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【エンジニア】「女性の管理職が必要。私がやります」と自ら社長に提案したんです

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PROFILE

狩野美唯子(大阪本社 システム1課 Chief)
◆入社年:2016年4月
◆出身:大阪府
◆趣味:BBQ、筋トレ

一般社団法人情報サービス産業協会によるIT企業335社を対象にした「2018年版情報サービス産業基本統計調査」をみると、ITエンジニアに占める女性の割合は19.3%。2割に満たない。管理職に占める女性の割合となると、わずか5.6%だ。そんな“ガラスの天井”に挑んでいるのが狩野美唯子。ライズサービスでシステム開発の最前線に身を置きつつ、管理職に抜てきされた。「女性管理職が必要」と自らトップに直訴したという狩野のエピソードから、女性ITエンジニアの現在地を探ってみよう。

女性ならではの相談に乗ってあげたい

 「女性の管理職がいたほうがいいと思います。ついては、私にやらせてください」。社長の南に、そう提案しました。ライズサービスではいま、女性の社員が増えてきています。そのなかで、女性であるがゆえの悩みを抱えてしまうケースも増えているんです。たとえば、女性ならではの理由で仕事を休むとき。直接、男性上司にはいいにくい。でも、直属の上長が女性であれば、悩みを相談しやすいですよね。その女性上長が男性の経営陣に伝える仕組みが、いまのライズサービスにはいちばんふさわしいと考えたのです。

 じつは、当社の人財採用サイトに私のインタビュー記事が掲載されたことがあって、それを読んで入社してくれた女性社員もいるのです。だから、「私がやるしかない」と。私の提案に、南は「ああ、そうしよう」と、即決してくれました。きっと、南も女性管理職の必要性を感じていたのだと思います。こうして、私はライズサービスの女性管理職第1号に任命されました。

「言語って、英語のことですか?」からのスタート

 私自身は経験者としてライズサービスに転職してきました。でも、そんなに豊富なキャリアがあるわけではないんです。じつは大学生のころはまったく畑違いの分野を専攻。ITの仕事をするとは思ってもいませんでした。でも、「勉強するより働きたい」と思って、大学を中退。その時点では、世間を知らないので、「働く」というと「飲食店でウェイトレスか、オフィスでの事務か」ぐらいしかイメージできずにいました。「事務」といっても具体的になにをするのかもわかっていませんでしたね(笑)。

 なにはともあれ、事務系の派遣会社に登録。そこで、未経験でプログラマーができる仕事を紹介されたのです。コンピュータをあつかうなんて、それまで考えたこともありませんでしたが、「手に職をつけられる」ということもあって、やってみよう、と。

 ITのことはなにもわからず、職場の方に「なにか言語はわかりますか?」と聞かれて「学生のときに英語を勉強したくらいですね」なんて(笑)。そのレベルでしたが、上司に「3年である程度、仕事ができるようになってほしい」といわれたので、まずはそこをめざすことに。25歳くらいのときに、小さなプロジェクトではありますが、立ち上げから最後の納品までひとりでかかわれたことがあって、そこで自信がついたように思います。

 そんなふうにして、システム開発に携わってきたのですが、続けていくうちに仕事に疲れてしまって。転職して派遣社員として事務職に就きました。ところが、その会社ではかなり古いシステムを使っていたんです。「私だったら、もっと使いやすいシステムを開発できるはずなのに」と思い始めて。「もういちど、エンジニアとしてやり直してみよう」と、派遣契約が終わるタイミングで転職することにしたのです。

つねにチームで現場に常駐する体制

 転職するにあたっては、「現場にひとりで行くことが少ない会社」を条件にしていました。最初に勤務したシステム会社ではひとりで現場に行くということが多く、「しんどいな」と感じていたからです。

 同じプロジェクトのなかに、ほかにチームで来ているシステム会社があり、そんなところにひとりでくわわるのは、なにかとつらい思いをします。すでにコミュニティができあがっていて、なにか質問したいことがあっても、なかなか質問しにくかったり。精神的に疲れてしまうのです。そうすると、結果的に自分の能力やスキルを活かせない。その点、自社の社員とチームで現場に行けば、最初から仲間がいる状態。スムーズに仕事ができます。

 ライズサービスは、基本的にひとりでは現場に行かせない。たとえ最初はひとりでも、あとから人を増やしていくと。それに、本人の希望を聞いて、「プロジェクトを抜けたいと思ったら、タイミングを見て別のプロジェクトに移ることも可能だ」と説明を受けました。それで、入社を決めました。

 現在、私がかかわっているプロジェクトは総勢8名ですが、そのうちライズサービスが3人を占めます。だから、コミュニケーションが非常に取りやすいですね。

 そのプロジェクトは、電力会社の社員の方が社内システムにアクセスするときの認証基盤のリプレース作業を行うもの。ちょうどリリースを終えたところで、既存システムと並行して稼働させながら、きちんと同期するかどうか確認しているところです。膨大なユーザー数があり、新入社員の登録もありますし、組織変更・人事異動のたびにユーザーのアクセス権限を変更する必要があります。

 このプロジェクトに入るまで、基盤関連システムについては知識がなかったのですが、なんとか勉強しながら、食らいついているところです。

女性が活躍できる会社づくりに貢献したい

 ライズサービスに入社して、自分がいちばん成長したと思うのは、現場での作業よりも、よりマネジメント側、上流側の仕事ができるようになったこと。電力会社の現場に行く前に携わったプロジェクトで、終了時に報告書をひとりで全部書き、その報告書をもとにお客さまの担当者の方と対面でレビューさせてもらいました。これは初めての経験でした。レビューにもとづいて課題や反省点を順序立てて説明し、当社としての主張もくわえることができました。

 今後は、お客さまに向けてだけではなく、社内に対してもマネジメント能力を磨いて、発揮していきたい。人財の採用や教育にかかわりたい。現場から完全に退くことはできないと思いますので、開発の知識はずっとアップデートしつつ、部下を育て、きちんと指示ができるようになっていきたいですね。

 とくに、女性が活躍できる会社づくりに貢献したい。そのためにも、教育研修制度を整備できればと思っています。女性の場合、キャリアを積んで入社してくる人が少ないですし、出産・育児によるブランクがあって入社してくる人もいるからです。デスクのパソコンに向かって勉強するだけではスキルは身につきません。外に出る前に、教育研修をしっかり受けたほうがいいですから。

 私自身も努力して、ライズサービスを女性がエンジニアとしてのキャリアの第一歩を踏み出す場所として、よりふさわしい場所に変えていきます。活躍できる場所を探している女性の方は、ぜひいちど、私とお話ししてみませんか。

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