こんにちは。バックオフィスで働くトーコです❁
少しずつIT用語には慣れたものの、知らない単語を聞くと未だにビクッとしてしてしまいます(笑)
正直システムは「むずかしそう…」と感じてしまう場面も多いですが、これからも私の身の丈でお届けできたらと思ってます✐
✦ Column written by Re/CTO✦ 2025/12/19
開発が始まる前、ベンダー企業からは「御社側にも責任者を1人立ててください」と依頼がありました。
しかしクライアント社長は、ITに詳しくない自分が口を出すことで迷惑をかけてはいけないと考え、結果的に" ほぼすべてをベンダー企業にお任せ "する形でプロジェクトがスタートしました。
このままではいけないと思ったクライアント社長は、情報収集のために展示会へ足を運びました。
ー もっとちゃんと話を聞いてくれる会社はないか?
ー 現場のことを分かったうえで提案してくれるところはないか?
と探して歩いていたところ、ちょっと異色な雰囲気を放つブースを見つけました。それが、弊社株式会社システムデバイステクノロジー(以下 SDT)でした。
最初は正直「なんか他と雰囲気ちがうな…」と半分警戒しながら話を聞いていたそうですが(笑)
社長(以下 本田)の話を聞くうちに、「ここなら前と同じ失敗はしないかもしれない」と少し光が見えたそうです。
そこで、後日あらためて打ち合わせを行い
最初の打ち合わせで、クライアント社長はこう話されたそうです。
ーー もうITは分からないので、本田さんに全部任せたいんです!!
これって、すごく自然な気持ちだと思います。私でもたぶん同じこと言います…(小声)
でも本田はその場できっぱり断ったそうです。
ーー そのやり方だと、前と同じ失敗になります。 “本気で関わるチーム” を社内で作ってほしいんです。
本田がお願いしたのは、シンプルですがとても大事なチーム作り。
☞1人目:最終判断ができるトップとしての社長
☞2人目:現場を一番よく知っているベテラン社員
☞3人目:現場全体を見ている統括(部長・課長クラス)
ーー この3人が本気で関わってくれないなら、システムだけ変えてもきっと会社は変わらないです
クライアント社長は少し考えたあと
ーー よし。それならやってみよう
と腹をくくり、社内でメンバーを選び“ 3人のコアチーム ”を結成しました。
本田の役割はあくまでサポート役。現場のことは現場が決める。システム会社はそれを形にする側。
ここが、前回の「丸投げ」と大きく違ったポイントです。
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今回のプロジェクトでは、大掛かりな修正の提案はしませんでした。
「最小限の変更で、最大限のパワーが出るようにしよう」と言う本田の想いから、この方針をとったとのことです。
◆―――――――
・画面の流れを、現場の実際の動きに合わせて整理し直す
・入力の順番や項目を“ 現場の頭の中と同じ順番 ”に揃える
・余計な入力を減らし、現場が“つい使いたくなる”状態に近づける
―――――――◆
これらを3人のコアチームと何度も話し合いながら進めていきました。
本田は振り返って
ーー 今回は、自分は口は出したけど手は出してないんよ。3人が本気で考えてくれたから、変えることができたんだよ
少し誇らしげに笑っていました。
(みなさんお気づきかもしれませんが、彼ちょいちょ名セリフ残すんです...(゚Д゚)ノノ)
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