■M.D(中途入社3年目/エンジニア)
■K.M(新卒入社8年目/エンジニア)
■H.M(新卒入社7年目/エンジニア)
■H.A(新卒入社6年目/エンジニア)
メガバンクや大手保険会社など、最先端のシステム開発案件を手掛けているライジングシステム。経験豊富なベテランが、成長意欲に溢れる若手に知識やノウハウを伝授して、エンジニアの成長を支える体制が整っているのが強みだ。今、同社では『U-30プロジェクト』(アンダーサーティ・プロジェクト、以下『U-30PJ』)と呼ばれる社内組織が活動している。人事制度や福利厚生の改革を推進する、20代・30代の若手エンジニアのチームだ。今回は、『U-30PJ』のメンバー4名に集まってもらい、座談会を企画。どのようなことに取り組み、何を達成しようとしているのか、語り合ってもらった。
官公庁や金融機関の開発プロジェクトで活躍
M.D 私は銀行さんの現場で、一般ユーザーが利用するシステムの開発プロジェクトに携わっています。担当領域はフロントエンドで、使用言語はJava。主に動作をテストする役割を担っています。私はエンジニア未経験でライジングシステムに中途入社して3年目。今、携わっている現場が入社して2つ目で、だいぶ知識と経験が増えてきたので、エンジニアとして活躍できている実感が出てきましたね。
K.M 私の場合、新卒入社してから同じ現場で8年間、銀行さんの保守とシステム開発に携わっています。最初の頃は下流工程がメインでしたが、今では開発プロセスの上流から下流まで幅広く任されるようになりました。現在、携わっているのは、金融系アプリケーションの開発。PL/Iやアセンブラを使って仕事をしています。
H.M 私はK.Mさんの1年下。新卒入社から7年目で、今、携わっているのは入社して4つ目の現場です。銀行さんのシステム開発に携わっています。担当はバックエンドで、主にインフラ部分。Javaを使っているのですが、特にSpring Frameworkを使うプロジェクト。私は1つ前の現場で、Spring Frameworkを使っていた経験が評価されて、現在のプロジェクトは要件定義から入ることができました。
H.A 私はH.Mさんのさらに1年下。新卒入社から6年目で、最初の現場に今も携わっています。官公庁さんのシステム開発プロジェクトで、フロントエンドの設計・開発を担当。フレームワークはSpring Framework 、言語はJAVAを使いました。現在は、無事にリリースを完了したのですが、お客様から「H.Aさんには引き続き残って欲しい」と言っていただけて。保守などの作業に携わっています。
K.M 「社内の人事制度や福利厚生について見直すことで、若手エンジニアが働きやすい環境を、若手エンジニア自身が作っていこう」というプロジェクトです。
元々、ライジングシステムには『2020プロジェクト』という社内組織があって。会社の拡大に伴って、エンジニアの中には会社への帰属意識が少ない方も出てきた。2019年の会社設立20年を機に、「これからの20年に向けて、エンジニアが働きやすく、帰属意識を持てるような会社にしていこう」と、有志が集まって、『2020プロジェクト』を結成。そこでの議論の結果、「永年勤続手当」や「資格取得手当」の創設やアップデートといった成果をあげました。
その後、「2020年以降も、働きやすい環境作りのプロジェクトを継続しよう」と。今度は「若手の活躍を支えるための仕組み作り」を最重要課題にすることになり、30歳以下の若手が集まる『U-30PJ』が発足したのです。私自身は、『2020プロジェクト』のメンバーから推薦されて、発足時からメンバーとして活動しています。
H.A K.Mさんに声を掛けてもらって、この座談会のメンバーの中では、私が2番目に『U-30PJ』にジョイン。「後輩の面倒見が良い」ところを評価していただいたと聞いていて、嬉しかったですね。それに、「プロジェクトメンバーの女性比率を上げたい」という意図もあったそうで。「会社をより良くするための環境作りに携われる!」と思って、喜んで引き受けましたね。その後、K.Mさんと私で話し合い、H.MさんとM.Dさんに声を掛けて、メンバーになってもらいました。
M.D 声が掛かった時は嬉しかったですね。「経営に参加できるチャンスだ」と感じましたし、「普段、エンジニアとしてはできない貴重な経験をする機会になる」と思って、参加を決めました。それに、私は中途入社ですから、「社内事情を把握する上でも凄く役立つだろう」と。
H.M 私の場合、自分が選ばれるとは思ってなかったので、最初はビックリしました。入社年次では後輩になるH.Aさんが既にメンバーになっていたので、「ああ、僕はもう若手じゃないと見られているんだ」と(笑)。でも、新しいことにチャレンジする姿勢は常にあるので、「皆の活躍を支援するお手伝いができるなら、やりがいがある」と思って、参加を決めました。
若い世代も福利厚生の充実を望んでいます
K.M 福利厚生の充実を実現しました。会社として福利厚生アウトソーシングサービス『福利厚生倶楽部』に加入。2023年4月から、育児・介護・家事代行などの生活支援や、リゾート施設やスポーツクラブなどの利用、資格取得のサポートなど、様々なメニューから、自分が求めるものを選べるようになります。
H.A 「社内の制度や環境で、あったら良いと思うものは?」という全メンバー対象のアンケートを実施した時、若い世代であっても「福利厚生を充実させて欲しい!」という要望が多くて。「若手は福利厚生にあまり関心がない」と言われますが、そうでもないことが分かりました。ただ、人によって「欲しい福利厚生」は千差万別。そこで、豊富なサービスメニューの中から、希望するサービスを選べる『福利厚生倶楽部』への加入を提言しました。
H.M 確かに、人によって欲しい福利厚生内容は異なりますよね。エンジニアの場合、スキルアップ支援を希望する人は多いと思います。例えば、私自身、異動した先の現場で未習得の技術に手こずっていた頃、業務を覚えるのに最適な本を見つけて。「会社が書籍代を補助してくれると良いな…」と思いましたから。
M.D 社長の長谷川さんは、そうした最前線で起きている問題を良く理解してくれていて。今回、『U-30PJ』から『福利厚生倶楽部』への加入を提案した時、大きな費用が掛かることなのに、即断即決でした。基本、私達の提案に対しては常に前向きに対応してくれますね。例えば、社内アンケートで「違う現場にいるエンジニアとも交流を図りたい」という意見が多かったので、日帰りの社員旅行を企画したのですが、直ぐにOKが出ました。ちょうど、明日なのですが、江ノ島に行って来ます!
若手でも臆せず意見を言えるカルチャー
M.D はい。『U-30PJ』の取り組みの中で、私が「これは会社に提案するべきことなのか?」と判断に迷ってしまったことがあって。そのことを上司に相談したら、「会社として採用するかどうかは別として、上層部はとにかく社員の意見を聞きたいと思っている。だから、臆せず全て伝えて欲しい」と。前職の会社にはない、ライジングシステムならではのカルチャーだと思いましたね。
H.M 年に1度、新卒入社3年目のメンバーは、自分の仕事について、他のメンバーにプレゼンする機会があります。アウトプットのトレーニングの場であり、同期メンバーの成長を知って刺激を受ける場になっています。それに加えて、プレゼンを受ける側の先輩メンバーにとっては、若手がどのような仕事をしていて、どのような課題にぶつかっているかを知ることができる機会にもなっていますね。
K.M “入社3年目”にプレゼンするのには意味があって。ライジングシステムでは「独り立ち」する節目になるからです。若手が1人で悩みを抱えてしまわないように、入社して3年目ぐらいまでは、「ライジングシステムの先輩エンジニアがいる現場」に携わるのがルールなのです。ですから、経験が浅くても、安心して仕事に慣れていくことができます。
H.A 制度的なサポートだけでなく、先輩や上長が個別に若手をフォローしてくれる風土もあると思います。一人ひとりを良く見ていて、気に掛けてくれるのが嬉しい。先日、私は応用情報技術者の試験に合格したのですが、私から報告する前に、上司から「合格したんだってね。おめでとう。努力の成果が出たね」と。その後、社長の長谷川さんにも声を掛けてもらい、高級中華をご馳走になりました。話しやすい上司・先輩ばかりなので、気軽に相談ができますね。
M.D 資格取得支援を更に充実させたい。現状は資格を取ると一時金が支給されるのですが、給料そのものが上がる仕組みにすれば、よりエンジニアのスキルアップへのモチベーションを高められると思いますから。
K.M 夏季休暇の制度化です。今のところ、各自の仕事の状況に応じて、有休消化で夏休みを取っている形なので。他には、有休を時間単位で消化できるようにして、子育てしながらでも働きやすい環境を整えたいですね。
H.A 私も女性が活躍できる環境を整えたい。例えば、子供の看護休暇が取れるようにしたり、育休からの復職の支援を制度化したり。そうすることで、女性にとっても、長く働きやすい環境を作っていきたいです。
H.M 誕生日や結婚記念日に休みを取れる、アニバーサリー休暇を制度化できると良いですね。経営層の想いが伝わるような、労いの意を込めた制度があると、ライジングシステムで働くことの良さを感じてもらえると思います。
募集要項をご確認の上、ご応募ください。