■河村 庄三(つくば市在住)
■小松崎 尚幸(営業スタッフ)
2023年1月1日までの1年間の人口増加率が2.3%と、全国の市・区の中でトップだった茨城県つくば市(総務省調査)。同市と都心を直結する、つくばエクスプレスの開通から18年が経過し、家のリフォームを検討する住民も増加。そのニーズに応えるため、石岡市のリフォーム会社、つくば住生活もつくば市に拠点を開設。地域に密着して、住まいに関する困りごとの解決に当たっている。今回は、同市在住で、つくば住生活に自宅のリフォームを依頼した河村庄三氏と、営業担当の小松崎尚幸による対談を企画。「住まいのプロ」の力を借りて、快適な家を実現したプロセスについて、語り合ってもらった。
デメリットも伝える姿勢に信頼を寄せた
河村 これまでに何度も、家の様々な部分のリフォームについて相談させてもらっているのですが、最初は玄関ドアの交換でした。開閉が重くなり、使いづらくなって。「壊れてしまうのではないか」「防犯上、危険なのではないか」と。その交換について、つくば住生活に相談したのです。
小松崎 そうでしたね。古い木製の玄関ドアが、雨や湿気で歪んでしまっていた。そこで、アルミ製玄関ドアに替えることをご提案しました。アルミは水分の影響で歪むようなことはなく、耐用年数が長い。木製に比べて低価格な上に、軽くて頑丈。開閉を行いやすくなりますし、防犯性も高い。
一方で、木製に比べて断熱性は低いですし、木製の温かみのある質感がなくなってしまうデメリットも。とはいえ、アルミ板の内側に断熱材を入れ、表面側にリアルな質感を再現した木目調のシートを貼ることもできます。そうしたことも含めて、アルミ製への交換をご提案したのです。
河村 メリットだけでなく、デメリットも伝えてくれたことです。他社さんの中には、自分が売りたいものを買わせようと、メリットだけを強調して提案してくるところも。その点、つくば住生活はマイナス面も伝えた上で、それをカバーするための方法も含めて提案してくれる。その点に信頼感がありました。
また、小松崎さん個人に対する信頼もありましたね。裏表がなく、住まいのことに限らず、家族のように話せる相手。元々、小松崎さんと出会ったのは、つくば市につくば住生活の拠点ができた時、そこで開かれた「住まいの悩み相談イベント」に参加した時。私はDIYが趣味で、家を囲う塀を全部、自作した程。ですから、「新しいリフォーム会社さんが地元に進出した」と聞いて、リフォームに関わる新しい知見を得る機会だと思って、イベントに顔を出したのです。
小松崎 良く覚えています。イベント会場で私に声を掛けて下さって、世間話をしましたね。河村さんはDIYだけでなく、大変に多趣味な方。保育園に出向いて、園児達に昔から伝わってきた遊びを伝授する活動にも取り組んでいらっしゃる。それを聞いて、「是非、つくば住生活のイベントでも来場者の子供向けに同じことをやっていただけませんか」と。それを快くお引き受けいただき、そこからお付き合いが始まったのです。
若い工事スタッフの技術力の高さに感動
河村 沢山ありますが、1つは最新のリフォーム情報を提供していただけること。最近は、政府が進めている「先進的窓リノベ事業」の補助金制度について詳しく教えていただき、申請のサポートまでしていただきました。
もう1つは、施工技術の確かさです。例えば、補助金制度を活用して窓のリフォーム工事をつくば住生活にお願いした時。若手の工事スタッフさんが担当してくれて。窓枠の寸法を1mm単位できめ細かく測った上で、家の傾きや木枠のゆがみも考慮して、慎重に新しい窓ガラスを取り付けていました。1人でガラスの入った重い窓を持ち上げて、隙間なく設置するのは難しいのですが、きっちりとこなしていましたね。
小松崎 さすが、河村さん! 一般の方は、その工事スタッフの仕事が非常に高度な技であることが分からないでしょうから(笑)。
▼施工例
災害時に素早く動いて地域貢献
河村 「顧客に寄り添ったリフォーム工事をしてくれる会社」だと、普段から周囲に伝えていますよ。特にサッシについては、地域で一番の専門会社ではないでしょうか。それに、小松崎さんを始め、社員の皆さんは、人間性に魅力を感じる人が多く、ビジネスライクでないところが良いですね。ですから、“近所にある、住まいの診療所”という感覚で、家のことについて何でも、いつでも相談できます。これからどんどん会社が大きくなっていくと思いますが、今のような関係が続くことを強く望んでいます。
小松崎 これからも、昭和46年の創業以来、掲げてきた「地域が抱える課題を解決し、信頼される企業になる」という目標に向かって、邁進していきます。例えば、台風などの災害時には、いつも災害翌日から社員総出で地域を回り、壊れた窓ガラスの交換に取り組んでいます。地元の方々から「ありがとう、凄く安心しました」というお言葉をいただくこともあり、とてもやりがいを感じる瞬間です。今後も、こうした地域貢献活動を大事にしながら、お客様のお役に立てるように努力していきます。
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