2023年2月~現在に至る 株式会社セキュア(人事総務部)入社
現在は3人の子育てをしながら、採用を中心に人事総務部業務に携わっています。
2022年7月 昭和KDE株式会社 IR準備室へ転職
2010年4月 新卒でヤマト運輸株式会社に入社
宅急便の営業所、IR、人事などを経験。在籍中に3度の産休・育休を取得。
まず初めに私の自己紹介をさせてください。
2010年に新卒でヤマト運輸株式会社に入社し、約12年間で宅急便の営業所やIR、人事などを経験してきました。
その間に3度の産休・育休を取得し、育児短時間勤務制度などを活用しながら、子育てと仕事を両立させてきました。
さらなるスキルアップを目指し転職活動を行い、2023年2月に株式会社セキュアに人事担当として入社することになりました。
現在は、3人の子育てをしながらフルタイマーで、採用を中心に人事総務部業務を担当しています。
私は小さいころからお母さんになることが夢でした。
自分自身3人兄弟だったこともあり、望めるのであれば自分の子供にも兄弟が欲しいと思っていました。
その夢が幸運にも叶い、大変な日々の中でも子育てで感じる幸せはこの上ないものです。
一方で、自分の就職活動の時を振り返ってみると、「なんとなく周りが就職しているし、私も就職しないとまずいのだろうな…」という後ろ向きな動機で活動していた記憶があります。
この時の私はお母さんになりたいという夢のほうが大切で、出産を機に仕事はやめようと考えていました。
しかし第一子の時に産休・育休を経験し、大きく価値観が変わりました。
初めての出産でわからないことだらけの中、一日中家で赤ちゃんと二人きりの時間を過ごす…こうして文字にしてみると当たり前のことだと思われるかも知れませんが、社会で何が起きているのか、今何が流行っているのか、世界はどう変化しているのか、そんなことはネットかテレビからしか情報が得られません。
たかが1年、されど1年。
私は働くことを通じて、そういった変化を無意識に体感していたことに気付きました。
そしてその体感がないことへの喪失感や閉塞感が、私にとってはストレスだということにも気が付きました。
あれだけ働くことへのモチベーションが後ろ向きだったのに、いつの間にか「働きたい!」という前向きな、それも非常に強力なモチベーションへと変わっていました。
第一子の産休・育休を経て私の夢は2つになりました。
母親でありつづけること(願わくば子供にも兄弟がほしい)、そして働き続けること。
育休から復職するときにこの2つの夢の狭間で葛藤していました。
子供にとっても初めての保育園。「ママがいいー!」と泣き叫ぶわが子を先生に預け、私自身も泣きながら電車に乗った日もありました。
子供を泣かせてまで私が働く意味って何なんだろう…そんなことを毎日考えていました。
幸いにも夫や両親、当時の会社の先輩後輩、上司、みんなが私の復職を応援してくれました。
私の復職に反対する人は誰もいませんでした。
夢を2つ持つことが傲慢なのではないかという後ろめたさを感じたこともありましたが、周りの人たちのおかげで今も両方の夢をかなえ続けられています。
子供が3人いながら働いていることを周りの人に伝えると、「すごいね!」と返してくださることが多いと感じます。
労いの言葉としてうれしくも感じるのですが、この“すごい”という言葉が正直なところ、私にはピンとこないのです。
なぜなら、私にとってはどちらも自分のやりたいことであり、わがままを押し通してここまでやってきたという感覚だからです。
転職してもなお、今の職場のメンバーの支援や理解、そして何より家族のサポートあってこそと感謝してもしきれません。
セキュアで叶えたい夢は、会社をもっと成長させることです。
会社の成長と言ってもたくさんの側面があると思いますが、やはり人事に携わる身としては優秀な人財の確保という観点から成長に寄与したいと思っています。
採用することで外部から優秀な人財を確保することもあるでしょうし、すでにいる優秀な人財に長く活躍し続けてもらうこともあるでしょう。
男性も女性も子育てというライフイベントを迎えることで、働き方を変化させていかなくてはならない壁にぶつかるかも知れません。
そんな時に社員から頼ってもらえるような“働くママ”であり続けたいと思います。
私は主に新卒採用を担当しているため、学生の皆さんとたくさんお話しさせていただきます。
そんな学生の皆さんに就職活動を通してぜひ考えてほしいこと、それは皆さんにとって“働く”ということが人生にとってどういう意義を持つかということです。
就職活動に臨むにあたり、自分の強みや弱み、これまでチャレンジしてきたことなど自己分析をされていることと思います。
そこからさらに深掘りをして「なぜ就職する必要があるのか?」というところまで自己分析をしてみて下さい。
自己分析を深める目的は、良い企業に就職するためではありません。
自分自身の価値観を再確認し、その価値観に合った会社を見つけるためです。
将来の自分のためにぜひ自分を深掘りしてみてくださいね。
今私はセキュアでとても生き生きと、楽しく働いています。
私は常々「子供に誇れる背中でありたい!」と心がけています。
仕事にも、家事にも、遊びにも全力で取り組む姿はきっと子供たちの記憶にも残ることと信じています。
私が誇れる場所をくれた会社、一緒に子育てをしてくれる家族に感謝しながら、これからもすべてに全力を注ぎたいと思います。
募集要項をご確認の上、ご応募ください。