株式会社システムデバイステクノロジー
代表取締役 本田 稔
エンジニア出身で2016年10月より株式会社システムデバイステクノロジーの代表取締役に就任。
たまにIoT/AIに関するセミナーを開催しています。
こんばんは。
一昨日は、オンラインプレゼンにおけるデメリットについて書きました。
そして昨日は、その対策方法について書きました。
本日は、オンラインプレゼンの方法に関する最終回として、じゃあ具体的にどう魅せるかという部分に関して書きたいと思います。
1.画面に映る背景からこだわる
人は目に見えるものから様々な情報を無意識に収集しています。
そのため、オンラインプレゼンではプレゼンターの背景に目を向け、そこからプレゼンターの人となりを判断することが多くあります。
例えば、自宅であれば整頓された部屋なのか、書斎なのか、会社であれば会議室なのか、自席なのか。
プレゼンする内容にあわせて、背景をコントロールするくらいの気持ちで挑みましょう。
ちなみに、私であれば、若い方とビジネスのお話をするときは、自席で話すようにしています。
理由としては自席の後ろの壁に西日本ベンチャー100のポスターを貼ってたり、フレームワークをしている書類を貼ってたりしており、いかにもそれっぽい雰囲気を出せるからです。
また、オンラインで相談を受ける時などは、会議室を使って、背景を個室感があるようにしています。
このように背景にこだわるところからプレゼンはスタートしていると私は考えています。
2.発表資料はPDFにする
オフラインでプレゼンテーションをするときは、パワーポイントやKeynoteなどを使って説明すると思いますが、オンラインプレゼンの場合はPDFがおすすめです。
理由としては、アニメーションを活用しない方が良いからです。
オンラインという性質上、きめ細やかな動作、色合いは伝わりにくいです。
そのため、アニメーション機能を使って説明しても、相手のネットワーク環境がその瞬間だけ悪ければ、全く意味がない。むしろイライラさせてしまう可能性があります。
ですので、プレゼンをする場合は、PDFに変換し、もし動きのある資料にしたくても2ページに分けてあたかも動いたように演出するしかありません。
3.話す速度はいつものプレゼンより30%程度遅くする
これもネットワークの関係上、早口が聞き取りにくいことがよくあります。
そのため、プレゼンをする場合は、いつもより気持ち3割ダウンの速度で話すと効果的です。
4.表現したいときはオーバーリアクション
この内容は昨日の対策にも記載していますので、その理由を言う必要はないですよね。
というわけで、オンラインでプレゼンをする時はオフラインとはまた違った注意点が必要となりますので、みなさんも色々考えて試してみてくださいね。
ではこの辺で。
おわり
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