活路を見出す支援を提供しているのです。

──まさに今、日本に必要とされているサービスですね。しかし、似たような支援を行うコンサルティング会社は少なくないと思います。その中でのFBマネジメントの強みは何でしょう。

「実務」を提供できることです。例えば、東京から来たコンサルタントが、地方企業の経営者に「新事業を立ち上げましょう」と提案したとします。経営者は「素晴らしいプランですね。で、それを誰が実行するのですか?」と。地方企業には、次なる成長のための経営戦略があっても、それを推進できる人財が圧倒的に不足している。ですから、良いプランを提案できるだけではダメ。
 
その点、FBマネジメントは違います。例えば、最近、私の故郷である徳島にコールセンターを開設しました。私達が支援している企業の新規開拓営業を、ここで一手に引き受けるのです。例えば、これまで飲食店を営んできた企業が、企業のシステム開発を請け負うIT事業を新たに立ち上げたとします。でも、BtoBの営業の経験は全くない。そこで、徳島のコールセンターから、その事業のターゲットになる企業に架電して営業。新事業を成功に導くのです。
 
私達は“多角化”ではなく「多柱化」と言って、地方企業に「既存事業とは全くシナジーも関連性もない、全く新しい事業を立ち上げて、複数の収益の柱を持ち、1つの事業がダメージを受けても、会社はサバイバルできるようにしましょう」と提案しています。この戦略を実行する時、新事業のマーケットに全く知見がないので、営業力不足がネックになりがち。そこを、徳島のコールセンターで補うことで、戦略の「提案」と「実行」をセットで提供するわけです。

マレーシアに日本商品の販売店を出します

──なるほど。営業代行の他には、どのような「実務」を提供していますか。

例えば、人財採用。これは主に札幌を拠点に展開していく計画ですが、地方企業の人財採用における書類選考やWeb面接を当社のメンバーが手掛けています。経営幹部やミドルマネジメント不足が深刻な地方企業は多い。でも、経営者自身にそうした人財を採用するためのノウハウが少ないケースも。そこを当社が補うわけです。
 
他には、海外展開があります。今、経済成長が著しい東南アジアの富裕層の間で、ジャパン・ブランドの商品は大人気。例えば、私達が輸出の実務を手掛けたワイン。日本はワインの本場とは見なされていませんが、東南アジアの人々からすると「とても美味しい」と。大ヒット商品になりました。今後は輸出実務の代行だけでなく、私達自身が海外に店舗を持ち、地方の老舗企業が手掛けた商品を、直接、海外の人々に販売していきます。その第一弾として、2023年にマレーシアのクアラルンプールに日本の商品を扱う店舗を出す計画です。将来的にはタイのバンコクを始め、東南アジア各地に出店していきます。

──自前の店舗を持つとは、非常にユニークですね。FBマネジメントが、そうした独自の立ち位置を占めるに至った、いきさつを教えてください。

私達は2014年の設立以来、ずっと地方企業の成長支援を手掛けていますが、「実務」を担うことに舵を切ったのは、2年くらい前。それ以前は、「コンサルティング会社」として、戦略の提案を主にしていました。でも、地方の経営者が求めているのは「優れた戦略」だけではなく、その戦略を経営者の手足となって推進してくる「優れた人財」。そこに気付いて、私達は「コンサルティング会社」を卒業しました。私達自身が営業代行や採用代行、海外販売代行などの実務を引き受ける、「実業型支援会社」へと進化したわけです。
 
例えば、三重県で教育機関を展開している企業さん。当社の「多柱化経営」の提案に共感していただき、訪問看護センターやフィットネス、外国人の技能実習生の紹介事業など、新規事業を続々と立ち上げ。技能実習生の紹介では、徳島のコールセンターで新規顧客開拓をしています。また、こうした新事業を運営できる幹部人財を、当社の採用代行サービスを介して獲得。組織強化のお手伝いもできています。こうした多岐にわたる支援メニューを、当社で一手に引き受けられるのは、大きな強みです。
 
そして、数多くの顧客企業の「実務」を手掛けることで、FBマネジメントには成功するためのノウハウが蓄積されていく。顧客へのサービスの品質もどんどん向上していき、顧客満足度が高まるわけです。実際、既存顧客の紹介で新たなお客様と出会うケースが多いですし、フェイスブックを通して地方の経営者の方からアプローチいただき、契約に繋がることも多い。広い意味でのクチコミによって新規顧客を獲得できていて、業績が急速に伸びています。

コンサルタントより「実務家」になりたい人を求む

──良く分かりました。では、FBマネジメントで活躍できるのは、どのような人財なのか、教えて下さい。

FBマネジメントグループでは、東京の本社と、徳島を始め地方の各拠点と、それぞれで人財を採用していますが、共通するのは「実務家」を求めていることです。顧客である地方企業の経営者の考えを十分に理解した上で、その実現に必要な実務を、地道にコツコツとこなせるタイプが活躍できます。
 
東京の本社では、地方企業の経営者と直接、コミュニケーションをとりながら、支援していくのが仕事ですが、いわゆる「コンサルタント」ではない。戦略の立案よりも、戦略の推進を引き受けるのが仕事だからです。例えば、顧客企業が新規事業をM&Aによって実現したいなら、その買収先の選定から買収の実務までを手掛ける。業務効率化のためにITシステムの導入を計画しているなら、ベンダーの選定やカットオーバーまでのマネジメントを担う。いずれも地味な作業の連続。ですから、戦略を描く「コンサルタント」に憧れている人は、FBマネジメント向きではないかもしれませんね。

──地方の拠点、例えば徳島のコールセンターでは、どのような人財を求めていますか。

オペレーターとしての仕事に、地道に取り組める方。最初はパート・アルバイトとして入社していただきますが、メンバーのマネジメントができる方であれば、すぐに正社員になっていただく道を用意しています。時給単価は徳島の平均よりも高めに設定していますし、他のコールセンターよりもBtoBの新規開拓など、業務内容がかなり高度。やりがいのある仕事を提供できます。
 
また、近い内に、顧客のECサイト運営を代行する事業も立ち上げる予定です。最初は徳島拠点で、ECサイトへの注文を受け付けて発送を手配したりする業務を担ってもらいますが、いずれは鹿児島に拠点を設けて、そこに移管する構想があります。地方にいながら、そうした面白い仕事にトライしたい方は、どんどん応募していただきたいですね。

──有難うございます。最後に、東京拠点で募集する人財向けに、メッセージをお願いします。

FBマネジメントは、メンバーに「市場価値を上げる」「適正に利益を還元する」ことを約束します。顧客企業の経営戦略を推進する実務を担う会社なので、多種多様な仕事があります。「海外貿易に携わりたい」「新事業立ち上げの責任者を務めたい」「M&Aを手掛けてみたい」など、どのようなキャリアビジョンでも、実現できる環境があり、エキスパートとして市場価値を上げていけます。また、ある分野で成果が出せなくても、別の分野の仕事へ配置転換することで、キャリアアップを支援できるのです。
 
そして、私達自身が成長ベンチャーなので、活躍できるチャンスも、メンバーへの利益還元も、どんどん拡大していきます。地方企業の経営を進化させることに、「実務家」として貢献することに関心がある方は、是非、応募していただきたいと思います。

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