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トーコの取材ノート

IT企業がアナログな展示会に出続ける理由

〜番外編|トーコ、社長に聞いてみたシリーズ〜
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あけましておめでとうございます
年明け早々風邪をひいたトーコですΣ(゚ロ゚;)
なかなかの2026年スタートです(笑)

✦ Column written by Re/CTO✦ 2026/01/04

番外編✧トーコ、社長に聞いてみたシリーズ②

◤なんで、そんなに展示会に出るんですか?◢


最近、うちの会社はあちこちの展示会に出ています。
大阪、神戸、福井など、大阪以外にも行っています....
トーコは、正直ずっと思っていました。『こんなに展示会出て、意味あるのかな…?』

そこである日、思い切って社長(以下 本田)に聞いてみたんです。

ーー 本田さん!どうしてそんなに展示会に出るんですか?電話営業とか、Web広告じゃダメなんですか?

返ってきた答えが、想像以上に“ 熱い話 ”だったので、今日はそれをそのままコラムにしてみることにしました٩(ˊωˋ*)و✧

「中庸(ちゅうよう)」って、なんですか?

このテーマのきっかけは、本田の知人からのひと言だったそうです。

ーー 本田さんの考え方って、すごく“中庸”ですよね。

本田自身、そのときまで「中庸」という言葉は知らなかったそうですが、話を聞いているうちに「…あ、これって普段 自分が無意識にやってる考え方かも」と気づいたそうです。

そこで本田がしっくりきたのが、こんなイメージでした。


◤どちらか一方を正解にせず、両方を見たうえで“ちょうどいい真ん中”を探す考え方 ◢


例えば「デジタルかアナログか」「攻めか守りか」みたいに、どちらか片方だけを正解にするんじゃなくて、

◆――――
どちらか一方に寄りすぎると、その反対側にも同じくらいの「ゆがみ」や「反動」が必ず生まれる
――――◆

この歪みは、たいてい一番守りたいはずの“ 現場 ”に出てしまうことが多い。
だからこそ“ 両側に目を向ける感覚 ”を、本田はすごく大事にしているそうです。

☆★☆☆★☆☆★
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☆★☆☆★☆☆★

デジタルが広がるほど、アナログの“重み”が増していく

“とある印刷会社”さんのエピソードを本田は話してくれました。

その会社さんは、いわゆるオンデマンドの印刷会社。
チラシやパンフレットなど、紙の印刷を本業にしつつ同時に──

・紙の書類をまるごとスキャンしてデータ化するサービス
・使い終わった紙を回収・リサイクルして、また自社の印刷に活かす仕組み

といった、「紙を減らす」「紙を循環させる」事業もしているそうです。一見すると

∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
「紙を増やす商売」と「紙を減らす仕事」って、矛盾してない?
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴

と思ってしまいます。でも本田は、

ーー 紙の便利さも環境負荷も、どっちもちゃんと考えたうえでバランスを取ろうとしてる。それって“ 中庸 ”の考え方そのものやな、って思ったんよね。

その考え方にすごく共感したそうでした。
紙(アナログ)を完全否定するわけでも、デジタルを盲信するわけでもない。
紙だからこその良さを残しながら、デジタル化が必要なところは進めていくこと。その結果として「紙を減らすサービス」がある。と聞いて、私も「ああ、確かに…!」と妙に納得してしまいました.....


話はそこから、今の時代のコミュニケーションの話に広がっていきました。

・会議も、商談も、オンラインでできる
・チャットやメールで、すぐに要件だけ伝えられる

便利になった一方で、1回1回のコミュニケーションの“重さ”はどんどん軽くなっているようにも感じます。
その例えとして、本田がこんなことを言っていました。

◆――――
Zoom会議1時間より直接会って1時間話した方が、情報量も、空気感も、残る感覚も全然違う
・YouTubeでライブ映像を見るのと、お金と時間をかけて現地のライブに行くのとでは、感動の深さがまったく違う
――――◆

ーー 僕は、デジタルが広がれば広がるほど “ わざわざ足を運ぶ ”アナログの価値は、逆に上がっていくと思ってる

私もそれを聞いて、自分の生活を振り返ってみました。

・メールで済むはずの話でも直接会って話すことで、相手の表情や温度感まで感じ取ることができる
・テキストでのやりとりより、1本の電話の方が、「ちゃんと向き合ってくれてる」と感じれる

デジタルとアナログ、その両方があって初めてバランスが取れる。
その視点が「中庸」の根っこにあるんだなと感じました。

❁相談したい方はお気軽にLINEからどうぞ❁

だからこそ、展示会という“アナログの場”に立つ

ここまで聞いたうえで、改めて「で、なんでうちは展示会なんですか?」と聞いたところ本田の答えは、ちょっと切実でした。

ーー テレアポも、メール営業も、DM も、SNS も、ぜんぶやってみた。営業代行さんにもお願いした。でもさ、レンタルCTOで本当に出会いたい人(会社)には、ほとんど届かんかったんよね。

レンタルCTOが出会いたいのは

◆――――
・ITリテラシーはそんなに高くない。でも今の事業に課題や閉塞感を抱えている
・「ちゃんと話を聞いてくれる相手」を探している
――――◆

そんな中小企業(経営者)の方たちです。そしてそういう方ほど、

◆――――
・横文字だらけの提案書
・「このツールを入れれば解決しますよ!」という営業
・今のやり方を頭ごなしに否定されるプレゼン
――――◆

に、疲れ切っていることが多いそうです。

ーー そういう人たちと、まず“デジタルのど真ん中”じゃなくて、ちょっとアナログ寄りの場所で出会いたいって思ってた。それが、うちにとっては展示会という場所だったんよね。

オンラインでは伝わりにくい、話し方や空気感、相手への敬意。
それを対面でちゃんと届けられる場所として、展示会を選んでいたのだと感じました。
(意外と深く考えて選んでいたことに驚きました....|ω·`)笑 )



◆ 「でっかいキラキラ展示会」には出ない理由

とはいえ、どんな展示会でもいいわけではありません。
本田には、最初から「出ないと決めている展示会」もあります。


☑︎1ブース100万円くらいかかる、キラッキラの大規模展示会には出ない


理由はシンプルです。

∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
・出展企業は大企業、資金力のある会社が多い分埋もれてしまう
・来場者も「とりあえず一周見て回ろう」くらいの温度で、じっくり話を聞いてもらいにくい
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴

ーー そういう場所だと、うちみたいな会社の声はキラキラしたブースの「ついで」に埋もれてしまう。本当に話したい相手とじっくり向き合えないから、あえて出ないと決めてるねん。

その代わりに本田が出たいと思っているのは、地域の産業展・勧業展の展示会だというのです。
そこでは...

∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
・中小企業の出展が多い
・ブースも手作り感があって、距離が近い
・来場者も、じっくり話を聞いてくれる人が多い
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴

という雰囲気があるため、本田が本当に会いたい人に会える可能性が高いと言っていました。

ーー デジタル全開のど真ん中じゃなくて、ちょっと“アナログ寄りの真ん中”みたいな場所。そこが、うちにとってちょうどいい中庸かなって思ってるからね。

まさに「中庸」の発想が、展示会選びにもそのまま反映されている気がしました。

そして、配るものにも “中庸”がにじんでいます。展示会でのこだわりは、場所選びだけではありません。
もうひとつ、本田がすごく大事にしているのが『とにかく、記憶に残るかどうか』です。

うちが今まで配ってきたものは、ちょっと変わっています....(笑)

☑︎スマホ対応の手袋
☑︎ちょっとマニアックなBluetoothグッズ
☑︎キラキラのオリジナルカード など…

他の会社があまり配らないもの」を、あえてアナログで手渡しすることにこだわってきました。

ーー 名刺や会社名は忘れられてもいい。『あのキラキラカードの会社』って覚えてもらえたら、それで十分やから。

と本田は笑っていましたが、そこにも中庸の考え方がにじんでいるように感じました。

◆――――
・デジタル広告やメールでは、どうしても薄くなってしまう“記憶
・アナログのモノだからこそ残る“手ざわり
――――◆

❁今日のまとめ❁



デジタルとアナログの、ちょうどいい真ん中を探す


本田の話を聞きながら私なりに今回のテーマをまとめると、こんな感じになります。

・デジタル広く・速く・安く」届けられる
・アナログ深く・重く・じっくり」届く

どちらか一方を否定するのではなく、両方の良さを知ったうえで、その会社に合う“真ん中”を探す
それが、本田の言う「中庸」であり、うちが展示会に出る理由なんだと思いました。
レンタルCTOやJ-allの展示会ブースでの出会いは、そんな“ ちょうどいい真ん中 ”を一緒に探す最初の一歩なのかもしれません✿
今年も1社でも多くの企業様のサポートができるように、展示会も含めてコラムもどんどん更新していきます(˘ᵕ˘ )♡

どんな展示会を選んで、ブースでは何を大事にしているのか?を次回のコラムでは配信をしたいと思っています〜


/// 同じように悩む方の少しでも何かのヒントになれば.... ///
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