播磨 紫織(エンジニア)
◆入社年:2019年/中途
◆出身:宮城県/恵泉女学院大学
◆趣味:テニス・ヨガ
2019年4月にエーエスエルに入社した播磨紫織はいま、メガバンクの基幹システム構築でサーバーエンジニアとして活躍している。彼女を含め、エーエスエルから3名がプロジェクトに参画。チームでお互いに支えあっていることが、播磨のスキルアップにおおいに役立っている。「エンジニアとして充実している」という、播磨の毎日を追った。
現在、携わっているのはメガバンクの基幹システムを構築する案件です。メガバンクのグループ各社がそれぞれもっている社内システムをネットワークでつなぎ、グループのシステムとして統合するプロジェクトです。そのなかで私はサーバエンジニアとして、新規サーバの導入にあたってのシステム構築、テスト、運用というフェーズにかかわっています。
全体としてかなり大規模なプロジェクトで、基盤チームやネットワークチームなどいくつかのチームにわかれています。私が所属しているのは基盤チームで、20名ほどのチーム。エーエスエルからは私を含めて3人が常駐しています。
いまは日々、新しい発見があり、「スキルが身についている」と実感しています。これまでわからなかったことがわかるようになるのはおもしろさがあり、やりがいを感じます。
たとえば、エラーが起きたとき、その原因がなにか、自分で解明できたとき。ものすごい満足感があります。とはいえ、まだまだ一人前とはいえず、自分で原因がわからないときが多いんです。そういうときは先輩に聞いています。「この設定を忘れていたんだ」といった具合に、私の単純なミスが原因であるケースが多く、ハッとさせられてばかり。
いまは、次はなにをしたらいいのか、現場にいる先輩に教えてもらいながら学んでいる段階。でも、そういう経験や知識が1つずつ積み重なって、スキルとして身についている実感はあります。
いまでこそ最前線のエンジニアとして働いていますが、大学では文系。エンジニアとはまったく関係のない英米文学科を専攻していました。就活では金融業界にしぼり、大学卒業後は証券会社に入社しました。
希望した業界で、さっそうと働きはじめたんですが、ルーティンワークをこなすだけの毎日。「もっと自分にしかできないことをやってみたい」という想いが強くなっていきました。それで、自分の好きな洋服に関連する業界で、会社の売上に直接、かかわることができるアパレル会社へ転職しました。
そこで店舗スタッフとして働きはじめて半年くらいして、お客さまがついてきて、売上が伸びていきました。2年目には店長に昇格し、どのように予算を達成するかを考えたり、店づくりを工夫してみたり、接客や業務についてスタッフ教育をしたり。仕事としてはかなり充実していました。
ただ、休みが月に7日くらいしかとれない。しかも、休みの日にも仕事を家に持ち帰っているような状態でした。ちょうど20代後半になって結婚を考えるようになったころから、「この仕事と家庭を両立するのは難しい」と感じるようになりました。それに、体力的にも難しいなと感じていました。力仕事もありましたから。今思うと若かったからできた仕事だな、と。
それで転職先を探すことに。お店をマネジメントするために、エクセルやワードを使って資料をつくり、分析していた経験を活かせないか、と考えるようになりました。そうした仕事のある会社を探した結果、あるIT企業を見つけ、採用されたのです。
■━■━■━■━■━■━■━■━■
【CHECK!】採用情報はこちら
https://hikoma.jp/asl/job_offers
■━■━■━■━■━■━■━■━■
その会社では、まずエクセルやワードを使ったサポート業務に携わりました。2年ほど後、営業職に就いてエンジニアをお客さまに紹介する仕事を担当するようになりました。エンジニアと営業の両方のことがわかり、とてもいい経験をしました。
サポート業務を担当していたときに、人手が足りない際はプロジェクトの手伝いをする中でエンジニアの仕事に興味をもつようになっていました。そして、営業としてたくさんのエンジニアをお客さまに紹介していく中で、「自分自身もエンジニアとして活躍したい」という想いが強くなっていったんです。
それで、会社にお願いして営業からエンジニアへ異動させてもらい、サーバエンジニアとしてスタートしたんです。1年半ほど、ひとりで客先に常駐してプロジェクトに携わっていました。業務はやりがいを感じられるものでしたが、ひとりで常駐しているのはつらかったですね。ほかの会社のメンバーばかりで構成されるプロジェクトのなかでは、わからないことがあっても、なかなか聞きづらい雰囲気があります。複数のメンバーがいる会社は、その会社のチームのなかで先輩が後輩に仕事を教えていくカタチになっていました。正直、うらやましかったですね。「チームで参加できる会社で仕事をしたい」という想いが強くなったんです。それで、転職先を探しはじめました。
そこで出会ったのがエーエスエル。採用面接時にはっきりと「チームで入りたい」と伝えました。わがままかもしれませんが、エーエスエルはその希望を受け入れてくれました。今の現場は、私のスキルからするとちょっと高いレベル。わからないことが多くあるので、先輩に聞きやすいというのがいいですね。
入社してみて、「エーエスエルはエンジニアのことを理解してくれている」と感じます。2ヶ月に1回、営業担当者が客先に来てくれさるので、ランチをしながらいろんな話ができます。チャットでのやり取りも。悩みがあっても聞いてもらえるので、常駐先での悩みやストレスをため込むことがありません。
また、スキルアップの支援制度があります。エンジニアとしての資格取得のためのテキストや試験の費用が会社負担です。取得したときには奨励金もあります。私は今、サーバ系の資格を取ろうとしているところで、テキストを購入して勉強をはじめています。現場の仕事と勉強を両立させるのは大変な面もありますが、がんばりたい。
これからの目標は、圧倒的に足りない知識量を増やしていくこと。現場で得た知識や経験をきちんと自分のなかで咀嚼し、自分のものにしていくことです。「なぜここでいきづまってしまったのか?」「なぜ自分で考えず、先輩に聞いたんだろう?」。こうしたことはきちんと自分のアタマで整理しておかないと、意外と忘れてしまったりするもの。そうならないように自分の中でフィードバックをして、一つひとつを積み重ねて、一人前になっていきたいですね。これから2年くらいでひとり立ちできるようになりたいと思っています。
エーエスエルにはしっかりとした福利厚生やフォロー体制など、働きやすい環境が整っています。経験が浅くても「PMになりたい!」「最先端技術に挑戦したい!」という気持ちを持っている方であれば、一緒に楽しく仕事ができるはずです。
たくさんの方のエントリーをお待ちしております!
求人情報一覧▷▷ https://hikoma.jp/asl/job_offers
募集要項をご確認の上、ご応募ください。