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【新卒エンジニア座談会】内定段階のインターンの時から重要プロジェクトのコア業務を任された

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PROFILE

■右:まこと(2020年入社)
■中:ともき(2021年入社)
■左:りゅうえい(2016年入社)

セキュアが提供しているセキュリティソリューションは、株式会社メルカリやラクスル株式会社など、5,000社以上が導入している。高度なAI(画像認識)技術を活用し、世界中のテック企業が持つハード・ソフトの最先端テクノロジーを掛け合わせて、顧客ニーズと世の中の流れを汲んだサービスを作っているのが強みだ。今回は、セキュアのサービスを支えている3名の開発エンジニアを取材。新卒でセキュアに入ったという共通項を持つ3名に、入社の経緯やエンジニアとしてのやりがいなどについて、ストレートに語りあってもらった。

(◆コンテンツカテゴリー:エンジニア志望者向け◆)

大学院での機械学習の研究からセキュリティ業界へ

まずは、自己紹介を兼ねて、セキュアへ入社するまでの経緯を聞かせてください。

りゅうえい 私は大学院まで進んで、機械学習や画像処理などを研究していました。ロボットを製作して動かすこともしていましたね。セキュアが手掛けている領域と自分の専攻分野が重なっていたわけですが、就活では当初、「自動車業界に入ろうかな」と考えていました。自動車産業が盛んな中部地方の出身だからというのもあります。でも、セキュリティ業界に入った先輩から話を聞く機会があって。「オリンピックでセキュリティ需要が高まるだろうし、今後、ニーズが右肩上がりになるに違いない」と考えて、進路を変更。セキュリティ関連の会社を何社か受けました。
 
その中で、セキュアの選考中に面接してくれた方が「今、セキュアは海外の会社とコラボして、こんな計画を推進しようとしている。りゅうえいさんもよりよい計画になるように、アイデアを出してくれたら嬉しい」と言ってくださいました!他の多くの会社は、システム要件が決まっていて自分の意見をあまり出せず単純に指示に従う業務の方が多いのかなと感じたのに対して、セキュアは私のことを“仲間”として評価してくれた。それが一番の決め手になって、入社を決めました。
 
まこと 私の場合、情報工学を専攻していて、数理最適化の研究室に所属していました。もともと中学生の時、「自分が興味を持てて、ちゃんと学べるもので、業界的にこの先も伸びそうだと思える分野へ進学しよう」と考えて、情報技術科の高校へ進みました。プログラミングの授業が凄く楽しくて、それで大学も同じ分野を選択した、という流れです。
 
就活では、エンジニアになろうと思ってSIerやWeb系などの企業を受けていたのですが、偶然の出会いでセキュアを知ることに。友人に誘われて、そんなに興味のなかった営業職向けの就活イベントに参加したら、そこにセキュアが唯一IT系自社開発の会社として出展していたのです。それで非常に興味を持って、ブースを見学したら、谷口社長とお話しすることができた。事業ビジョンとか技術的な挑戦の構想などを語っていただき、「楽しそうだな」と思って、決めました。
 
ともき 私の場合、大学の専攻は商学。文系で、マーケティングとかマネジメントを学びました。全くITとは縁のない学部でした。それが、3回生の時に転機があって。2週間、ベトナムで合宿形式のビジネスを学ぶインターンに参加したのです。学生が自分達で商品を企画して、「作って売る」というもの。その経験で「自分はモノ作りが好きなんだな」と気付いた。そこで、知人のエンジニアの勧めもあり、プログラミングスクールに通い始めたのです。
 
そのスクールで、一通りプログラミングの基礎を身に着けることができたので、エンジニア職に絞って就活を開始。プログラミングができる学生向けの就職イベントに参加した時、セキュアに出会いました。その時、谷口社長が登壇して、最初に私達学生に向かって「この中で将来、自分で事業を起こしてみたいと思っている人は手を挙げてください」と。私はそういう目標があるので、手を挙げました。「いずれ会社を辞めて事業を始めよう」という人に価値があると思い候補者を探してくれている会社があることに、とても感動しましたね。それがきっかけで、セキュアに入社しました。

文系出身者でもモチベーションが高ければ大丈夫

皆さん、エンジニアとしての活躍の場を求めてセキュアに入社した点は共通していますね。では実際に働いてみて、入社前に思い描いていた仕事と、何かギャップを感じたことはありますか。

りゅうえい ギャップというより、私が入社した2016年は色々なことが未整備の段階でした。セキュアが開発部門をスタートさせてまだ1~2年くらいでしたので、自分たちで整備してきた感じですね。技術系の新卒としては、私達の世代が第1号でした。職場のルールとかも、どんどん自分たちで提案して、働きやすい環境を整えていきました。
 
例えば、入社してすぐ谷口社長と一緒の電車に乗り合わせたことがあって。そこで、「エンジニアもずっとスーツですかね」とお話ししました。当時は、スーツ着用での出社が基本でしたから。すると、社長が「いますぐ脱いでいいんじゃない」と。そこから職種によってカジュアルな服装で出社してもいいことになりました(笑)。
 
まこと 今、カジュアルな服装で仕事ができるのはりゅうえいさんのおかげですね(笑)。私の話をすると、ギャップを感じたのは入社前。内定をいただいた夏から、インターンとしてセキュアで働き始めたのです。「自分がやって大丈夫なのか?」というくらい、会社に大きなインパクトを与えるプロジェクトに参加。その中でも大事な業務を任せてもらえました。「凄く任せてくれる会社だな」という印象が残っていますね。当時は週2日ぐらいのペースで、りゅうえいさんの下で働いていました。
 
りゅうえい まことさんが参加してくれて良かった。非常に助かりました。
 
まこと いえいえ。こちらこそ楽しいこと、やりたいことをやらせてもらえて、感謝しています。「AI STORE LAB」という、無人化店舗を実現するプロジェクトで、その店舗で商品を陳列する棚の部分を担当しました。お店を利用するお客様が、商品を取ったかどうかを判定するプログラムを作るのが主な仕事でした。

セキュアにとって、経営戦略的にも技術的にも極めて重要なプロジェクトですよね。しかも、かなりコアな部分をインターン生に任せたわけですね。

りゅうえい ええ。念のためですが、誰にでも任せるわけではなくて、4月から正社員として働いてくれることが確実な人だから任せたのです。それは前提として、セキュアには「チャレンジして欲しい」という文化があります。谷口社長もよく「謝って済む話だったら、別に失敗してもいい」と。大きいこととか、面白そうなことをやらないと、エンジニアはだんだん腐っていくし、モチベーションが上がっていないとパフォーマンスも出ない。ならば、「とりあえずサンプル作っておいて」というような、良くありがちなインターンではなく、より挑戦的な仕事を経験してもらいたかったわけです。
 
ともき 私もまことさんと同じく、入社前にインターンを経験させてもらったのですが、いい意味で焦りを感じる結果になりました。インターンは年明けから、4月に入社するまでの3ヶ月間です。それまでは、4月からエンジニアとして働くことに全く不安はなかった。でも、インターンとして働いている内に自分が知らないことが凄く多いことに気付いて。そこからは「もっと勉強しないといけない」と焦りました。
 
例えば、高校生くらいから理系の勉強を積み重ねて、大学院ではAIの勉強をされてきた先輩と、文系出身の私では、業務について何か説明を受けた時の理解度がまるで違う。ですから、質問の仕方を変えるなど自分なりに工夫するようにしました。まず自分が分かっていることを先に伝え、「ここから以降が分からないので教えてください」と言うとか。
 
りゅうえい いい工夫だね。ただ、新人教育をする側としては文系とか理系とか、正直、あんまり意識していないかな。入社して1年、2年したときに、どのくらい伸びているのかというところが、非常に重要。モチベーションがあって、自ら学びながら吸収していくエンジニアと、今の自分のレベルで「まあこのくらいスキルを持っていればいいかな」と思ってしまうエンジニアでは、前者の方が伸びますよね。この意識の違いが、2年後には非常に大きな差になる。ともきさんからもそのモチベーションを感じるから、きっと大丈夫。分からなければ、私を含めて誰かに聞けば良い。バンバン質問してくださいね。
 
ともき はい! ありがたいです。

会社の知名度アップに貢献できたことを実感

では次に、セキュアに入って、エンジニアとして一番やりがいを感じたエピソードをシェアしてください。

りゅうえい そうですね、入社2年目に温浴施設の混雑度を計測して表示できるシステムに携わった時のこと。この時、初めて要件定義から仕様の最終決定まで、全てを担当しました。無事にシステムがリリースされた後、実際に利用者さんのクチコミで「入館する前に混雑しているのが分かるのはありがたい」と、掲載されているのを見ました。それを見た時は、本当に嬉しかったですね!
 
この時は、実際に運用する施設担当者さんの操作をシンプルにすることを一番気にかけて、プロジェクトを推進しました。エンジニアにありがちなのは、高度な機能を付加しようとして、お客様がどう使ったらいいか分からない、複雑なシステムになってしまうパターン。それは避けたかったので、混雑度だけにフォーカスした、誰にでも操作できるシンプルなものにしたわけです。
 
まこと 私の場合、入社後にインターン時代に携わった「AI STORE LAB」について、「あの店が話題になったことで、今までセキュアを知らなかった会社の方が興味を持ってくださり、コネクションができたよ」と教えていただいたことです。正直、あのプロジェクトに携われたことは非常に有意義な経験でしたが、セキュアとしてお客様に提供するソリューションではないので、「会社に貢献できていない」という想いがありました。でも、あの店がショールーム的に機能することで、「会社に大きな価値を提供できたのだな」と。それが凄く嬉しかったですね。
 
ともき 私は、現在「AI Office Base」というソリューションで使う通信機械をマネジメントするアプリケーション開発に携わっています。特にIT知識のない方でも、その機械を操作できるようにする重要な業務。入社して日が浅い私に、それを任せてもらっていることに、日々やりがいを感じています。

入社して早々に、重要な仕事を任せてもらっているわけですね。業務を遂行するに当たり、上司や先輩のサポートで印象に残っているものはありますか。

ともき とにかく先輩方全員が、「いつでも聞いていいよ」と言ってくださる。皆さん忙しいはずなのに。それでも、私が「質問させてください」と伝えると、業務の手を止めて、しっかり時間を取って説明してくれる。凄くありがたい環境で仕事させてもらっているなと感じますね。
 
まこと 確かに、ありがたいアドバイスをもらえますよね。私も入社1年目で新規プロジェクトに携わった時、先輩から「まず、自分が分かっていないことを認識した方がいいよ」という助言をいただきました。「何か問題が起きた時は、自分が理解していないことがあるからだ」というのは考えてみれば当然なのですが、そこに気付くというのは結構大変。自分が間違っているということを認めなければいけないので。それを認めた上で、理解していない点を突き止めようとすれば、かなりの確率で問題は解決する。今でも自分の行動原則にしています。

自己成長に最適な環境があるわけですね。では、最後にそれぞれの今後の目標を聞かせてください。

りゅうえい 今後の目標としては、まだ新卒入社の方に対するサポートが足りないのを自覚しているので、よりスムーズに開発の作業に入ってもらう環境を作るということ。もうほぼほぼ自分ではコードを書いていないんです。私の役割としては、他のエンジニアの皆さんがコードを書きやすい環境を作ることですね。
 
まこと 一人でシステムを作れるくらいのスキルを身に着けた上で、マネジメントできる立場に行くことが目標です。まず、プレイヤーとして一人前のスキルを持って、それを土台にしてプロジェクトメンバーに指示できるようになりたい。あと5年くらいは掛かるかもしれませんが。
 
りゅうえい そこは、やる気次第で、いくらでも短くできますよ!
 
ともき 私は新卒研修の時に立てた目標があります。「3年後までに、セキュアの業績を引っ張っていくような新サービスを開発し、そのリーダーになりたい」というものです。商学部でマーケティングの勉強もしていたから、そのことも活かして頑張ります!

(◆コンテンツカテゴリー:エンジニア志望者向け◆)

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