社長、今日も語ります
トーコの取材ノート

本当にシステム化をしないといけないのか?

〜番外編|トーコ、社長に聞いてみた〜
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こんにちは。今日も元気なトーコです☆彡・
今年も残すところ40日ですΣ(゚ロ゚;)
時の流れはとても早いですね....どうしましょう.......


✦ Column written by Re/CTO✦ 2025/11/21

番外編✧トーコ、社長に聞いてみたシリーズ①

今日はちょっと真面目なテーマを...
先日、社長(以下 本田)と話していたときに、こんな質問をされました。


◤2024年の過去1年間でどれだけ日本の人口が減ったか知ってる?◢


唐突に質問がきて、私はピンときませんでした。ニュースでは「少子化」「人手不足」ってよく聞くけど、どこか遠い話のようで.....
みなさんはどれくらい減ったかわかりますか?

正解は.....

約90万人。あまりピンとこないですよね。
県で例えると、和歌山県(約87万人)や秋田県(約89万人)が“1年で丸ごと減ってる”ってこと。

……想像して、少しゾッとしました。「ひと県分の人が1年で丸ごとなくなる」それが今の日本の現実。
そう思うと、世の中で叫ばれている人手不足も理解できる。
人が足りないなら、システム化をしないといけない。でもふと思ったんです。

確かに人は減ってる。でも実際、採用の応募はそれなりにあるし“ 全然人が来ない ”って感覚現場ではない。って


「人手不足=システム化」って本当に正しいのか?


その思いが頭を巡り、本田に問いかけました。すると本田が笑いながら言いました。

そう、それがいい視点やね。“人手不足だからシステム化 ”っていうのは、みんなが考えがちな流れやけどそれだけが正解とは限らないと僕は思う。

なら本田の見解はどうなのか?を聞いてみました。

☆★☆☆★☆☆★
技術より、まず会社を理解してくれた
過去のコラム
社長ブログ
AI・IoT事業部
☆★☆☆★☆☆★

人手不足を解決する方法は、2つしかない

僕が考える人手不足の方法は2つある。

A:システム化で“ 同じ人数でも、少ない人数でも ”結果を引き寄せることができる。
  ▶︎時間生産性を上げる方法

B:ブランディングで “ 選ばれる会社 ”になり人を集める
  ▶︎人を減らない・減ってもすぐに集まる方法


◤この2択なら、トーコどちらを選ぶ?◢


・・・・・・・・・・(悩む....)⚆ ⚆
ー すぐにできるのがA。時間をかけて構築していくのがB。なので、その時に企業の状況によるのでは....?


すると本田が言いました。

ー 答えはAだよ

なぜAのシステム化なのか?

理由はコントロール可能性と再現性の差だといいます。

Aは“ 自分たちのやり方 ”を変える勝負で、設計と運用の精度で結果を引き寄せらることができる。
Bは“ 相手の気持ち ”を変える勝負で成果が読みにくい。

Bのブランディングはもちろん大事。でも、成果が出るまでに時間とコストがかかります。しかも“ 人の感情 ”を相手にするから、思い通りにいかないことも多い。

一方、Aのシステム化は内部の努力で再現可能。課題を整理し、正しく設計すれば、必ず効果が出る。つまりリスクがBに比べて低い。コスト面の負担はあっても、「成果が出ない」というリスクが少ない。


― お金以外のリスクは、設計で大部分がなくなる。


経営視点からすると、成功確率の高い方にBETすること。
限られた時間と体力をどこに投じるか?
どちらをやってもいいけど、勝ち筋の読みやすいA(システム化)を進めるのが経営者としての判断だと本田が言いました。


仕様設計が“ 成功と失敗の明暗 ”を分ける。
本田が強調して繰り返し言っていたのは、システム化そのものより仕様の設計でした。

ー 仕様を丁寧に作れば、システム化は必ず成功する。丸投げで失敗するのは、システムのせいじゃない。現場の“ こうだったら助かる ”を、ちゃんと拾えるかどうかが仕様の勝負やねん

この“ 拾う ”というプロセスこそが、仕様設計の本質。設計書に書く機能や画面遷移の話ではなく
「どんなときに困っていて」
「どうなったら安心できるか」
その想いを、言葉に変えていく作業が仕様を作る上で一番大切なこと。


だから、Re/CTO(レンタルCTO)が一緒にやるのは「プログラム設計」ではなく、“人の気持ちを翻訳する設計”
経営者の「こうしたい」と、現場の「こうしてほしい」の間にある小さな溝を、丁寧に橋渡しする役割なんです。


◤“地図”を一緒に描くのがレンタルCTO◢


レンタルCTOは、地図を書く手伝いをするためにあるんだよ。と本田がいいました。
本田が言う地図とは、社長が描く会社の未来の地図のこと。

地図がないままシステムを入れても絶対に動かない。
どんなに優れたツールでも、目的地が分からなければ進めません。

ー 人がシステムに合わせるんじゃなくて、システムが人に寄り添うように作らないと意味がない

私もこの言葉を聞いて、ハッとしました。“効率化”って冷たく聞こえるけど、その裏には「従業員をどう支えるか」と言う熱い想いがある。

今後もそんな開発をしていきたい。そして、その最初の一歩を支える存在でありたい。
それが、レンタルCTOの想いだと感じました。


❁相談したい方はお気軽にLINEからどうぞ❁

❁今日のまとめ❁



経営者の想いの言語化の手助けを....


それがレンタルCTOの本質です。本来はレンタルCTOを使わなくても、自社でできるようになってほしい。そうあるべきだと本田は言っていました。
企業の未来を見据えながら、現場の声を丁寧に拾って形にしていく――
そんな開発でこれからも多くの企業様を支えられればと思っています。

トーコは実際には開発をしないですが、いろんな社長へ話を聞いたりインタビューをできる機会をこれからも増やしていけたらと思います。
お話を伺えた社長さんからはいつも笑顔のパワーをもらってます✿




/// 同じように悩む方の少しでも何かのヒントになれば.... ///
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