ポイントだけおさえれば、“自分にとって必要かどうか”がわかる
ー インボイス制度って、結局どういうこと?
ー 自分は登録したほうがいいの?それともいらない?
そんな声を、多くのフリーランスから聞きます。特に美容・接客のお仕事は現場が忙しく、じっくり調べる時間が取れないという方も多いですよね。(^^;;
でも大丈夫!
インボイス制度は、ポイントだけおさえれば十分理解できます。
そして、働き方によって「登録したほうがいい」「しなくて大丈夫」も自然とわかってきます。
1. インボイス制度って、ひとことで言うと?
インボイス制度とは、
「消費税を正しく扱うための“登録番号つき請求書”を使う仕組み」 のこと。
企業はフリーランスに支払った消費税を「経費」として計上したいので、そのためには
“インボイス発行者からの請求書” が必要になります。
だから....
☑︎ 企業相手の仕事が多いフリーランスはインボイス登録が必要になる可能性がある!
2. インボイス登録するとどうなる?
インボイス登録をすると、
“消費税を預かり、納める立場”になります。
●メリット┉┉┉┉┉┉
・企業案件を受けやすくなる
・消費税分を上乗せして請求できる
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●デメリット┉┉┉┉┉
・預かった消費税を納税する必要がある
・事務作業が少し増える
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つまり、
仕事の幅は広がるけれど、税務の負担が少し増える という感覚です。
3. 登録しないという選択肢もある
もちろん、未登録のまま働くことも可能です。
・消費税を納める必要はない
・企業側は「消費税を払えない」ため、報酬が下がる場合がある
・案件自体が受けられなくなる可能性もある
美容・接客業の場合、
働き方が“企業型”か“個人型”かで判断が変わります。4. 迷ったときの判断は、この1つだけでOK
美容フリーランスの方がまず考えるべきポイントは…
⫸ 今の仕事は、企業案件が多い?個人のお客様が多い?
・企業案件が多い → 登録したほうが有利
・個人中心 → 無理に登録しなくてもOK
働き方の変化によって、後から登録する・登録をやめることもできます。“
今の自分に合った形 ”で選ぶのが正解です。
企業によっては、消費税とは別に“事務手数料”が差し引かれる場合があります。これはインボイス制度とは全く別の仕組みなので、混同しなくて大丈夫です。
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過去のコラムフィオレンテの紹介美容のお仕事の情報☆★☆☆★☆☆★
❁まとめ❁
インボイス制度は複雑に見えて、押さえるポイントはとてもシンプルです。
・インボイスは「消費税のための証明」
・登録すると企業案件が受けやすくなる
・還付があるのは「消費税」であり「手数料」ではない
・企業によっては事務手数料が差し引かれる場合がある → これは制度とは完全に別の話
・自分の働き方で「登録すべきか」が決まる
制度に振り回されるのではなく
/
あなたにとって一番働きやすい選択 \
をして行って頂けたらと思います。
✧✧✧ みなさんの活躍の場がこれからも増えますように ✧✧✧